2023年3月19日(日)午後6時32分 横浜市港北区・東急日吉駅

5.武蔵小山18:17発→二俣川18:54着 急行/湘南台行き 東急5389
 日吉からはいよいよ、今回新規で開通した新横浜線だ。もっともこの路線は全て地下を進むため、景色などは時間帯にあまり関係しない。急行はここから各駅停車となる。


 新横浜からは相鉄の路線となり、この急行は正式に各駅停車となった。地下にある2面3線式のホームは、両側にホームを有する中線が折り返し用となる。


 JRからのルートが合流する羽沢横浜国大は、単純な相対式ホームとなる。ここまではJRルートで先行して到達しており、ここから西谷まではJRルートと共に先行で開通した区間だ。

 西谷で地上に出て、相鉄の本線と合流する。


 二俣川から乗り換えて、海老名へ向かうこととした。西谷もそうだが、分岐する駅らしく2面4線式のホームを有する。乗り換える快速に、他社から直通する系統はなかったはずだ。



6.二俣川18:58発→海老名19:19着 快速/海老名行き 相鉄20306
 来たのは相鉄自慢の新車で、外装からして高級感漂う10両編成。座れないほどに混雑しており、とりあえずは車内の雰囲気から堪能していこうか。


 時間帯等によって色味を調整できるLED照明を搭載し、暖色系となった車内は落ち着いた雰囲気にさせてくれる。先程まで乗車した都営や東急の車内と比べ、天井がやけに高い。


 優先席はひじ掛け付きとなっており、座れるようなので座れば座面がかなり高い。この設計は明らかに長時間乗車を想定せず、短時間の着席に特化したためだろう。


 特急の停車する大和からは通常の座席に座ろうか。白銀のロングシートは思いのほか座面など柔らかく、なかなか好みのタイプだと思う。


 三田線の水道橋から3社を合わせて3本乗り継ぎ、91分で海老名に到着した。ロングシート仕切りのガラス面は大きく取られ、ちょっとした簡易個室のような雰囲気にもなる。


 ホームはシンプルに1面2線の島式となっており、どうも工事中らしくホームドアも設けられていなかった。隣はJRの車両がJRルートで新宿に直通すべく、発車を待っている。



(S)都営・東急・相鉄運賃:水道橋→海老名 1024円
 2023年3月19日時点では改札が1か所であり、頭端式ホームそのものである。こちらも工事が進められるため、なんとなくゴチャついていた。


 改札を出ると黒色やレンガ調の壁面など、オシャレな雰囲気を見せている。ここまで乗車した相鉄の新車が『ヨコハマネイビーブルー』なるメタリック濃い青色であり、高貴なデザインにしていることだろうかと。


 さあ、海老名からどうするか。相鉄で戻ってもいいだろうが、小田急もあるしJR相模線もある。それこそここで夕食会としてもいい。


 夕食は後に回し、JR相模線で茅ヶ崎を経ていくこととした。JRの駅は相鉄や小田急と離れており、真新しい通路を経てこじんまりした橋上駅舎となる。


 相模線のマイナーぶりは単線であることからもわかるだろうかと。こちらのホームもシンプルに1面2線の島式となっており、そもそも4両編成しか入ってこないことから短めにまとまっている。本数が多くないことで時間まで余ってしまった。

(つづく)