鉄旅リターンズプラスも続けます。
管理者代理「皆さんこんにちは。先日までこちらで近鉄…、今は四日市あすなろう鉄道になりますか。線路幅が762mmという特殊狭軌線になりまして、今回はもう一方のほう。三岐鉄道北勢線をというお話です。」
通年乗車可能な"特殊狭軌線"は、取り上げた三重県内の2(+1)路線のみとなる。他に黒部峡谷鉄道も線路幅が762mmとなるものの、そちらは例年12月から翌年4月中旬頃まで休業。
また今回は『原付コラボスペシャル』と題して、2016年からの"新シリーズ"を併せてみた。それではスタート!
2016年9月17日(土)午後0時39分 愛知県愛西市
今回は通算走行距離表記5757kmからスタート。ガソリン残量的には30kmが限界なので、まずは走行距離が気にならない程度に給油しておきたい。
(S)EMGマーケティング・愛西北一色SS(エッソエクスプレス/愛知県愛西市) 110円×3.55L
JR東日本のICカードに1000円入れ、首都圏での鉄道がIC利用の場合1円単位となっていることから現物購入でもそちらを利用。そうしたにも拘らず実際は390円で、変なジンクスだとか考えたり考えなかったり。
なお『エッソエクスプレス』は業界再編により、現在は『エネオスエネジェット』へ統一されている。ともあれ、これで1日100km程度までの走行が可能となった。今回はまず、寄りたい場所があるのでそちらから。
ファミリーマートに吸収され、消滅したはずのココストア。ところが一部店舗は(隣接などの都合もあるのだろうが)ファミリーマートに転換されず、6月にミツウロコグループへと譲渡。転換されなかった店舗について、この9月から『タックメイト』として(九州はRICマート)新たなスタートを切った。
この桑名木曽三川公園店も転換されず、結果として"存続"したといえる。2017年以降は『ミツウロコグローサリー』へと改装され、2021年からはさらに『ヤマザキショップMG』なった。
桑名木曽三川公園店のイートインコーナーは店舗部分と直接行き来できず、利用客が少ないのか手入れが行き届いていないようにも感じられる。エアコンもほぼ効いておらず、蒸し暑い室内。構造をどうにかできれば、もっと活用されたであろうにもったいない。なお先述の改装工事で店内と全てつながった。
今回購入したのはこの4品。レシートにはココストアのロゴが残り、9月いっぱいはシステム上の都合があることを示している。
イートインコーナーで食べようとするも、暑すぎるようなので外に移動。レンジで温めてしまっており、この先座って食べられる箇所も思い浮かばない。そこで原付に乗るなり、動かさずに…。
(現)てりタルバーグピザ(タックメイト) 213円
まずはお初モノから。まさしく、てりやきハンバーグにタルタルソースのピザ。コーンと共に、非常にお似合いの組み合わせ。値段に恥じないボリュームを感じられる1品。
(現)ごまチーズチキンカツサンドおにぎり(タックメイト) 250円
まさにそのまま。購入時に温めてもらったので、チーズが溶けてチキンカツと一体となった"おにぎらず"。ごまはどこにあるのかといえば、衣にまぶされてたりとか。
(現)丸ごと大きなハンバーグ(タックメイト) 203円
こちらはリピートもの。偽りなく大きいハンバーグはあっさりした味わいで、包んだパンにケチャップがかけられている程度にしか味付けがなされない。これはこの程度が正しい。
(現)唐揚げツナマヨネーズばくだん(タックメイト) 220円
そして店内調理品の象徴を忘れてはいけない。幾度となく食べた唐揚げとツナマヨ、塩ご飯に海苔が直巻き。味はともかく、ここまで割と強打者志向の3品の後だから結構きつかった…。
やはり立ち食いとなってしまってはいけなかっただろう。さあ、腹が埋まったので次の目的地に急ごうか。
国道258号 柚井(桑名市)→安永(桑名市)
ここから片側2車線となり、桑名市街に向けての12kmほどはさらに走りやすい。小刻みなアップダウンの中、桑名東インターから先は上りが続く。イオンモール桑名付近は立体交差が続き、信号もなく高規格道路の様相。この間、国道421号との重複箇所がある。
国道1号との交差箇所は、国道258号の本線が高架橋となっている構造。今回は国道1号を経て桑名駅へ向かうので、側道に入る。
(現)桑名駅北自転車駐車場 原付一時利用150円
まずは入口で一時利用券を購入し、シール状のそれを後部に貼り付ける。3階建ての駐輪場は、1階の大部分のみが原付用に充てられている。そこへの移動はエンジンを止めておこう。定期利用とはスペースが分けられている。
と言うことで今回は…?
もも「本当、アンタってそういうとこ…。」
めぐ「はい、悪うございました。」
もも「別にさ、こっちはこっちで呼ばれたって別にいいの。アンタの計画性?」
めぐ「今日は時間考えてないけど…。」
今回の目的はJRではなく、近鉄でもなければ養老鉄道でもない。だからといって、ここから三重交通のバスに乗るわけでもない。
もも「もう、なんとなくわかっちゃってんのよ。」
さく「北勢線はもう先乗っちゃったけど。」
なぎ「お前、それ言うな。」
これから乗るのは三岐鉄道北勢線。JRなどの桑名駅とは改札口が離れた位置にあるうえ、駅自体も独立した位置にあるため『西桑名』と付けられている。実際はさほど離れているわけでもないので、同一駅で問題ないものと考えよう。
(現)三岐鉄道1日乗り放題パス 1100円
券売機では購入できず、窓口で購入することになるこの切符。それもそのはず、自動改札機に対応していないタイプなのだ。1100円という価格は、北勢線と三岐線のどちらかを全線単純往復するより少々高い程度。この切符により、かなりお値打ちに両方を乗ることができる。但し両路線は直に接しておらず、その間の連絡費用は別に用意しなければならない。
このため全駅で自動改札が導入される北勢線では、無人駅において自動精算機備え付けのインターホン取り付けカメラで読み取ることとなる。名鉄の駅集中管理システムと同じシステムであるが、名鉄では利用可能なフリー切符類が自動改札機対応のものとなっている。発車案内は行先が限られることから、行灯式と呼ばれる古典的でシンプルなもの。
もも「…わかったから、もうちょっと落ち着けない?」
(つづく)