(2-2)改めて、2022年末現在のJR東海一般車両動向

 大まかな内容を書こうと思ったが、すでに記載していた。このため2022年末現在のJR東海在来線、315系と211系の車両数を記しておく。

315系:0番台8両編成×8本
315系:3000番台4両編成×2本

211系:5000番台4両編成×20本(全編成健在)
211系:5000番台神領区3両編成×12本
211系:5000番台静岡区3両LL編成×16本
211系:5000番台静岡区3両SS編成×11本(全編成健在)

 なお211系は神領区と静岡区で、3両編成を入れ替えることも考慮した。315系へ比較的早々と置き換えられそうな神領区には、検査期限の近い編成を置くということ。代わりとして検査期限に余裕のある編成を、当面使用されそうな静岡区ということだ。

 

 

 

(つづく)

(3)JR四国の車両形式(電車)を、改めて国鉄準拠にすると?

 JR四国では発足当初から国鉄に準拠しない4桁の車両番号を、新規製造車両に割り当てている。この話は前にしたっけ、しなかったっけ…?


 そこで今回は電車について、JR他5社と同様の国鉄準拠形式に充ててみたい。なお保有する全電車が直流専用となるため、交直流と交流専用は除外。直流専用も関係しない分は除外した。


 7000系は125系(クモハ125,クハ124)となるだろう。後にJR西日本で登場した『125系』は129系(クモハ129)となり、JR東日本の『E129系』より先の登場となる。JR東日本では"E"を付けることで重複を回避するようなので、そのままとした。

 7200系については改造前の121系(クモハ121,クハ120)を踏襲し、1000番台とでもしておこうか。

 6000系はちょうど"219系"という形式が空位となっており、そのまま219系(クモハ219,サハ219,クハ218)に収まる。

 5000系はJR西日本の223系5000番台と共通設計であるため、そのまま223系で間違いなさそう。サハ223-5000,クモハ223-5100と…、指定席はクロハ222なのか。

 8000系は振り子式であり、同じく振り子式として登場したJR東海の383系より先となる。よって四国の車両が383系を先に名乗り、JR東海の車両は385系を名乗ることとなるのだろうか。あるいは383系の派生番台か。

 8600系は空気ばね式の車体傾斜装置を搭載する。2022年末現在JR東海では383系以降の該当系列がなく、そのまま387系に収まるか。

 気動車については別件も絡んでくるため、今回はここまで。

(おわり)

(4)2023年は節目の1年を迎える

 豊橋発着の急行は(快速急行となった時期を挟み)長年"別格"扱いされ、最高110km/h以上を求められることもあり7000系や5700系などの急行用クロスシート車両。あるいはオールロングシートの通勤車両でも、最高120km/h対応の3000系列が使用される。

 そんな名古屋本線の急行は6両運転が多く、かつては8両運転も珍しくなかった。昨今では平日朝ぐらいしか8両運転がなされないようであり、4両運転すら見かけるようになっている。名鉄名古屋の"先端部"はすっかり持て余し気味だ。


 ということで"旅行者デビュー"から、20周年を迎える。20年前は写真など残しておらず、可能ならば当時の雰囲気を再現してみたかったのだ。もっとも当時と大きく変わった箇所も多く、完全な再現には至らないだろうが。

(おわり)