めぐ「2022年の旅はもう1本残っていました。今回のもやはり11月に患ったアレが影響してまして、結果年末年始はハードなスケジュールです…。しかも今回、かなり詰め込んでます。では始めましょうか。」
2022年12月28日(水)午前10時37分 名古屋市中村区・名古屋駅広小路口
名古屋に雪が降り、敦賀に雪のなかったクリスマス・イヴから中3日。名鉄の中央出口から近いという理由で、今回も広小路口からのスタート。さすがに名古屋はもう雪が残っていない。
(現)JR乗車券+JR新幹線自由席特急券:名古屋→岡山 合計10550円
今回はここから岡山を経て、広島市内へ向かいたい。東海道新幹線から山陽新幹線へ直通する『のぞみ』は、臨時便を含めて普通車指定席は全滅。今回はいくつか目的もあるので、岡山までの乗車券と自由席を購入しよう。それらは1枚になって出てきた。
さらに昼食時間が確保できなくなりそうだからと、名古屋駅のコンビニ売店で3品程仕入れておく。飲料については持参した麦茶が何本かあるので、そちらでしばらく持たせようか。(当該3品については2022年末に別箇取り上げたので、詳細を割愛する。)
時間的余裕はないので、急ぎ目に新幹線ホームへ。仕事納めはいつだろうかと考えつつ、もう終えて"大移動"を始めてしまう人々も多いのだろう。最悪京都までのぞみ307号で先行し、山陽新幹線へ直通する便を待ち構えようとも…。
臨時のぞみ137号として入ってきたのは、JR東海の"ラージA"。車両番号末尾が偶数だったことから、大阪の所属である。自由席は…、余裕あり!?
3.名古屋10:58発→岡山12:35着 新幹線のぞみ137号/広島行き 787-1020
自由席のフタを開ければ、まさかまさかのなかなか余裕ある空席ぶり。やはり運行日が定まらず計画に躊躇する臨時便で、しかも山陽新幹線直通の中で博多へ直通しないためなのか。
ともあれ乗って座ったら、後はもう早い。岐阜羽島もあっという間に通過した。雪山は視界に入りつつ、さすがにクリスマス・イヴの雪は周囲に残っていない。道路も渋滞などはなさそうに見える。
クリスマス・イヴの日に雪がなく、本末転倒な景色と言えた米原を通過。新幹線の研究所を左に見つつ、ここから在来線はJR西日本の区間となる。
そういえば、新幹線沿線にあった"広告看板"を見ない。美観という意味合いならば、損なわるものだったためないほうがよかったのだろう。広告主が撤退した意味合いならば、景気がよろしくないのだろうか。
京都は2面4線のうち待避線へ入り、本線にいたのぞみ307号が発車していくタイミングであった。追いついて追い越さないのが何とも面白くある。
京都を出ると、左に五重塔が見えてくる。せっかく車窓から見えることだし、1度収めたとしても収めておく。
新大阪へは21番線に入り、ここで下車客も乗車客も多い。隣の20番線には鹿児島中央へ直通するさくら555号が発車を待っていた。山陽新幹線では『のぞみ』が臨時含めて最大毎時6本となり、着席可能数が低下する。
JR西日本の乗務員に交代して発車。左には在来線の車両基地が広がっており、どの車両をメインに据えるべきかは迷いがち。
東海道新幹線から新神戸への需要が多いのだろうか?そうならば、山陽新幹線へ直通する『のぞみ』に集中するのもわかる。もっとも前年11月に自ら、新神戸から品川まで『のぞみ』に乗車していたのだが。
そうこうするうち、西明石を通過していた。姫路にかけては山陽新幹線で唯一、トンネルのない区間となる。海も遠くなく眺められるのがいい…。
過去には2度ほどか青春18きっぷ旅行の際、姫路から岡山まで"別料金"を使って『ひかりレールスター』に乗って飛ばしたもの。今回乗車しているのぞみ137号は姫路を通過し、500系の中で目立つ『ハローキティこだま』を抜かす。
特に相生から岡山にかけ在来線は本数が少なく、シーズン中は混雑しやすいこともあって苦心する区間となる。とりあえずデジカメで収まるのは、だいたい備前市のあたりだろうか。
名古屋から乗ること97分。到着した大都会、岡山は大きく四国や山陰への分岐点となる。隣の線路には何も入っていなかった。
(つづく)