2023年1月1日(日)午前7時38分 愛知県あま市

 2023年元日。雲が多くも晴れ、いつもより静かな朝を迎えた。新しい年の始まりと共に、正月風景を少々見ていこうか。

 ということで、まずは近所の氏神様へ初参り。さらに郵便局の様子も見ていけば、すでに配達係は出発していたようだ。その様子はわざわざ毎年収めるまではないだろうと、写真にはしていない。



1.木田8:09発→神宮前8:43着 普通→準急/豊明行き 3410
 栄えある2023年、鉄道乗車部門の開幕投手は名鉄3300系後期型。名鉄で特急のほぼ乗り入れない路線だけあり、画としてはどうしても地味になってしまう。乗客もあまりおらず、非常にゆったりとした空気だ。


 須ヶ口では名古屋本線から急行が入り、そちらが先に発車する。同じく3300系後期型で乗客も少なかったが、面倒なので普通に乗り続けるとした。

 名古屋からは準急になるも、やはりあまり乗ってこない。名鉄百貨店やJR名古屋高島屋など。元日に休業する百貨店の様子も気になっている性分。何せ近年は元日休業に回帰傾向にあって…。


 ということで2023年最初の目的地は、新年らしく神宮前。しかしながら新年らしからぬ、熱田神宮と反対側にあたる東口。


 東口と西口を結ぶ歩道橋げ上がろう。かつては係員による手動式の踏切があったところを撤去し、この歩道橋が設けられたのだ。またこれによって、山手グリーンロードの車道は分断箇所となってしまった。


 歩道橋から名古屋の中心市街地方向など眺めてみる。名鉄は神宮前から金山までが、唯一の複々線区間(方向別)となる。JRも熱田が近く、貨物などの待避に備えてか側線が広がっていく。


 さて西口から、熱田神宮への参拝客はどうだろうか。見たところ人はそこそこ多くも、商店街を見る限り多すぎることはないように見える。鉄道利用が少なかったのは、周囲に駐車場が多くあったのもあるだろう。



(現)おしるこ(きよめ餅総本家) 400円[軽]
 駅前の『きよめ餅』が気になりつつ現金を持ち合わていなかったため、同じ店で販売されるおしるこを飲食部門の開幕投手に指名。持ち歩いて飲むモノならば、こしあんのほうが有利だろう。どこか焼いた餅らしい風味を感じれば、あられも入っていた。


 西口の駅ビルはすっかり解体され、敷地内を仮設通路として使用していた。すると機動隊らしき物々しい車が入ってきて、どこか雰囲気も物々しくなる。


 熱田神宮へそのまま入ることができそうな雰囲気なところ、混雑に備えて動線を変更。こちらからは進められないらしい。バス停も休止されていた。周辺には出店も並び、賑わいに貢献している。


 2023年1月現在駅ビルで残るのは、通路として必要な部分しかない。今後の工事動向を気にしつつ、参拝なしで後にしよう。どうも混雑するのはもう少し後、昼前後ぐらいだったらしい。もともと長距離移動という観点で、元日はあまり選ばれない傾向にあった。やはり元日はゆっくり過ごしたいのだ。


 木田に帰ってくれば、令和5年(2023年)元日に昭和59年(1984年)の道路標識が健在。表示がはっきり確認できるので機能しているのだろうが、いつまで交換されずに残るのかと。2023年開幕戦はひとまずここまで。

(おわり)