2019年1月1日(火)午後3時53分 愛知県碧南市・明石公園

 トイレ休憩から2.1km、明石公園の駐車場へ入ってみる。ここは大昔に訪れたことがあり、曲がりなりにも"平成最後"という名目で立ち寄ってみた次第。
ひろ「また…、本当にそれでいいのか?」
めぐ「せっかくならちょっと…、ね。」


 公園は『スカイブリッジ』で、国道247号を渡った先にある。このタイミングで…?
めぐ「あ、1%なっちゃってる!」
ひろ「何が?動かなくなったモンあるのか?」

 昨年から悩まされた、突然携帯電池残量が1%になる現象。これではカメラ機能どころか、外部との通信手段が断たれてしまう。
ひろ「それ…、いつから使ってんのさ?」
めぐ「2014年だから…、今年で6年目?」


 とりあえずショルダーポーチに、新しいデジカメが入っていてよかった。1日は"公園"として入れるようだが、さすがに"遊園地"としては遊具が動いていない。そこは、公共施設らしい点。
ひろ「デジカメは日米野球からだよな?」
めぐ「何か使えるかなって、よかった。」


 そして橋の下を通る国道247号。片側2車線の用地を片側だけ用い、中央分離帯を所々設けた暫定対面通行としている。この高規格道路らしさも、そこそこに覚えている。
めぐ「昔…、この道で連れてってもらって。」
ひろ「大人になって自力で来れましたと。」

 あま市木田八劔社での初詣から70.2km、原付の通算距離表記は11586.8km。碧南市明石公園から再スタート!
めぐ「あ、4桁までしか入らないよ。」


国道247号 明石インター(碧南市)→衣浦大橋東(高浜市)
 今回は駐停車禁止の道から、再び走り始めたかった。片側1車線で古めかしいままながら造りもよく、スピードが出やすい道。幸い交通量が少ないので、さほど外的プレッシャーは多くない。
ひろ「ここで止まったらヤだよな。」
めぐ「嫌ってより、店見つけてもやってないもん。」
ひろ「そりゃ正月だからな、ラーメン屋がやってなけりゃバイクはもっとないだろ。」

 衣浦大橋の交差箇所にあたる高架道路(高浜高架橋)は開通していた。これは国道419号であり原付も通行可能らしいのだが、今回は側道へ…。
めぐ「あくまで国道の起点?を重視します。」
ひろ「とりあえず、文句は後にしような。」


国道419号 衣浦大橋東(高浜市)→松栄町(刈谷市)
 国道247号から引き続き、対面通行ながら高規格ぶりが伺える国道を走行。この道はいつ、どのような目的でこの道路規格としたのか気になるもの。
ひろ「なんか工場とかさっきなかったか?」
めぐ「そんな感じはしたけど…。」

 高架道路から降りると駐停車禁止が駐車禁止になり、中央分離帯が広く取られたような平面区間へ。そのまま片側2車線への工事箇所となり、程なく完成済み区間となった。沿線は郊外風景、工業倉庫風景と田園地帯。
めぐ「案外、今回楽かもね。」
ひろ「そのまま進めるわけないって、わかるよな?」
めぐ「わかるよ、先で左進むからね。」

 刈谷市に入って建物が多くなると、衣浦豊田道路への入口らしく立体交差区間となる。この本線は原付走行できないため、側道へ進まざるを得ない。


愛知県道48号 松栄町(刈谷市)→野田町(刈谷市)
 この区間、正式には国道指定されていない。もっとも衣浦豊田道路(有料区間:原付走行禁止)が開通するまでは、本線であったに違いないはず。道そのものは対面通行と歩道。
めぐ「…よくはわかんないんだけど。」
ひろ「わかんないまま進むなよ…。」


 明石公園から11.9km、右折箇所に国道表記がないので怪しみ停止。
ひろ「ほら…、言ったろ。」
めぐ「いや、ここだったんだって。」

 とりあえず調べようと試みるも、再起動した携帯はすぐに電池残量を失って調べられない。少し高い、県道の標識柱から判断するしかないだろうか?
めぐ「デジカメ持っててよかったよ。」
ひろ「まあ、写真ならいいけどな。」


旧国道419号 野田町(刈谷市)→宮腰(知立市)
 とりあえず対面通行の"国道"として走行を再開。すぐにJRの踏切を渡る。お世辞にも広いとはいえない道を進み、新幹線と国道23号を潜った先で突き当たって左折。やはりあったはずの国道表記が消されていた。
めぐ「…なんだろうね?」
ひろ「バカに聞くなってんだ。」

 名鉄の踏切を渡ってまた右折。狭苦しい対面通行のまま進むと、知立駅の大きな踏切へ。
めぐ「ここも国道だったんだっけ?」
ひろ「…調べろよ。」

 案内がないまま駅前を進み、県道51号の表記が新しいことをみて左折箇所と判断。そこから少しで国道155号にぶつかり、右折。その後は駒場町向金(豊田市)まで重複しているはずである。
ひろ「で、155から分かれて残ってると?」
めぐ「そうそう。」

 

 実際は野田町(刈谷市)の手前から旧道があったようで、現在は当該の旧道もろとも区画整理などによって消失している。この他国道23号への重複も一説にあるが、国道419号に直轄指定区間(重複先となる国道23号は直轄指定区間)はなかったはず。よって有料区間回避ルートの真相は不明なままだ。

 今回は側道に入って走行実績のある宮腰までとした。もともと国道155号として扱われた駒場町向金からの部分がバイパス移行により独立し、国道419号として過去に走行済み。ついでに知立神社も、まだまだ初詣で賑わっている。
ひろ「…本当に最初の木田だけでいいのか?」
めぐ「一応、時間とか余裕あったら国府宮あるかも。」

 これで旧道が"格下げ"されていなければ、西町4丁目(豊田市、国道153・155号)までつながったこととなる。豊田市から瑞浪市(国道363号)は2月に走行し、以上をもって完全制覇となった。

(つづく)