「例の患いは1週間で何とかなりました。結果的に秋の旅行モノは固まることなく、冬へ持ち越せばいいだけです。さて今回の"復帰戦"は、3色揃えて原付で考えてみました。」
2022年11月26日(土)午後1時49分 愛知県あま市
愛知県政150周年を記念し、愛知県上空を航空自衛隊のブルーインパルスが飛行。しかし肝心の天候は、晴れたといえど雲の多いもの。都合上あま市から見ることとなり、かろうじて姿が見えるか見えないかぐらい。
場所は変わって、津島市と愛西市との境。付近の愛知県道120号は狭い箇所となっていたところ、通り抜けられるように整備。その形も見えてきたが、開通のはまだ時間を要するのか。さらに全体的な線形からして、愛知(・岐阜)県道8号とも関連がありそうだ。
ということで、ひとまずは東海大橋の手前まで原付を走らせてきたということ。今回は"3色"取り揃えるべく、稲沢市祖父江のイチョウ(黄)。11月の下旬ともあり低地でも見頃らしく、養老公園へ紅葉(赤)を目指したい。もう1色は先述した、愛知県政150周年記念のブルーインパルス(青)である。
稲沢市祖父江町へは木曽川堤防へ沿って北上するとした。そして現れる、黄色く色づいたイチョウの葉。ついでに愛知県道512号は東海大橋を起点とするものの、堤防道路はその県道でなかったらしい。
祖父江町は銀杏農家が多いようで、イチョウの木が多数あり。それが秋の季節に色づけば、黄色が美しくなる。…そういったところか。
拾町野児童遊園には誰もおらず、敷地内から隣接地のイチョウを見ることができる。せっかくなので見ていこう。
公園内からであれば、銀杏農家の地主に迷惑をかけることもない。春のお花見ならぬ秋の…、なんというか。幸か不幸か人も少なかったこともあり、そういった楽しみ方も落ち着いてできるのではないだろうかと。
デジカメをズームアップさせ、道を挟んだ隣接地にあるイチョウを収めてみる。名古屋市からもそこまで遠くなく、比較的近隣の在住とあって"ホーム感"はあったもの。改めて簡潔ながら、季節を感じられる風景に出会えてよかったものだ。
ということで、次は養老公園の紅葉を目指そう。馬飼大橋(愛知・岐阜県道134号)で木曽川を渡って岐阜県へ入り、南濃大橋(岐阜県道1号)で長良川を渡る。このあたりは水田地帯と共に農道が多く通っており、基本的に線形がいいため飛ばしすぎないよう気を付けたい。
お千代保稲荷の近くに来たため、収めておこう。この週末も来訪客は多く、神社付近の道そのものも自転車を除いて車両は通行できない。今回は外からの写真だけで退散。
岐阜県道1号から同8号へ出られれば、後は養老公園まで一直線で結ばれる。そこへ至るまで、距離はいかほどになるのか。何せ国道258号と交差し、県道56号へ進んでからは山間の路線となりコンビニもほとんどない。
愛知県祖父江町の拾町野児童遊園からちょうど20.0km。国道258号へ一旦出て、道の駅『月見の里南濃』で休憩するとした。今回は"患い明けの復帰戦"だけありむやみなことをせず、トイレだけで退散…。
…しようと思えば、怪しいカバーのかかったモノがある。実はこの『月見の里南濃』も、駐車場が先月触れた『防災拠点自動車駐車場』に指定されているのだ。期せずしてフラグを回収するとは何とも言えず。
再スタート後は先述したように、国道258号から岐阜県道56号へ。岐阜(・三重)県道25号も気になる道だが、今回はそんな山道を経て三重県いなべ市へ抜ける余裕などない。起伏の目立つ岐阜県道56号と、森林浴らしい森林浴。
10kmほど進み、岐阜県道96号へ進めば上り一辺倒。登り切れば養老公園の入口となり、早速といわんばかりに赤く色づいた紅葉を見られた。
養老公園の駐車場は結局、有料なところあれば無料なところとわからない。原付など二輪車を置くところもわからず、どうすればいいのだろうかと…。
入口でも十分に色づいた木々が見られるので、軽くまとめたい今回はこれでいい。ただデジカメではどうも逆光なのか、シルエットのようになってしまう。これではせっかく美しい紅葉もうまく収まらない。
光の向きを変えようと"裏手"に回るが、やはり対象物となる木々が暗く映ってしまった。まあ来年以降機会があれば、公園の"奥地"。滝のほうへ散策するのもいいだろう。
(S)アメリカンコーヒーS(ミニストップ) 110円[軽]
海津市南濃町(国道258号)から養老公園まで、思いのほかコンビニがない。そのため今回は道中に唯一といっていいほどのコンビニで、小休憩としたい。秋から冬にかけ、日没後は冷えてくる。ホットコーヒーで温まろうか…。今回ガムシロップはいらんかったかも。
さて岐阜県道56号で養老公園から海津市へ下る途中、工事の進められる東海環状自動車道に触れておくとした。この付近は低地から山岳トンネルを貫くべく、高架橋が高い位置にかけられる。そのため橋脚が多く必要で、短くとも2024年までは続くらしい。この間、養老鉄道は踏切も鳴らなかった。
あとは岐阜県道56号から岐阜・愛知県道8号、愛知県道126号で帰るだけ。気にすべきは距離と、先ほどは入れなかったトイレだろう…。
養老公園ルートの途中にあるミニストップから21.0km。国道155号沿いのマクドナルドで、何とかトイレに入ることができた。距離的観点からすれば、原付にとって養老公園は近くも遠くもある。途中の休憩は往復で1回ずつ必要だろう。
そんなこんなで"患い明けからの復帰戦"は、昼食後のスタートで84.5kmを走行。元々大規模に展開させる気はなかったとはいえ、距離だけならそれなりに数を稼いでしまっている。
(おわり)
「愛知県上空を飛んだブルーインパルスはともかくとして…。稲沢市祖父江の銀杏と、岐阜県養老公園の紅葉。何とかまとまりました。」