2017年11月26日(日)午前6時35分 愛知県豊田市足助町
(現)JAあいちエネルギー・Jセルフ足助SS(JA-SS/愛知県豊田市) 138円×3.98L
ここまで持ったと考えつつ、朝6時から開いていたセルフスタンドへ。4台分と比較的小規模なセルフ式にて、まだ残量に余裕があったと考えてしまう。
ひろ「こんなとこで早くからやるよな…。」
隣接するコンビニも景観に配慮しており、通常と異なる三角屋根の外観。緑と青でお馴染み『ファミリーマート』の看板も、それぞれ通常より濃い色合いを見せている。
ひろ「ってか…、他のコンビニなくないか?」
めぐ「…そういえばないね。」
川の向こう側を見よう。山間の風景と、朝に流れる清らかな川音が心地いい。
同じく国道420号で香嵐渓へ。夜が明けて周囲の様子がよくわかる。今回は2015年に訪れて以降の"イベント"として、紅葉が見られればいいと思っていた。
ひろ「…前来たときって何時ぐらい?」
めぐ「夕方のライトアップ始まる前。」
駐車場が埋まり始める。二輪車はどこへ置けばいいのだろう?
ひろ「あんな夜中に来るほうがおかしいだろ。」
めぐ「あれは…、時間つぶしみたいなもんだし。」
(現)足助支所駐車場(三州足助公社) バイク500円
足助支所のところに置くことができた。シーズン最盛期とあってか普通自動車が1000円に設定されており、一応その半額ではある。
ひろ「…こういうとこはきっちりさせるよな。」
めぐ「え、他ないよ?」
ひろ「そうじゃなくって、低予算だから浮かせようって。」
駐車場からは橋の下を渡って向かうこととなる。この橋を下から見れば、なかなか歴史を感じさせる造りを見せている。完成はいつの話だろうか?
橋の下からもなかなかの景色を見せてくれる。今回は2015年に訪れて以降の"イベント"として、当時見ていないところを見ていきたい。
ひろ「あ、それでまっすぐ川沿いに進まなかったと。」
めぐ「そうそう…。」
橋からは川の流れと共に、紅葉の山を眺めていく。一昨年は日没後であったため、ライトアップがなされていた。今年は対照的に、朝の澄み渡る空気を味わう。
ひろ「で…。」
めぐ「昨日も今日も空いてないよ?」
ひろ「本当、そういうとこは強引だもんな…。」
入口で結構なモノが見られてしまう。しかしせっかくの香嵐渓、駐車料金も払っているので見ておきたい。
日曜日とはいえ、朝7時という時間に人が見られる。公共交通機関を利用する場合、この時間にたどり着くことは不可能だ。
ひろみ「…何してるんですか?」
じゅん「え、テレマーク姿勢じゃなかったっけ?」
ひろみ「そうじゃなくって…。」
めぐみ「あ…、せっかくだし呼んじゃった。」
トンネル状に赤々と色付いている木々。何せ、見頃を迎えている紅葉だ。夕方から夜9時まではライトアップされ、2年前はこの道をライトアップされた時間に通っている。
じゅん「そのヘルメットって…?」
ひろみ「…それ置いてくりゃよかったろ。」
じゅん「原付で…、いつ出たの?」
めぐみ「昨日、ナゴヤドームから回って…。」
じゅん「あら…、あ。え?」
東屋があるので、少々落ち着いて休もう。
めぐみ「ちょっと走ってきちゃいました。。」
じゅん「家1回帰ったとか、どっかホテルじゃなくって?」
ひろみ「夜通し走ろうったのはそっちだって。」
めぐみ「全部は無理だから…、スーパー銭湯?で、引っ張って走ろうかなって。」
じゅん「寒かったでしょ。」
めぐみ「…寒かった。」
川と組み合わせて、縦型で収めてみる。巴川は矢作川水系の流れを汲む川だという。
じゅん「ちょっと遅いぐらいで、ちょうどよくなったでしょ。」
めぐみ「そうそう。前もこれぐらいのとき来てて、いい感じで…。」
フルHD画質でも収めてみる。赤く染まった木々に青く流れる川、その中で緑がいいアクセントとなっている。何も言うことなく、自然の中で発せられる物音を味わいたい…。
この紅葉は昔、人の手で植えられたものらしい。それが長い時間を経て、毎年秋に美しい風景を見せてくれる。名所名跡は、長い時間をかけてつくられるモノなのだ。
開けた広場に出てきた。ここでは各種出店が並び、寒くなるこの季節らしく温かな料理を頂ける。ただ、朝7時に開いている店は多くない。
じゅん「それで朝って食べた?」
めぐみ「いや、まだ今から食べて…。」
ひろみ「昨日、金使ったから節約だっけな。」
持参したパンと、早朝のコンビニで購入したおにぎりを朝食としよう。
じゅん「…あれ、パンは入れなくていいの?」
めぐみ「パンは予算に入ってない。」
(現)具、たっぷり!牛カルビおにぎり(ファミリーマート) 138円
直巻タイプの中身が確かに、タレで焼かれた牛肉である。なかなかしっかりした味付けでよろしい。
ひろみ「どの目線で言ってるのさ?」
めぐみ「いや…、単純に好きな味だったし。」
じゅん「肉じゃないの?」
(現)炭焼きフランクフルト(ZiZi工房) 250円
それでもやはり、名物は欠かせないもの。列に並んだ後から頂くのは、焼きたての荒びきフランクフルトである。
じゅん「せっかく来たんだもんね。」
めぐみ「1本は食べとこうよ。」
ひろみ「低予算どうした?」
じゅん「そう言って、おいしそうに食べてるじゃない。」
(つづく)