2017年11月25日(土)午後2時36分 名古屋市東区・ナゴヤドーム
(現)メロンソーダ(ナゴヤドーム/プライムツイン) 200円
4階、プライムツインも自由席らしい。レストランシートも、レストランとして営業している。プライムボックスは消灯していたことから、おそらく閉鎖だろう。せっかくなので、プライムツインの売店でドリンクを購入。
めぐ「オープン戦だとここも1人500円で…。」
なな「まあ…、ここならよかったんだろうけどね。」
めぐ「やっぱり音は大事だよ。」
5階でも選手とハイタッチできる。通りがかったタイミングでいたのは、藤嶋健人,佐藤優の2選手。対して、店は開いていない。せっかくなので、入手しておきたいものがあった。
なな「…今度こそ?」
めぐ「…ヘルメット。」
(現)ヘルメットワッフル(ナゴヤドーム/YUMING) 600円
ということで再び2階へ。小さく、冷蔵庫で冷やされていたワッフルが5枚。そこへチョコソースがかけられる。本体は完全に、青色右打者ヘルメットカップ。大阪で入手したのは、金色左打者タイプであった。
めぐ「右が欲しくって…、一応右打者だし。」
なな「どういう設定してるのよ?」
投打などのキャラクター設定はさておき、5階の自席へ戻っておこう。
入場時に受け取った抽選券で、まず抽選番号によって各種プレゼントが当たるもの。こういうものは当たった試しがない。もっとも後々の行程を考えると、下手に貴重な品が当たっても困るのだ。
なな「…原付だから?」
めぐ「…でなくても、置き場所困りそうだし。」
そして野球も欠かせない。今回、監督は解説に回る。
めぐ「こういうときサードユニフォーム?」
なな「アレをどうしようっての?」
めぐ「公正中立な立場で使えるかなって。」
日本プロ野球通算10万号ホームランを記念して、抽選で選ばれたファンが選手と1打席対決する企画。打席に立ったのは福田永将。ついでに10万号ホームランのマレーロ(オリックス)に一役買ったとされる、松井雅人は関係なかったようだ。
なな「ああ、あの踏み忘れ。」
めぐ「主は見ていたって話。」
後に松井雅人がそのオリックスへ移籍(2022年まで在籍)する皮肉など、この時誰が予想したことか…。
平成生まれの選手はビジター用、昭和生まれの選手と育成選手はホーム用ユニフォームを着用。スコアボードは2軍と同じ、簡易タイプのレイアウト。打順と審判は空欄のまま試合開始。
あくまで"お遊び"として、特別ルールがいくつか設けられる。1つは『スーパータイブレーク』で、これは1度だけ宣言したイニングで0アウト満塁からスタートするもの。後攻めの"昭和生まれ"は惜しげもなく初回から使用し、4点を先制。
なな「…打順とか絶対適当よね。」
めぐ「ポジションはアレでも、今日は…。」
続いて『スーパー代走』。これは宣言した代走選手がサードユニフォームを着用し、ホームインすると3点入るというもの。本来同一イニングでは用いられないはずだが、後攻めの"昭和生まれ"は使用。しかし得点には結びつかなかった。
なな「こういう使い方もあったのね。」
めぐ「…なんか、上から配布用着てるっぽい。」
亀澤恭平は『ドアラの耳』をつけてマウンドへ。
めぐ「もう本気じゃないし。」
なな「お遊びに本気とか求めちゃダメよ。」
加藤匠馬は捕手ながら、投手さながらの速球で魅了。ただ浅尾拓也が打席に立った際は、当てたら女性ファンは怒ると"昭和生まれ"が煽る。
めぐ「いるよ、好きそうな人。」
なな「まあ、これ以上踏み込まないけど。」
めぐ「…200ホールドの表彰式がよかったかな?」
この"お遊び"は時間の都合上、午後4時40分以降は新しいイニングに入らない。負けている"平成生まれ"は『スーパータイブレーク』を使用。さらに『スーパー代走』も同時使用が"特別に"認められ、8点を入れる。
なな「そういえば、今日はメモとか適当じゃない。」
めぐ「まあ、公式戦じゃないし。」
なな「また…、来年もたっぷりコース?」
めぐ「…どうかな?まだ今年の仕上がってないし。」
これに対して"昭和生まれ"は土下座に土下座を重ねて、2度目の『スーパータイブレーク』と2人の『スーパー代走』を同時起用。全て返して7点入れ、サヨナラとなる。結局は"先輩方に気持ちよく帰って欲しい"と、忖度に忖度を重ねた"お遊び"であった。
なな「私、勝っちゃった。」
めぐ「…あとで考えます。」
さあ、あとはエンディング。ドアラから報告があるので何かと思えば、今年目標とした199400人と握手できなかったというものであった。
謝罪に謝罪を重ね、土下座するドアラ。
めぐ「…水平座だっけ?」
なな「…なんで?」
めぐ「床に伏せてる姿勢って、どう言うかわかんないし。」
続いて新たな試みとして、他球団では行っていた新人選手紹介。入団発表はまだとあってか、スーツや制服での登場となった。
なな「どこか…、発表も一緒でユニフォーム着てなかった?」
めぐ「そういえばね…。」
全選手、コーチも一堂に並ぶ。森繁和監督からも、新人選手へ激励の言葉が述べられた。
写真撮影にはドアラも参加。
めぐ「本当、よくやるよね…。」
なな「あのね…?」
最後に選手、コーチ一同が場内を1周。観客に向かって、バズーカでタオルが撃ち込まれる。まあさすがに、5階席までは届きにくいだろう。
外に出ると、いつしか夕焼け空。色合いが今年のサードユニフォームのように、美しいグラデーションとなっていた。先生はここでお別れ。中日ドラゴンズのファンフェスタも、2017年野球シーズンもここでおしまい。
なな「じゃあ…、また来年。」
めぐ「決まったら連絡…、します。」
(2017年、秋色の寒中原付合宿 つづく)
めぐ「ということで、ここまでがファンフェスタ。」
舞「今見たら、結構この時から変わっちゃってますね。」
ここからは夜間に何をしたのか。いつものようにホテルなどの予約はなく、その場で行動することとなる。そして今回は原付シリーズ。鉄道ではできないことがあった。続きはまた。
(つづく)