2022年、日本で鉄道が開業して150周年を迎えた。せっかくならばと便乗して、記念式典らしいことでもと。祝辞をこの方に…。
めぐ「日本で鉄道が開業して150年…、おめでとうございます。やはりこれまで多数利用してきた立場でして、祝わないわけにはいかないと…。はい。日々を重ねるにつれて行動範囲も広がり、技術の進化も多々…。ごめんなさい、まとまっていませんでした。」
続いて特別行事。鉄道業界で最大の出来事を1つ挙げるとするならば、やはり1964年の東海道新幹線開業ではないだろうか?
日本の鉄道起点ともなる、東京駅赤レンガ駅舎の正面。鉄道開業当時は新橋(汐留)から横浜(桜木町)ということだが、当時の新橋駅はこの東京駅が開業したと同時に旅客営業を廃止したらしい。
東海道新幹線のホームはJR東海が管理しており、拠点駅らしく3面6線と堂々たる配置をなしている。ここから西に向けて、過去に撮影してきた車窓を見ていこう。
品川まではビルに囲われた都心部をゆっくりと走行。神奈川県に入って、新幹線らしく速度を上げていく。小田原城の見られる小田原からは通過する便が優先されるため、2面2線の相対式ホームが通過線に加わるのを基本としている。
山間を抜け静岡県に入り、熱海は海に面した高台にある、富士川を渡る新幹線は、富士山と合わせて近代日本を象徴する風景になった。
静岡を出て安倍川を渡る新幹線。浜名湖を渡るまで、静岡県の距離は長い。愛知県に入ってからは名古屋までもう少し。ビルの立ち並ぶ様は大都市の風景だ。岐阜県に入り、岐阜羽島からは関ヶ原の山越えが待ち構える。
山間部を抜けて、滋賀県に入って米原。米原から京都は駅間距離が東海道新幹線中最も長く、67.7kmという。京都府は京都らしく、五重塔と新幹線を合わせる写真も定番。大阪府、新大阪からは大阪の街並みを見つつ山陽新幹線へ。
山陽新幹線はトンネルが多く、兵庫県から岡山県にかけてあまり景色を収められない。相生から岡山までの1区間は長く、営業キロ(在来線・山陽本線ベース)は67.9kmになるという。
大都会、岡山。山陽新幹線がここまで開業したのは1972年となり、ちょうど鉄道開業100周年の記念ともなっている。ということで撮影済み写真の都合上、ここまでとしよう。
そして次は200年…。
(鉄道開業150周年、おめでとうございます!)