2022年10月1日(土)午後4時39分 愛知県額田郡幸田町・道の駅『筆柿の里・幸田』
安城市に入る手前にあったドラッグストアから、道の駅『筆柿の里・幸田』まで実に24.0kmを走行。名古屋方向のみ高速のパーキングとして機能しつつ、外からも利用可能なため豊橋方向の利用も現道を介して考慮されている。手前にある『にしお岡ノ山』とは対になっている。
主設備は向かって右からトイレ,母屋となる。情報提供施設と地域振興施設はあくまで別扱いとなっており、管理者もトイレと情報提供施設のみ国土交通省。地域振興施設は自治体(幸田町)などと分かれている。
駐車場は高速道路のパーキングを踏襲し、斜め状に配置されている。駐車台数は大型34,普通38となるほか、身障者用や二輪車用も確保。
メインであろう建物は向かって右がレストラン、左は売店となる。メニューで目を引いた『消防カレー』は気になるものだ。
直売所も建物が別に設けられるほか、テイクアウト用のコーナーがあった。以前に筆柿のソフトクリームを食べたのだが、どうもその手の季節品は期間外らしい。
(現)美河フランク・レギュラー(道の駅筆柿の里・幸田/美河ハム) 400円
店頭で焼きあがったフランクをそのまま頂こう。肉汁たっぷりなフランクは、お味も香ばしく食欲を誘う。パンにはさんで食べるならば、何もつけなくてよさそうだ。売店にパック入りで売られることから、この地を"本拠地"とするのだろう。先に購入した飲料2本も写真にしておく。
さあ、日没も早くなった10月初旬の午後5時。休憩もそこそこにし、次なる地へ向かわねば。
国道23号現道 筆柿の里・幸田(幸田町)→※競艇場西の手前(蒲郡市)
改めて、旧道も現道のまま指定を受けている国道23号。対面通行はそのまま、下りに転じてきた。
下っていくとミカン畑が目立ってくる。蒲郡まで9km。斜め左へ進む箇所には案内があるので、迷うことはない。
県道320号と交差。遠目に見ればJRの線路が通っており、平面のまま対面通行で進んでいるとわかる。これを見て国道23号といえる人は、地元住民以外にどれだけいるのだろうか?
さらには踏切と、直後に信号もない突き当り。いくら案内があってルート面で親切だろうと、この扱いはさすがに1級国道相当であるべき国道23号としてないだろう。ここは右へ進む。
対面通行でもう少々すると国道248号と交差し、やや強引な右折をなす。その痕跡からかつては直進だったとわかるかと…。そして踏切直後に進んだ道も、国道248号の旧道(現在:愛知県道483号)だったとわかる。
以後は国道248号として両方向とも走行済。蒲郡市から豊橋市も走行済みなので、軽く流せばいいだろうかと。片側2車線となっており、信号や起伏もそこそこながら走りやすい。
国道247号と交差する手前。今回は都合上、一旦ここを左折することとしたい。この道もかつては国道247号だったのだろうかと。国道248号は現在の国道247号と交差して起終点。国道23号("非名豊"として扱う現道)はというと国道247号のルート…。
もっとも今回進んだ旧道らしき道は、豊橋に向けて少々進めば現道と交差する。アレなのは国道247号がバイパスへ全面移行したのに対し、国道23号は旧道のまま残されていること。これは幸田須美インターから先、バイパスたる『名豊道路』が未開通区間(蒲郡バイパス)を挟んでいるためだろう。
国道247号 蟹洗(蒲郡市)→寺津大明神(西尾市)
ということで、今回は国道247号を西尾市に向けて走らせよう。バイパスから続くように片側2車線であり、少しだけ旧道から移っていた国道23号が競艇場西で分岐。少々すると片側1車線対面通行となるようだが、片側2車線分の用地は確保されている。
橋を渡ると片側2車線に戻った。内陸部へ進むようなので、起伏も目立ってくる。10月初旬に日没も過ぎており、暗くなるまではあまり時間が残っていない。
そのまま対面通行になってしまう。しかも上り坂が長く、出力の小さい原付にとっては苦しいところ。西尾市へ入って下りに転じれば、反対車線には付加車線がある。これは少々理不尽に思えてきた。
その後も対面通行で歩道があり、少なからず起伏があれど線形はよく走りやすい道といえよう。海も近づいてきたようだ。
このあたりは旧道の痕跡が残っている。さて先週は天候が回復し、風はともかく出かけられないわけでもなかったことだろうと。日はもう少し長かったことだろうから、やはりもったいなかったかと。
歩道付きの対面通行は続いており、名鉄蒲郡線と並行するようにまだまだ走りやすい。建物が増えてくると、街路灯も増えてくる…。
(つづく)