2017年8月17日(木)午後2時14分 神奈川県伊勢原市・伊勢原ジャンクション予定地

56-1.東京駅八重洲口(13:00)13:02発→足柄SA休憩 超特急スーパーライナー61号/名古屋駅行き 744-13952
 伊勢原のジャンクションが建設され、完成すると実質的に新東名高速はここが起終点となりそう。その後2019年3月に完成し、ひとまずは圏央道(首都圏中央連絡自動車道)からのルートが先行で開通。2022年現在、伊勢原からは新秦野まで抜けられる。

 さてやはり東名伊勢原のバス停は離れており、ここも乗り降りがなかった。超特急らしく"通過駅"が設定されるのはここから。
めぐ「…超特急って何だろうね?」
なぎ「これ、違うのか?」
めぐ「なんていうかな…、通過があんまりなくって特急っぽくない?」


 中井パーキングも需要に合わせてか、大型車両スペースが多く取られている。東京都世田谷区を基点とする東名高速も、次第に沿線の景色が山めいてきた。
なぎ「…またタイミング合わなかったと。」
めぐ「…そうかな?」


 大井松田からは左右に分かれており、JR東海バスは左へ進む。インターから入った車は都合上、右へ進むことができない。元々は片側2車線で造られ、いつからか混雑対策として東京方向に新しく別で3車線が完成。従来のルートは左右とも名古屋方向として、合計4車線となった。この関係で、鮎沢パーキングは"左ルート専用"となる。


 左右合流を経て、東名足柄はサービスエリアの1km手前にバス停がある。ここで人数を確認し、他に24人乗っていると…。
なぎ「まとまってから言えって。」
めぐ「なんか…、まとまんない。」


 足柄サービスエリアはバス専用スペースへ。
もも「これはこれは1時間半ぶりの。」
めぐ「あ、いや…。」
さく「全然寝てたじゃん。」
もも「私たちは存分にね、アンタは景色うるさく見てる間。」
なぎ「とりあえず、弁当の外箱…。」


 駅弁の外箱は再利用できないので、ゴミ箱へ捨てておこう。
めぐ「駅弁はバスと合わなかったね。」
なぎ「また…、特急?」
もも「アンタらにそんなカネないでしょ。」


 駐車台数は小型239に大型198(※2017年8月当時)と広大ながらも、混雑気味な様子を見せている。今回は休憩時間が(遅れていることもあって)短く、欲しいものも特にない。従って、トイレだけで終了。
もも「さっさと…、アレ。二輪免許取ったら?」
めぐ「そんなに急かさないでよ。」
さく「でもさ、取ったらとったで時間たっぷり…。」
なぎ「そのへんにしてやれよ。」


 後ろにJRバス関東の静岡行きが入る。こうして見ると、JR東海バスとほぼ同様のカラーリングでも相応の違いが見受けられる。ガラスの色はJR東海バスが濃いため、高級感を感じさせる。
さく「じゃあ次は…?」
めぐ「不束者ではございますが、何卒。」
もも「本当、それが寝させないって言う悪魔のささやき。」



56-2.足柄SA(14:38)15:02発→浜名湖SA休憩 超特急スーパーライナー61号/名古屋駅行き 744-13952
 概ね24分の遅れをもってピットアウト。離れたところにトイレが単体で設けられている。充実した商業施設を目当てにする人がやはり多いようで、そんな"母屋"から離れていては駐車場共々空きも多い。ある意味、同一施設内の穴場。
さく「…はい、では始まりました。裏ラジオです。」
めぐ「なんかそうなっちゃうね。」

 御殿場のバス停は本線から一旦外れ、インターから出るような形となる。料金所は出ることなく専用の区画に入り、ここでは3人降車と2人乗車。これは名神八日市と同様の方式。
さく「…あれ、写真よかったの?」
めぐ「カメラ切れちゃったっていうのかな…?」


 そして御殿場ジャンクションで、現在開通している新東名高速が分岐。東名ハイウェイバスもルートが分かれ、このまま名古屋駅まで顔を合わせることはない。駒門のパーキングは下り線が移転、跡地はまだそのまま残っていた。
さく「これさ…、まだ真の完結編できないんじゃない?」
めぐ「できないけど…、できるようになってもたぶんないかも。」


 沼津は伊豆への玄関口とされ、伊豆縦貫道の開通でより顕著となった。標高は124mと表記されている。
めぐ「なんかお父さんが昔そう言ってた。」
さく「あ、伊豆だもんね。」


 新東名高速が近くを並走しており、高架橋が見られる。そちらは勾配が小さく設定されており、高架橋も比較的高い位置に設けられている。
めぐ「…新清水から御殿場まで景色ないし、もう1回?」
さく「本当、バス好きなんだね?」


 東名富士も本線から外れ、インターの料金所で流出せず横へ。このバス停では2人が下車し、富士山が見られない間に1人乗車した。
さく「今度は大丈夫だよね?」
めぐ「まあ、形としてはだけど。」


 富士川を渡るエアロエース。いつしか青空も見え始めてきたとあって、なかなか画になる景色となったもの。難点はこのところの雨で濁流気味なところか。今回の行程も、晴れればもう少し画になったものが多かっただろう…。


 上り線サービスエリアは道の駅『富士川楽座』と一体化しており、観覧車まであるという豪華施設。一般道路から乗り込もうとしても、ここまで原付というのは遠すぎるもの。
めぐ「まあ…、近場から攻めとくよ。」
さく「それがいいかもね。」

(つづく)