2022年8月20日(土)午後6時57分 岐阜県各務原市・新鵜沼駅

6.新鵜沼19:03発→金山19:36着 特急194/豊橋行き 1011
 名鉄1000系であるため、今回は展望席を指定してみた。リニューアルによって床面やモケット、車内案内装置などが一新。一方で展望席に限っては、元の座席がそのまま残っている。回転式ヘッドレストも健在だ。なお今回に限って、2列目が指定されている。
さく「やっと涼しい…。」
なぎ「結構休憩ないんだからな…。」


 新鵜沼を出て早々に愛知県へ再度戻り、犬山からが特急として"本番"といえようか。新鵜沼へ乗り入れたのは折り返し運用の都合が大きく、おまけみたいなものだろう。外は完全に暗くなり、雨も降っている。景色は望めなさそうだ。
さく「…はい。」
めぐ「いや…、もうあんま見るとこもないし。」


 江南で他に1人乗車したのみで、ほとんど展望席を貸し切っているようなもの。高架駅となった布袋を特急は通過していく。


 岩倉でも他に乗ってこなかった。上小田井は地下鉄鶴舞線と分かれる高架駅で、2面4線のうち外側を通過。名古屋第二環状自動車道(名二環、C2)が上を跨いでいることも併せて、どこか都会的な印象を覚えて幾年だったか…。
さく「映んないでしょ。」
めぐ「…あんまり。」


 名鉄の名古屋で一家4人などが乗車し、最前列が埋まった。指定された段階で2列目だったため違和感が否めず、理由が分かったならばもう後は早い。


 新鵜沼から36分で金山に到着。JRと比べて直線状で結ばれるため、乗車時間が短くなっている。金山からも親子連れが展望席に多く乗っていった。
もも「早いとこアウェー抜けれてよかったじゃないの。」
めぐ「いいけど…、立場逆だったら?」



(M)名鉄運賃:新鵜沼→金山 680円
 今回は夕食を早めに決めておきたかった。金山には名鉄の『ミュープラット』だけでも飲食は揃っており、何にしようかと考える。とりあえずラーメン系は昼食のつけ麺があるため、選択肢からは外したい。
なぎ「なんなら、今までなかったジャンルってのも。」
もも「いいわね、それ。何かあるでしょ。」
さく「あるけど、そんな高いのはダメだよ。」


 この際いっそ、ジャンル面でも新規で開拓してみよう。ということで韓国料理に挑戦したく、韓美膳(ハンビジェ)に決定!
めぐ「せっかくだもん。本当にダメなのか、試し…。」
もも「アンタらしくないこと。」



(A)三元豚サムギョプサル(韓美膳) 1408円
 セットにしてややこしくなるよりかは、単品で少しずつ踏み込んでいったほうがいいだろう。ということで鉄板なのか石板なのか、アツアツに焼かれた豚肉を塩コショウで香ばしく。しかしそれだけでは特徴にならない、それが韓国料理。

 やはりキムチあってのことだろう。辛さはともかくとして、塩辛がなんとなく受け入れたくない。だからこそ、この料理は合わせて食べるものだと。食べてみれば辛さそこそこに、酸味があるのだ。たまにはこういった組み合わせもいいのでは…、と。たまには…、いつもじゃなく。


(A)麦ごはん(韓美膳) 220円
 もちろん肉料理に米類は欠かせない。麦を混ぜる手法は、学校給食のカレーでもあったものだろう。肉料理にはすごく合うんだ、コレ。器も箸も金属製なあたり、韓国料理と実感する。


 まあ今回は韓国料理に"挑戦"したく、選んだ大勝負ということだ。当分はいいだろう。
めぐ「で…、なんだけど。」
もも「そういや、あっち長野よね?」
さく「そろそろ帰ってくるぐらいだっけ?」

 今回はそもそも"B班"の旅行計画が先にあり、目的地が長野の善光寺であった。行程表は"A班"が作成し、ちょうど帰ってくるであろう時刻にあたった。ならばこの際、"B班"を襲撃するという作戦だ。(念のため留意点として、襲撃といっても顔を合わせるだけだといっておく。)
もも「やめといたほうがいいんじゃない?」
なぎ「…どうかな?もし帰って、ばったり顔合わせしたら驚くぞ。」


(A)クラフトBOSSラテ500ml(サントリー) 150円※軽減適用
 店を出たら目的地関係なくすること。手元の水分が足りなくなっていたこと、ここからは比較的短い時間で締めくくりたいこと。さらには食後のコーヒーを兼ねて選択し、購入。

(A)ポリエチレンジャンプ傘(※記載なし) 770円
 そして雨が降っていることもあり、傘を買う必要があった。ここから"A班"が目的とするのは、果たして…!
(つづく)