2017年8月14日(月)午後4時21分 大阪市西区・京セラドーム大阪
さあ、適当な場所で限定バーガーを頂こう。実はこのために、予習をしていたもので…?
もも「…はいはい、好きなものは熱心に取り組む人です。」
めぐ「…まあ個人的に食べたかったついで?」
(現)和風チキンバーガー(京セラドーム大阪/モスバーガー) 380円
ドーム限定となる、チキンバーガーのフライにテリヤキソースをくぐらせた商品。千切りキャベツやマヨネーズ共々相性いい組み合わせで、非常に好みである。でもどうだろう…?
もも「え、何かご不満?」
めぐ「これ一昨日だけど、ケンタッキーの和風チキンカツサンドあるじゃん?」
もも「あるわね…。それで、似たようなものだって?」
めぐ「…なんでわかっちゃった?」
中1日で"てりやきチキンカツバーガー"を食べ比べたということ。他にはバックスクリーン裏の店で丼飯を2つ購入。では、座席へ向かおうか。
もも「場所は別にいいわよ?こういうの予習したのねって。」
めぐ「まあ、食べたくて岐南で。」
今回は購入時点で1塁側は満席だったこともあり、3塁側の上段席を選択。指定されたのは、2年前と比べて外野寄りとなる席。ナゴヤドームと比べると、上段席がせり出している京セラドーム大阪。
さく「いいんじゃない?」
なぎ「まあ…、ここまで飛んでくるかもな。」
(現)大人の炙りチャーシュー飯(京セラドーム大阪/鈴) 600円
色々そそられたほうの丼飯を自席で頂こう。やや厚切りな炙りチャーシュー3枚に角煮みたいなのが1枚。下に千切りキャベツが敷かれ、タレのかかったご飯はそこそこ重め。マヨネーズがいい感じにマッチさせるも…?
めぐ「カラシは個人的にちょっと…。」
もも「あのさ…、大人ってそのカラシじゃないの?」
めぐ「そんなのわかんないし、この名前うろ覚えだったりするし。」
もも「いや…、せめてさ?」
ホークス主催試合は"お楽しみの時間"が早いので、もう一方は後ほど。大阪では、ビジターチームもビジョン全体を用いてスタメン発表がなされる。ファイターズの予告先発は、未勝利のままアメリカに渡って今年日本復帰となる村田透。
めぐ「…ちょっと時間おいたほうがいいかなって。」
もも「さすが、3回は失敗しないものね。」
もちろんホークスもビジョン全体を用いて、例によって派手な演出で紹介される。加えてスポットライトも使用されるため、尚更豪勢だ。ホークスの予告先発は、4月にナゴヤドーム2軍戦で見た松本裕樹。2年前のバンデンハーク(やはり4月、ナゴヤ球場で見た。)と流れ的にそっくりである。
さく「…デスパ返してよ。」
なぎ「…ただの客に言うな。」
今日のスタメンはこんな感じ。ビジター席は外野下段にあるため、いまひとつ応援の鳴り物が聞こえづらく伝わってこない。
めぐ「…あのねぇ?」
もも「いや、何もないなら口出ししないでよ。」
ネット裏後方のサブスコアボードにも、スタメンが表記される。こちらは試合開始前にしか見られない。
さく「ってか、何で今そっちも映した?」
正体不明なマスコット『ふうさん』が登場。つば九郎によって"サンドバッグ"とされる様は、もはや定番と化しつつある。
めぐ「…上、切れちゃった。」
ハリーの甥っ子3兄弟も登場。ふうさんは3兄弟を、3兄弟はふうさんを。互いにどう思っているだろうか?
さく「今度はどう?」
めぐ「誰一人こっち向いてくれてない。」
(現)コーラ(京セラドーム大阪/LEOC) 250円
ドリンクなしで主食はきついので、早いとこドリンクを追加しよう。試合前には2年前と顔ぶれが少々異なるが、吉本新喜劇のお三方が登場。2年前と異なり、新座長が始球式を務めた。
めぐ「これも一昨日テレビでね…。」
さく「あれ、原付で岐南じゃなかったっけ?」
めぐ「家を出る前、ちょっと見たの。」
プレイボール!!
(現)ミニスタ丼(京セラドーム大阪/鈴) 600円
とりあえずもう一方の丼飯。キムチは好みでないのでノーマルを選択。普通に米で合いそうなところ、なんと甘辛いたれがかかっていた。こうなると、基本は混ぜ合わせて食べるものだと考えたり。そしてミニにしてなかなか量が多く、苦戦を強いられた…。
もも「本当…、無計画に食い倒れてさ。」
めぐ「これはもう1回かな?」
大人の炙りチャーシュー飯共々、いてまえスタ丼を販売していた『鈴』は2018年シーズン後に撤退。この味が失われたのは痛手だ。いつしか復活する日を、心より望んでいる。当時の"ミニ"を通常サイズにして、価格が1000円程度ならば十分だ。
一方、試合は1回表から動く。ヒットで出塁した西川を着実に進め、中田翔がヒットで返し1点先制。とりあえずこの1点で止めたという感じがする、ホークス先発の松本裕樹。2回表も3人といかなかったが、内野安打の中島卓也はうまく挟まれた形。
なぎ「4月と同じか…。」
さく「…2軍見てなかったからよくわかんないけど。」
2回裏は柳田とデスパイネが連続四球。中村晃が送り、上林はセカンドゴロの間にとりあえず同点。選手登場時の演出として某ゲームみたくリズムに合わせてボールを当てる他、登場曲の歌詞が表記される。
めぐ「これ結構ね…、面白くて好き。」
もも「ああ、そう?わかった。」
めぐ「使えると思わない?」
もも「…何に使おうってのよ?」
(つづく)