2017年8月14日(月)午前11時37分 滋賀県野洲市/湖南市/栗東市
1.名鉄バスセンター9:00発→京都駅烏丸口(11:47)12:28着 特急名神ハイウェイバス京都209便/京都駅行き 名鉄バス2920
野洲川を渡る名鉄バス。次のバス停はもう京都深草とか…。
さく「本当、あっという間だもん。」
なぎ「…案外ここからかもな。」
栗東湖南は大阪方向のみ利用可能な構造。そこを頭と言うか、反対側の流れが悪くなっていた。程近い栗東から西は片側3車線となっているのも、ある程度要因だろう。
もも「本当、外から見る分には気分いいわね。」
めぐ「そうそう、わかってきた?」
もも「わかるも何もアンタでしょうに。」
そして草津で新名神高速、そして本来の超特急便ルートと合流。ここからはさほど深く取り上げないこととしようか。渋滞は八木東から丹波まで7kmという、京都縦貫自動車道の情報が登場。
併設される形となったパーキングは合流点を兼ねることもあって、ガソリンスタンドが設けられるなど大規模化。駐車スペースも結構埋まっている。大津付近では、神戸ジャンクションまで110分と出ていた。
めぐ「…草津かな?」
もも「アンタ、さっき黒丸褒め称えたくせに。」
めぐ「何か…、おとといも。」
もも「そうね…、原付壊れりゃどこにも行けなくなるんじゃない?」
めぐ「そんなこと言わないの。」
京都東から京都南までは10km以上ある。反対側を見ると、大津までしっかり渋滞している様子。京都深草で降りた客はいなかった。
さく「本当、今日は時間とっててよかったもんだよ。」
なぎ「…最初から決まってたろ。」
さく「ま、京セラドームに4時ぐらいならここハマっても大丈夫だし。」
程なく、京都南で高速走行を終えた名鉄バス。一宮からの大型料金は5720円となる。
国道1号に出て、鴨川を渡るエアロエース。こちらもまた流れが悪く、堀川五条までの5kmに20分かかるとか。
めぐ「下がね…。」
もも「そりゃそうよ、休み家メインでたまに外で食べたりとか。そんなもんじゃない?」
なぎ「話長い。」
やがて建物が増え、市街地へと来た感も出てくる。京都市内は条例等で建物高さに制限が設けられているため、高層ビルは見られない。
さく「…言うけど、ここまで結構かかってるよ?」
もも「いいんじゃない?オフレコみたいなもん全部カットしてりゃさ。」
いよいよ駅が見えてきた。線路の手前をそのまま右に進むと八条口に着く。烏丸口へはもう少し直進する。
さく「そういやさ…、前もそうだったでしょ。大阪で黄色いのもらった夜。」
なぎ「京都で50分歩いてネットカフェ入ったってか?」
さく「それ、線路越えた先だったんじゃないかな?」
古都、京都。そこへ突如として現れるのが、京都駅のビルである。高さ制限があるために横長となった駅ビルも、近未来的外観から景観を損ねているとの声があるという…。
ということで、当初予定時刻より遅れること41分。京都駅のバスターミナルに空き区画がなかったのか、京都タワーの見える適当であろう箇所に到着。乗車時間は途中休憩等含め、3時間28分になった。
さく「まずはお疲れ…。」
もも「本当、このブログってバスでも車中の様子あんまカットしないからさ。」
なぎ「さっきのオフレコは何だ?」
ここまで乗ってきた名鉄バスのエアロエースを、後ろからも押さえよう。柵で遮られるため歩道に出られず、とりあえずは"開口部"として別の乗り場から出るほかなさそう。
めぐ「…ま、適当に。」
なぎ「あんま変なことして怒られるなよ。」
改めて、横長な京都駅ビル。巨大な擁壁状の要塞めいた建築物が、南北の流れをせき止めているという声もあったという…。
世界的観光都市、京都。この時期とあって国内外から観光客が多く、バスの系統によっては座るばかりか乗るにも一苦労する。
さく「…いつ行くのさ?」
めぐ「まあ、ちょっとばかし見て。それから切符買って、大阪1回まわってから?」
もも「それは、書いてあったからわかるけど。その、専用ルートとか言う?」
正面から中へ入って見上げると、高い天井が特徴的な京都駅ビル。
さく「そうじゃなくって、京都観光。1人置いてきぼり。」
なぎ「いい加減、別で見て来いよ。頼りすぎずにさ…。」
めぐ「…もう人増えすぎちゃってダメっぽい。」
ではせっかくなので、エスカレーターを上がっていこう。
もも「本当、アンタらのやり方って嫌い。」
さく「そう?前なんかここ上がれなかったけど?」
途中で振り向くと、駅舎内部にして広大な空間となっている。
もも「まだ早いでしょ。」
めぐ「でも、いいでしょこれ。」
なぎ「人間はゴミじゃないからな。」
もも「…アンタはアンタで何をバカなこと。」
4階について後から調べれば、その名称が『烏丸小路広場』だという。エスカレーターはまだ続いているので、もっと上へ進んでみよう。
さく「なんだかよくわかんないとこ来ちゃったかも。」
めぐ「…アレかな?」
7階の東広場に出た。雰囲気としては、大阪駅ノースゲートビルディングの『風の広場』に通じるものだろうか。さらには、まだまだ上へ続くエスカレーター。
もも「そりゃ上がるってんでしょ。」
なぎ「わかったからもうちょっとゆっくりな。」
空中径路を進んでみよう。8月16日は五山送り火の当日であり、事前応募の上で当選者のみ立ち入り可能となる。なお2020年と2021年は規模を縮小したため、この位置からでは眺められなかったか。
さく「まーたよくわからん異空間入っちゃった。」
めぐ「…結構好きなのよ。」
(つづく)