(※今回は憶測と独自見解を含むことに留意すべし。)

(3-1)相変わらず過度な忖度姿勢と中日ドラゴンズ

 中日ドラゴンズの試合放送予定から、9月分の一部を抜粋。加工画像としてみたので、まずは見ていただきたい。(シーズン後に内容は変更されるため、リンクを張らずに掲載した。)

 東京ヤクルト(当初は9月17日がホーム最終戦の予定だった)と比べ、読売(7月の延期分が組み込まれた)の扱いが2022年時点でおかしい。

 地上波は中日新聞の意向が強く反映されるため、東海テレビ,CBCテレビ,テレビ愛知,三重テレビ,NHK名古屋(全国放送or地域ローカル放送)となる。中京テレビ,メ~テレ,岐阜放送は担当しない。

 有料衛星放送はJ SPORTS2が、有料ネット配信はJ SPORTSオンデマンドとDAZNが担当。

 ビジター球団の相手先地上波テレビで、関西地区や広島地区(,北海道,東北,九州)の放送局が加わることもある。無料衛星放送でNHK BS1も定番だ。ラジオは東海ラジオとCBCラジオが同時に担当し、時折NHKラジオ第1(全国放送or地域ローカル放送)も。ここまではいい。


 問題は、相も変わらず読売のみ対応がおかしいこと。9月23日は地上波放送がない代わり、無料衛星放送としてBSテレ東がある。これはまだ正常なほうだろう。

 24日は東海テレビが担当。本来ならば有料衛星放送はJ SPORTS2になるはずが、フジテレビTWOになっている。有料ネット配信もJ SPORTSオンデマンドとDAZNの記載がない。このパターンでは無料衛星放送としてBSフジも、不定期ながら読売に対してばかり加わる。

 25日はCBCテレビが担当するが、やはり読売に対してのみBS-TBSがある。有料放送もTBSチャンネル(1か2かの記載はなかった)となっている。有料ネット配信も同じく、J SPORTSオンデマンドとDAZNの記載がない。

 …そう。明らかに東海テレビ,CBCテレビか、キー局にあたるフジテレビ,TBSテレビなのか。2022年現在、癒着と忖度が続いているようにしか見えない。この違いはどうやったら生じるのだろうか?そして是正するつもりはないのだろうか?


 

 


 まあ要するに…。フジテレビとTBSテレビは地上波,衛星波(,ネット配信)問わず、『中日-読売』に対して出入り禁止!東海テレビ,CBCテレビが実製作を担当していてもだ!!
(相変わらず過度な忖度姿勢と更なる実証実験 つづく)

(3-2)中日ドラゴンズを使って行うべき更なる実証実験

 2022年も鳴り物応援は解禁されなかった。スピーカーによる応援歌送出は10球団が使用し、元々仙台が鳴り物禁止となっている東北楽天を除いては"代用"に過ぎないまま。ホームのみなので不公平感も変わらず、解禁時期をいい加減定めなくてはならない。

 それ以上に高校野球で解禁されており、フル編成の吹奏楽も含めて納得がいかない。プロ野球への応援こそ、鳴り物あって成り立っているようなものだし。鳴り物がなくては、手拍子だけでも鳴り物のリズムがしみついてしまっている。(一部球団の応援団を除く。)


 そこで『中日-読売』の1戦を利用し、解禁実験をしてみてはと。入場者をシーズンチケットと私設応援団に限定し、前後左右間隔を取って再配置。かわりに鳴り物のみならず大声を許可し、マスクも自席では着用しなくてよく。ここからでも始めなければ始まらない。

 移動中や飲食購入の待機においては、引き続きマスクの着用を求めていこう。またプライム・ボックスやアリーナビューレストランはガラスで仕切られ、大声を出してもまったく意味をなさないことから実験対象にしない。よってこのエリアのみ一般販売するということだ。


 まあ一般販売がすでに始まった以上、今更このような提言は遅いのだろうが。それと先に鳴り物応援を遠隔で実施している横浜DeNAで、速やかに飛沫等の検証を行うべし。

 とりあえず来年は豊橋と岐阜で『中日-読売』を3連戦ずつ。もはやこの期に及んで集客などどうでもよくなるカードなので、伊勢で双方とも主催1試合ずつ。そして"地方"の概念をぶち壊すパロマ瑞穂…。

(相変わらず過度な忖度姿勢と更なる実証実験 おわり)



(4)2022年プロ野球最年長野手、引退へ

 


 プロ野球の現役最年長で45歳の福留孝介選手が、2022年シーズン限りで引退することを発表した。

 ブログ主の野球観戦記は、まさに福留孝介と共に進めていったといえようか。プロ入りした1999年に中日ドラゴンズはリーグ優勝、野球というものを見るようになった。初めてナゴヤドームでの実観戦となった2000~2001年も、その名前はあった。


 最盛期を迎えた2006~2007年にも欠かせなかった。メジャーリーグへ進み、出戻ってからは阪神へ。2018年の甲子園で再会した。2021年に中日へ復帰し、オープン戦で打席に立ったのを見届けている。引退試合で、スピーカー応援はどうするのだろうか?

(長らくの現役生活、お疲れ様でした。)