2022年9月3日(土)午後0時31分 愛知県あま市

 夏休みというと、北半球では主に7月下旬から8月末を指す。日本ではあまり休みを取ることがよくないとされ、狭義となる『旧盆』にほぼ限られてしまった。2022年も原付で回ろうとも思ったが、天候不良(と鉄道系への注力)もあってほぼ何もなく。せめて外食という"お遊び"をもう1つこなしたい。


(A)生野菜サラダ(吉野家) 118円
 ということで吉野家。牛丼では芸がないだろうとし、秋限定の月見牛とじ丼を考えつつ。牛焼肉やねぎ塩(豚,鶏)も考え、結局はモンスターに手を出してしまった。とりあえず最初のサラダは外さないでおこう。ドレッシングは胡麻を選択し、使い切りのパックで出される。

(A)スタミナ超特盛丼(吉野家) 932円
 牛,豚,鶏を1つの丼にし、ニンニクたっぷりのタレで仕上げ。ネギと"食べるラー油"をかけたら凶暴な品と化す。特盛固定にしながら、最初から"追い飯"までついてくるほどだ。牛肉はカットを大きくして焼かれたことから、ベースは牛カルビとみていいだろう。

 豚も豚皿があるので使えばいいだろうが、問題は(2022年9月初頭現在)ベースのなかった鶏。これで完全なる独自路線とわかったかと。このように全部まとめてよかっただろうが…、別々でも食べたくなった。

 そして生卵が添えられる。卵黄のみ分け乗せることを想定されたようだが、ここはかき混ぜてタレのご飯に合わせてもみた。これはこれでよかったんだろうけど、高い攻撃力は抑えられてしまうか。具材だけ"追い飯"に乗せて、丼を作り直すのが正しかったか?


 ともあれ2000キロカロリーを超過して、単品1000円未満とは恐れ入る。おかげで腹も膨れてしまった。次回あるならば開拓も進めたいが、競合する他系列も調べたいし。何せ歴史と伝統の牛丼が置き去りになる。まあ、この日これ以上の"主食系"はないな。

 店を出ると天候が回復してきたので、原付で少々走り回ることとした。もっとも遠方へは足を延ばせないから、軽く済ます程度になるだろう。ということで愛知県道200号から外堀通へと進み、国道19号と交差し対面通行となってからも直進。環状線にぶつかり、今回は右折する。

 国道153号へ進もう。このパターンの多くは豊田市へ向かうこととなり、対するのが運転免許試験場といったもの。名古屋市内の区間は建物多い丘陵地を、片側2車線で進んでいく…。

 今回の目的地へ左折する箇所を逃していた。ここからの"迂回路"が少々ややこしく、結果的に単純な経路が正解であってもそこそこ迷ってしまう。結論から言うと八事→山手通3丁目の順に左折し、さらに1つ信号を左折するのが正解だった。ということで、スタートから合計23.9km。


 今回の目的地は『八事ハウジング』。以前は名古屋テレビ(メ~テレ)によって運営され、CMで住宅展示場入口のゲートをよく見て覚えたものである。朝日新聞による運営となった現在となり、ようやく訪れる機会に至ったのだ。なお駐車場はこのゲートを通る形で一方通行となる。


 ゲートの撮影許可をもらったところ、もちろん何もせず帰るという無芸なことはしない。来た以上は少々でも見て回ろうと、2軒ほど見学に講じる。モデルハウスは総じて展示に重きを置くため高雅なようで、新築らしいにおいもまたいとをかし。敷地そのものはあまり広くなかったが、空き区画もあった。


(S)グリーンダ・カ・ラ600ml(サントリー) 130円※軽減適用
 アウェー感を覚えないうち、八事ハウジングを後にしよう。付近にはかの有名な喫茶『マウンテン』があり、この日も駐車場が埋まるほど盛況のようだ。持参した水分が尽きていたので、もう少々したところのコンビニで1本買っておきたい。量的になかなかありそうな機能性飲料を。

名古屋市道山手グリーンロード 八事日赤病院北(昭和区)→神宮前駅東口(熱田区)
 今回は山手グリーンロードを南下していこうと思う。名古屋大学から八事までは以前に徒歩で進んでいるため、軽く流す程度に進めてよさそうだ。丘陵地に病院や大学など建物が多く、片側2車線にして起伏とカーブも多い。

 八事からもカーブの多い片側2車線で続いていく。引き続き建物が多いところ、雲雀ヶ岡で左折となる。案内があるほか直進と右折は対面通行なので、間違えることはなさそう。大なり中なり集合住宅が多く、戸建住宅も目立つ沿線。しかしながら店などはあまり見られない。


 やがて瑞穂公園(パロマ瑞穂スポーツパーク)に差し掛かる。右手にあったメインスタジアムは2026年アジア大会に向け、建て替えられるため解体されていた。完成後も従来と同様、陸上競技場となる予定。

 相変わらず名古屋市内らしく、都心部と離れつつも都会的雰囲気の片側2車線。住宅が目立ち、店らしい店は目立たない。環状線を過ぎると、起伏も落ち着いてきたようだ。

 空港線(・名古屋高速3号)と交差してからは、直進方向が対面通行となっている。ここが起終点とも思われるところ、どうもそうではなかったらしい。今回はとりあえず直進しており、新堀川を渡って進められるだけ進めてみよう…。

 すると名鉄神宮前駅の東口にぶつかった。以前は手動式の踏切で通り抜けられたところ、稼働時間が長く干渉した(複々線+JRの複線と2線。合計8線)ため閉鎖。現在は右カーブする形状となる。

 本来ならば愛知県道30号も押えたくなったところ、雲行きが怪しくなったのでパス。そのまま帰ることとしたい。ひとまず空港線に出てから、大須通へ進む。黄金跨線橋を介して県道115号へ。


 そのまま終わってよかったところ、20km以上になる道のりを無休憩で進むわけにもいかない。とりあえず入ったコンビニにイートインコーナーがあり、セルフレジでもイートイン利用(消費税10%)を選択できた。ということで、甘いものを入れよう。


(A)窯出しプリンのパフェ(ファミリーマート) 326円
 ファミリーマートで"窯出し"といえばとろけるプリンだろうが、このパフェにとろける文字はない。フタを開ければ、まずいきなりプリンが1個。ホイップクリームとスポンジ生地を挟んで、カラメルのゼリーとプリンのムース。さらにプリン。とろけるプリンを贅沢に再現してくれたので、量的に物足りなかったが良しとしよう。

(A)チョコがパリパリサンデーカップ(森永乳業) 165円
 チョコアイスとミルクアイスが合わさるだけなら、悪くはないだろうが特徴として乏しい。個性を生み出したのが、折り重なってパリパリ食感となったチョコレートだ。下に溜まったものはパリパリ食感が増し、最後まで飽きさせない。

 休憩後はそのまま、雨が降ることもなく帰って終了。合計走行距離は54.6kmと、やはり天候に左右されたためか物足りない結果となた。まあ2022年9月初旬時点で、未編集の旅行記を仕上げるのが先だろう。

(おわり)