2022年8月11日(木)午後3時11分 大阪市西区・京セラドーム大阪
5回表は3人で終了。ここまで見た限り、3塁側のスタンド席は割と空きが目立っている。
さく「こんなもんでしょ、結局。」
めぐ「いや…、今日って連休初日じゃん?前の鷹の祭典じゃないけど。」
5回裏、宗佑磨がセンター前ヒットで出塁。中川圭太はセンターフライ、吉田正尚がライトへ抜けるヒットで1アウト1,2塁。ここで弓削をマウンドから降ろし、2番手に津留﨑大成が登板。
さく「なんか今日、もう決まっちゃったし。」
もも「いやいや、まだあるのに終わったみたいなの。」
杉本は四球を選んで満塁となり、紅林がライトへタイムリーヒットで5点目。頓宮はダブルプレーに終わるも、流れはオリックスでほぼ決したか。
1塁側スタンドを見れば(閉鎖箇所を除いて)そこそこ埋まっているようだが、最繁忙期のデーゲームとしてはやや物足りなさが否めない。5回が終わったところで内野はグラウンド整備、外野では『ハリセンタイム』の時間だ。
なぎ「これ結構音出る。」
めぐ「…あの上でトランペットとか使えないかな?」
6回表は3人で終了。
6回裏は元が2安打目。伏見が送って1アウト2塁となる。山足はフォアボール、宗もヒットで満塁。中川圭太がライトへ落としタイムリーヒット。満塁が続くも吉田正尚,杉本と空振り三振でこれ以上の得点はならなかった。
7回表、浅村の打球はレフトスタンドへ一直線。この日東北楽天は実質、このホームランだけで終わった。
もも「ようやく打つべき人が打ってね、ようやく。」
さく「これでまた動く?」
7回裏。3番手のマウンドに上がった福井優也が、この日唯一3人で終わらせる。8回表は3人で終了。宮城はここまでに108球投じており、1失点ならばそろそろだろうか。
8回裏に登板した鈴木翔天は、翔天で"そら"と読む。伏見はレフト前ヒット、山足が送って1アウト2塁。宗はレフトフライで2アウト。中川圭太がフォアボールを選び、吉田正尚はデッドボールを受け満塁。杉本はキャッチャーファウルフライに終わった。
さく「またよくわからん人いるし。」
もも「そういうのは調べて…、持ってんじゃないの?」
9回表。やはり宮城は完投せず、登板したのは宇田川優希。小深田がフォアボールを選んで、ホームラン以外でようやくの出塁。しかし鈴木大地が空振り三振、浅村,島内とファウルフライに終わった。
めぐ「息巻くと結構あっさり終わっちゃうんだよ。」
さく「そうだったら、4時間かかって12回引き分けにならないよ。」
オリックスが勝利した際の演出で、場内が暗くなる。中日が勝利した後名古屋でそうだったように、これも天井のLED照明によるものだ。
なぎ「で、見れなかったと。」
めぐ「準備してたのに…。」
勝利チームのインタビューも暗くなったまま行われる。お立ち台の"背景ボード"は、その後ろからも火花が出る仕様となる。
8回1失点の宮城大弥は、浅村の1発がなければ9回もマウンドへ上がったという。先制2ランにして決勝打点の頓宮裕真が、珍妙な挨拶を考えたようだ。そしてプロ初安打初打点の元謙太は岐阜県出身で、実家が餅屋という。
もも「で、原付ってんでしょ。」
めぐ「…まだ何も言ってないよ?」
観客数は24037人だったようで、外野上段席を閉鎖しているとはいえ満席に至らず。ユニフォーム配布が前売り10000枚限定で、最繁忙期ながら予定枚数終了後の"格差"で敬遠されたのだろうか?試合そのものは2時間39分にまとまりつつ、今日はここからが長かった。
(つづく)