2017年の話に戻ります。
めぐ「埼玉県所沢で野球を観戦し、片手間に東京都内を回る2017年の夏休み旅行企画も最終日。メトロ24時間券は元々使用する予定でいましたが、昨日の"空き時間"で先に購入していました。有効時間は昼の2時前後になるため、予定そのものは変わりありません。」
めぐ「前日の都営地下鉄と和光市に続いて、この日も東京都内の終端駅を制覇します。流れとしては順調でしたけど、あるところでとんでもない事実が発覚してしまいます。相変わらずの一行ですけど、事態を挽回できるのでしょうか?では時間を2017年8月17日に戻します。」
2017年8月17日(木)午前5時50分 東京都台東区・快活CLUB上野広小路店
(A)快活CLUB上野広小路店 ナイト6時間+休日料金+延長30分=合計2080円
夜間帯の料金としてナイトパック6時間が税抜1600円、同じく8時間は2000円となっている。今回は8月の繁忙期なのか、休日料金が上乗せされている。今回は食事メニューを注文していない。そして当時は意外だったが、実はauウォレットを使えたり。
もも「これでまた微々たる儲けを得るわけね…。」
めぐ「せっかくじゃん。」
日も着実に短くなってくる8月後半。外へ出ると、昨日降っていた雨はやんでいた。
さく「さすがビニール傘。」
もも「本当はさす目的なのにね…。」
なぎ「いいだろ、雨降ってないんだし。」
ビニール傘のジンクスは置いておこう。メトロ24時間乗車券も、残る有効時間は8時間少々。今回は最初に行きたい場所があった。
もも「ってか、書いてあるならわかるでしょ。」
さく「…読んでみてよ。」
もも「…なんでよ?アンタらが決めたんでしょうに。」
ネットカフェからは御徒町が近い。まずはJRで鶯谷へ向かうこととなっており、最終日最初の目的地もそこにある。
さく「また昨日と同じパターンだしさ。」
もも「いや、いいけどさ?今回ってか、年々雑になってない?」
めぐ「だって行きたいとこJRだし。」
43.御徒町6:07発→鶯谷6:10着 京浜東北線普通504C/大宮行き モハE233-1444
旅行班は余裕時間をわずかなマイナスとして出発。この時間は本数も少なく、山手線電車と共に京浜東北線電車も各駅に停車する。2駅間の短い移動に過ぎないということで、3分の間に起こったこともなし。
山手線の駅では乗車人員が最も少ないという鶯谷。早朝6時という時間もあってか、駅前は人も少なく静まっている。雨上がり、湿った空気が独特な…。
もも「そういうのはまとまってからって、何度言わせりゃいいのよ?」
車も少ない早朝。この日最初の目的地は、鶯谷の駅から近い場所にある。(※以下、2017年8月当時の内容。現在の営業状況等は要確認のこと。)
もも「一応だけど…、お風呂よね?」
めぐ「まあ、これも朝風呂と露天で調べたんだけど。」
なぎ「…あった。」
(現)ひだまりの泉萩の湯 入浴460円※当時
JR山手線、鶯谷の駅から(外に出て)徒歩3分。2017年5月にリニューアルオープンし、ビルの低層部に入っている都内最大規模とされる銭湯へたどり着いた旅行班。受付は階段を上がった2階にある。料金は例によって東京都が定めたものとなり、2022年現在は500円となった。
さく「こんなあっさり来れちゃうもんだね。」
めぐ「調べてよかったでしょ。」
もも「まだ入ってないのによく言えるわね…?」
(現)タオルセット(ひだまりの泉萩の湯) 70円
朝風呂は6時から9時、以後は11時から25時の営業時間。いずれも最終受付は閉業30分前となっている。定休日は毎月第3火曜日となっていた。今回は貸し出しのタオルセットも追加。3階以上が脱衣所と浴室になっている。
さく「言うけど、入浴シーンとかそういう画はないからね?」
洗い場は広く取られており、シャンプー類も備え付けられている。昨日の『天然温泉久松湯』から概ね18時間。所沢での野球観戦を経て都内に戻り、上野御徒町で1夜を過ごしてきた分の汗を流そう。
いつしか、すっかり定着した感のある炭酸泉。ここは基本的に温度が低く設定されているものの、炭酸ガスにより高い血流促進効果が得られるという。
めぐ「なんだろうね…?」
もも「…何回か入ってるんじゃないの?」
めぐ「入ってるけど、サイダーっていうわけでもなさそうだし。」
光マイクロバブルを用いたものは、扉を介したところにある。これは天井が開かれた構造からか、露天風呂という扱いになっているのだろう。
さく「なんか違くない?」
なぎ「まあ…、一応外だけど。」
さらにサウナが追加料金を要するところ、朝風呂としては追加料金不要で利用可能となっていた。しかしながら今回は"朝風呂"が目的であるため、サウナはパスとする。もちろん水風呂や、電気風呂もパス。なお2022年現在は通常の追加料金が、平日250円(休日300円)となっている。
もも「なんでよ?せっかくタダでサウナ入れるってのに?」
めぐ「なんか、そういう気分じゃないのよね。」
なお唯一高温といえる薬湯は男湯にあり、この日はラベンダーカミツレで紫色をしていたらしい。
(現)ドトール・カフェ・オレ(アサヒ飲料) 140円
風呂上がりのコーヒー飲料は恒例というもの。入浴中も汗をかいており、糖分なども汗で失われている。可能ならば補給したいものであり、事実としても甘く感じられる。
(つづく)