2022年7月23日(土)午後10時29分 埼玉県所沢市・ベルーナドーム
延長も12回まで終え、終了後のイベントも行われない。帰る人が列をなして、駅に向かって出ていくだけだ。
出口の混雑が落ち着くまで休憩がてら待っていると、照明が少し落とされた。グラウンドでは用具の搬出入など、作業がひたすら進められる。
バックネット裏はこれまでも豪華な座席が並んだところ、やはりこの大規模改修工事で一新。機能性に優れた黒色の人工皮革を使用しているという。この他に少人数向けグループ席も設けられた。近づくには人の流れに逆行しなければならないため、遠目で見てまとめておく。
ブルペンに近い最前列の席も豪華な造りとなっていた。その名も『ブルペンかぶりつきシート』といい、2枚1組で購入することとなるようだ。スタンドでも清掃等の作業を進めるため、退席することを求められた。
階段を上がったところは『ステンレスカウンター』として、テーブル付きの立見席となっている。ごく一部は壁面で遮られた"修行席"となり、当該区画は販売されていない。その後ろにも立ち見スペースがあり、今回みたく満席の際にだけ若干数の販売があった。
トイレにも入れるうちに入っておきたい。外周に設けられるものは利用も多いので、それなりに数は多く確保されていた。新しいといえどそこそこ年季は感じられるようで、おそらく前回(2008年頃)の大規模改修工事で整備されたのだろう。
ビジョンも電源が落とされたようだ。ライトスタンド上部の『パノラマテラス』はカウンターテーブルがあるだけでなく、座席も移動可能なものを採用して異彩を放っているらしい。
展示される車両も、ライトでカラフルに彩られていた。日中に白色の面積が大きかったのは、このような目的があったのか。
今回も3塁側については触れることができなかった。設備は充実しているので、次があるならばあちらを指定するのもいいかもしれない。
では最後に正面を…。
西武球場前の改札は近いので、必要以上に体力を消耗することはないだろう。同様の理由で比較的空きが多くなるまで粘り、できるだけ座れるよう狙うことも容易である。しかし気付けば臨時ダイヤも、本数がほとんど残っていない。
(S)十六茶600ml(アサヒ飲料) 140円※軽減適用
水分も手元に残っていない。自動販売機で購入可能なので、1本買っておこう。直後に出る急行は回避し、次は保谷までの各駅停車なのでパス。そのため快速を選ぶのだが、これで残り2本。池袋へ到達可能な最終は23:16発の準急となる。
9.西武球場前23:10発→池袋23:55着 快速/池袋行き 6507
ということで6000系、10両編成の可能ならば前方へ。そうするとかなり余裕をもって座れるため、そのまま冷房の稼働して涼しい車内で一休み。ついでにドア上の液晶画面は、少々大きなものへと更新されたらしい。
5号車には立ち客もほとんど出ない程度で発車。西所沢までの狭山線は単線であるため、往路と同じく必ず各駅に停車しなければならない。西所沢で池袋線に合流し、次の所沢では新宿線とも接続。西武球場前からの臨時には本川越行きもあり、所沢で進行方向を変える。
さて親戚が練馬区の在住で、せっかくならばと"キャンプ地"の候補に加えていた。最寄は西武新宿線で準急以下が停車する駅となり、西武球場前から帰りの直通ルートに入っていなかったと…。押しかけるのもよくないため、今回の選択肢から外したのだ。
快速はひばりが丘まで各駅に停車した後、石神井公園,練馬と停車。基本的には降りていく流れにある。石神井公園からは高架の複々線となり、外側から各駅停車の元住吉行きを抜かす。東急の車両を使用したその各駅停車へは、練馬で接続し乗り換えられる。
西武球場前から乗ること45分で到着し、折り返しは回送となる。東京都心へは1本でつながるとはいえ、乗車時間はそれなりに長かったりするのだ。そろそろ日をまたぐ頃合いとなっており、池袋からの最終はすでに案内が出ていた。
(S)西武運賃:西武球場前→池袋 377円
この夜はもう池袋の東口から、いつものように調べたネットカフェへ直で向かうだけ。念入りに地図も印刷しており、事前に目を通してもいたことで迷うことなくたどり着く。池袋で有用な店舗は、東口と西口で2つずつある。
(S)クリスタルガイザー700ml(大塚食品) 108円※軽減適用
…と、その前に。睡眠時にも手元の水分を確保しようと、ネットカフェの先にあるコンビニで1本仕入れておく。持ち込みが自由だからこその選択だ。
今回の『快活CLUB』池袋東口駅前店は従来型の店舗となり、ビルの4~6階に入っている。リクライニングシートとフルフラットシートの二者択一となり、例によって後者を選択。各自区画にはオートロック式の扉が設けられている。他の3店舗はすべて鍵付き防音個室となっており、飲食メニューがないほか付近のコンビニもしっくりこない。
シャワーは無料で使用可能だが、男女1つずつで少々設備も古い。タオルも無料で使用可能なものは用意されていなかった。今回は時間もあるので、可能な限り23日分のメモ帳も進めて…。
(野性に還る獅子の夏 つづく)
めぐ「久々の青春18きっぷで名古屋から都内へ、そこから西武で野球でした。先に流した"リターンズプラス"が2017年の話で、完全に今回の話と連動させました。なんかまだまとまってないんですけど…、この続きは近日。」
2022年8月11日(木) そして舞台は大阪へ…
3年弱ぶりとなった京セラドーム大阪(大阪ドーム)。恒例の『夏の陣』で、ユニフォーム付きチケットを求めて参戦す。
オリックスと東北楽天。内容は一方的な流れとなる。頓宮,杉本とホームランが飛び出し、その後も追加点を重ねていく。元謙太(げん けんだい)のプロ初スタメンにして初安打、初打点も見られて何よりだ。東北楽天は、浅村の1発だけで実質終わった。
速報性が重視されるモノにして、生観戦したという事実が優先されあまり手が進まない。ということで、詳細は後日予定。
(Bs夏の陣2022 つづく)