2022年7月23日(土)午後6時51分 埼玉県所沢市・ベルーナドーム
ポテトで足らず主食を確保したくなり、飲食売店の列に並ぶ。幸いにも各店舗では"デジタルサイネージ"のうち、それぞれ1面で試合映像を流している。生で見逃しても、これで内容そのものは把握できるはずだ。
そんな4回表、銀次がセンターへのヒットを放つ。浅村はダブルプレーも、島内がバックスクリーンへ先制ホームラン!しかもプロ通算1000安打という。茂木もセカンドへの内野安打で続き、盗塁を成功させ悪送球も絡んで3塁へ。岡島が一二間を抜けるタイムリーヒットでもう1点。岡島は盗塁失敗で3アウト。
(A)タコライス(ベルーナドーム/リトル沖縄) 880円※軽減適用
キャンプ地ではないものの、何かと沖縄に縁のある埼玉西武球団。沖縄でよく食べられるタコライスも目をつけており、今回は通常のものを購入。タコスミートにサルサソースは、辛そうに思えてトマトベース。トマトやキャベツなど野菜も多く、酸味があって食べやすいのだ。
4回裏は3人で終了。5回表、1アウトから炭谷がセンターへ打ってヒット。武藤がフォアボールを選んで1,2塁。小深田はレフトフライ、銀次は見逃し三振。午後7時の段階でスタンドは埋まり、既述のとおり黄味の強いユニフォームが来場者全員に配布され染まっている。
5回裏は3人で終了し、試合成立となる。この試合はチケットが完売する盛況となった。それにしても5回まで1時間半を切っており、やけにペースが速いという…。
6回表は3人で終了。6回裏は川越がツーベースも、柘植は送りバントを失敗。鈴木のゴロで2アウト2塁。源田は10球目粘るもファーストゴロ。7回表、3人で終了。
2時間かからず迎えた7回裏。森のライン際への打球のファウル判定を巡り、西武がリプレイを要求。
検証後も判定は変わらず、森はフォアボールを選ぶ。山川は空振り三振、ジャンセンがファーストへファウルフライで2アウト。愛斗がライトへのヒットを放ち、外崎はフォアボールを選んで満塁。
川越がライトへ抜けるタイムリーヒットで同点!さらに暴投もあって勝ち越した。柘植は空振り三振にで、この回は3得点で形勢逆転。8回表は平良がマウンドにあがり、逃げ切りを図る…。
武藤はライトへ飛球を放ち、スタンドに入ってしまった。これでまた同点、しかもプロ初ホームランという。1アウトから銀次はセンター前へヒット。浅村が空振り三振、島内は平凡なゴロとなる。投手を宋家豪に交代させた8回裏は3人で終了。
(A)ライオンズシャーベット(ベルーナドーム/球弁) 500円※軽減適用
ゴミを捨てに上がるついでとして、冷たいものを欲していた。薄青色の清涼感にも誘われて購入。果汁2%のレモン味となっており、ラムネが入っている。容量が少なかったことには、この際目をつぶっておこう。
9回表は水上が登板。2アウトから山﨑がライトへのヒットを放つも盗塁失敗。眼下に見られるブルペンから、9回裏のマウンドへ西口が向かう。
さてバックネット裏にもビジョンが新設され、メインビジョンを見られない位置から同等の内容を表示させることで補完している。そちらのスコアボードは2017年から変わらず、別個で白色LEDを用いた従来型装置を使用。
1アウトからジャンセンがフォアボールを選ぶも愛斗はセンターフライ。外崎が空振り三振、実観戦においては初の延長戦に突入となった。同様となった2021年10月は9回打ち切りで引き分けている。
10回表に登板するのが、有名サッカー選手と同姓同名の本田圭佑。1アウトから武藤がセンター前へヒット、小深田はセンターフライ。ここで鈴木大地が代打に登場。しかしショートゴロに終わった。
(A)さやま茶ペットボトル500ml(ベルーナドーム/狭山茶処新井園本店) 260円※軽減適用
売店がまだ開いていようと、この時間に残るのは飲料ぐらいだろう。ということで周辺が主な産地となる狭山茶を、ペットボトルで1本購入。これで最後まで持たせよう。
そんな10回裏はブセニッツがマウンドへ。川越がヒット、柘植が送って1アウト2塁。
代打にまだ中村剛也が残っていた。しかし空振り三振を喫する。ワイルドピッチで3塁に進み、源田のゴロでヘッドスライディングもアウト。延長では1回行使可能なリプレイを要求。
判定はそのまま変わらず11回表に進み、森脇が登板。3人で終了させた。
11回裏、とうとうクローザーの松井裕樹を使ってしまう。ここはしっかりと3人で終了。7回表までテンポの速かった流れはどこへやら、いつしか最終電車の案内も始まった。
埼玉西武はクローザーが不在の状況で12回表を迎えた。ボー・タカハシがマウンドへ上がったところ、午後10時を回って鳴り物応援が終了。音楽による演出も止まり、アナウンスだけで進められる。
岡島はライトへのヒットで出塁し、途中から入った川島が送りバントを成功させる。炭谷のセカンドゴロで2アウト3塁となり、佐々木へ投手交代。武藤はファーストゴロに終わり、東北楽天の勝利はなくなった。
松井裕樹は12回裏も続投し、3人で終了。4時間21分の一戦は引き分けとなった。26641人の大観衆も、最後までの残っていたのはどれぐらいだっただろうか?
配布されたユニフォームは昇華プリントで仕上がっており、安価で大量に柄物を生産できるモノ。5年前の『炎獅子ユニフォーム』は袖に貼り付けられたスポンサーロゴ(西武鉄道)がシール状で、母から苦言を呈されていた。今回の品もスポンサーロゴ(西武鉄道)入りだが、ユニフォームごと昇華プリントだ。
(つづく)