2022年7月23日(土)午後0時40分 静岡県熱海市・熱海駅
(S)JR普通列車自由席グリーン券:熱海→池袋 休日事前800円
 今回は久々にJR東日本首都圏、普通列車のグリーン車自由席を利用する目的もあった。紙媒体は過去のジンクスがあることから、当然のようにIC媒体で"情報を書き込み"。乗車の際は座席上にある読み取り部にかざし、赤色の灯っていたランプを緑色に変えよう。


 熱海に入ってきたJR東海の車両は、313系8500番台と211系を連結した6両。前者は313系の中でも特別仕様といえる豪華なタイプで、現状は車内トイレの確保という理由だけで静岡に転属したといえる。何せ後者となる211系には車内トイレがなく…。


 JR東日本の駅名標となり、熱海は東日本(JT21)のほか東海(CA00)の駅番号も記載される。バックライトにLEDを用いた薄型ながら、首都圏では早々にバックライト非搭載のタイプが主流になってしまったらしい。



6.熱海12:49発→平塚13:39着 普通1876E/東京経由高崎行き サロE231-1021
 入ってくるのは15両で、一般車両が最大で8両となったJR東海に慣れてしまっては長い存在。前方5両はE233系で籠原止まり、後ろの10両たる小山のE231系が高崎行きとなる。


(S)い・ろ・は・す555ml(コカ・コーラ) 110円※軽減適用
 2階席を選べば、そこそこ乗車が見られた。さて今回の昼食に合わせるべく、ホーム上の自動販売機で水分を調達。本音は持参した水分がまだ凍っていたことから、溶かす目的が大きい。ということで名古屋駅の購入品、ようやくのお披露目だ。


(A)おむすび和風ツナマヨネーズ(東海キヨスク) 130円※軽減適用
 何かと続く和風ツナマヨの系譜。JR東海のそれは東日本より色味が薄いながらも、ご飯はしっかりしょうゆ味。ツナマヨもしょうゆ味となっており、やはりそれが"和風"なのだろう。気のせいか少々大きかった個体は、移動中に形が崩れてしまった。

(A)大きなおむすびツナマヨネーズ(東海キヨスク) 168円※軽減適用
 個人的にはやはり直巻のしっとりした海苔がタイプだろうと。1品目の和風ツナマヨと比較を兼ねて、今回の2品目。こちらは白いご飯で、ツナマヨもしょうゆのないマヨネーズの味。


 海の景色はある程度見ていただろうと、今回は山側にあたる左へ座っている。真鶴で通っているのは神奈川県道740号で、かつて国道135号だったとするならば明らかに狭苦しい。


(A)サンドおむすびポーク玉子(東海キヨスク) 295円※軽減適用
 今回の遠征目的を踏まえて後回しにしようと思うも、結局昼食に組み込み。そしてこちらもツナマヨ入りで、晴れて"猛ツナマヨ賞"達成だ。沖縄でポークランチョンミートを使うべきなところ、ここでは厚切りソーセージで代用。ケチャップがあれば完ぺきだっただろう。


 小田原が近づき、新幹線のほか箱根登山鉄道が接近してくる。後者は小田原から小田急となり、箱根湯本から新宿までほぼ一体で運行される。


(A)おむすびうなぎ(東海キヨスク) 260円※軽減適用
 今日は土用の丑でもあり、うなぎを食べるのが習わいとされる。近年高級品となったうなぎが手軽に、少しでもあれば入れたいのが本音。ご飯にたれがしっかり入っているほか、うなぎ1切れも結構しっかりしたものであった。さすがにツナマヨは入っていない。


 小田原からは貨物線が並行し、平日の湘南ライナーも一部便が走行する。国府津が近づいており、迫ってきたのは沼津で分かれていた御殿場線だ。


 やがて左の山々も遠くなったようで、以後しばらくは建物が多い平野部の路線。もう少し進めていくと、貨物線は相模貨物駅に至る。そろそろ平塚なので乗り換えることとし、座席上にある読み取り部にICカードをかざせば緑色の灯っていたランプが赤色に変わる。



7.平塚13:45発→池袋14:55着 快速2838Y/新宿経由籠原行き サロE231-1055
 熱海から平塚まで50分。新宿経由の"快速"はすぐ隣で待機しており、いたのは国府津のE231系となる。今回は車端部の平屋席にしよう。


 特急普通車並みのリクライニングシートが8席だけで、かなり個室感が漂う小空間になった。2階建て部分と(上下階とも)異なり荷物棚が設けられ、ICカードの読み取り部も荷物棚に設けられている。赤色の灯っていたランプが緑色に変わると、乗務員は目視だけで車内改札を済ます方式だ。


 快速を名乗りながら、平塚を発車すると戸塚までは普通と同じ停車駅(但し辻堂の停車有無のみ)。最初に停車する茅ケ崎で接続する相模線は、あっという間に新車たるE131系500番台に置き換わってしまった。


 藤沢から大船にかけ、何やら巨大な建物(湘南ヘルスイノベーションパーク)が左に現れる。引き続き並走している貨物線は茅ヶ崎と藤沢にホームを有した後、旅客列車が停車可能なホームは東京都心(品川,大崎)までない。


 高速道路らしき高架橋を通すため、橋脚が一定数立ち上がっている。調べるとやはり首都圏中央連絡自動車道(C4、略称:圏央道)のそれであり、ジャンクションがこのあたりらしい。


 横浜市に入って、左側は再度山めいた景色となる。もっともこのあたりは斜面を削るようにして、住宅など建物が多く立ち並んでいる。貨物線は東戸塚を通過した先で、完全なる別ルート(横浜羽沢経由)へと進路を変えていった。

 なお湘南新宿ラインの快速は戸塚から先、横浜,武蔵小杉,大崎の順に停車していく。


 分かれていた貨物線とは、鶴見付近にて再合流を果たす。一方で大船から走行してきた横須賀線の線路は、鶴見付近で東海道本線の"本線"から離れていく。以後湘南新宿ラインとして、"本線"と接することはない。


 武蔵小杉からは新幹線の線路と並走している。そのまま多摩川を渡って、東京都へ入っていく。


 そして横須賀線として走行してきた"品鶴線"とも分かれ、名実ともに東海道本線を離れたこととなる。ここからやや回り込むような形状となり、りんかい線(東京臨海高速鉄道)とホームを共有する大崎に停車。


 大崎からは山手貨物線の扱いとなる。恵比寿に続いて、工事が長期にわたって続く渋谷へ。写真は失敗なので、付近の界隈が見られるところで収めよう。


 そして新宿に停車する。日本のみならず、世界でも有数の規模を誇る都心の駅だ。


(つづく)