2017年8月15日(火)午後9時18分 川崎市中原区・武蔵小杉駅

20.武蔵小杉21:18発→立川22:01着 普通2145F/立川行き モハE233-8016
 南武線も気づけば新車へと完全に置き換わった。この8000番台へ乗ったことにより、E233系は全てのタイプを制したことなる。ただこの時間、通勤だけでなく行楽帰りも多い。
さく「そうだよね…、名鉄も今日まで休日ダイヤだったし。」
もも「相変わらず進歩しないのは誰だっけ?」
めぐ「はいはい…。」

 すぐに座れないのは仕方ないことだろう。それでも基本は短距離乗車メインの通勤用路線、しばらくして座れるようになった。その後はほぼ一方的に客が降りていく。
めぐ「せっかくだし、ここでやっちゃうかな?」
なぎ「そういう言い方やめろ。」
もも「ってか、何やろうってんのよ?」

 E233系として導入された最終タイプであり、南武線として黄色だけでなくオレンジも入った帯を纏っている。ドア上に2つずつある液晶画面が、乗客を飽きさせない。LED照明が明るく照らす車内、黄色系の座席はE233系らしい弾力を持つ。
めぐ「これね…、路線ごとにカラーリングを中まで変えてるのがいいのよ。」
もも「ああ、そう?同じでいいとか思ってた。」
なぎ「同じじゃ飽きるだろ、ちょっとばかし気分変えたりとか。」
さく「気分転換結構大事。」

 さて、最後に投入された1本は青梅線・五日市線からの改造車両。改造箇所は車体帯色と液晶画面式車内案内(17インチワイドサイズへ変更)程度と少なく、E233系の共通設計ぶりが伺える。
もも「あ、そうなの?」
めぐ「それで座席がオレンジのままだから、もったいないかなって。」

 そのまま立川まで乗り通した旅行班。ここから夜の"キャンプ地"は決めているものの、23時まではノープランとなる。さて2008年ごろは"キャンプ地"として、『マンボー』立川北口大通り店を利用していた。その後は各種事情もあって利用しなくなり、調べたところ2017年7月末で閉店という。
もも「…また御茶ノ水の。」
めぐ「まあ、普通にそうなった。」


(現)電池交換式チャージャー(トップランド) 1026円
 この先からしばらく充電可能な箇所がないので、コンビニ売店にて非常用手段を確保しよう。
めぐ「たぶん使うと思う。」
さく「ああ、まとめ作業で?」
もも「そういうの後でいいから、寝ればいいのに。」

 結局、何もなく御茶ノ水へと向かうこととした…。


21.立川22:16発→御茶ノ水23:04着 快速2124H/東京行き モハE233-57
 来るのは全てE233系0番台であり、最初にして唯一列車番号が上に設けられているタイプ。南武線へ転用するため改造を受けた1本も変わっておらず、区別可能な箇所となっている。
めぐ「…以上。」
もも「…もういい。」

 乗ったら既にすることはなく、眠くなったら寝るだけ。ややダイヤが乱れていたものの、基本は途中で抜かされるという"快速"。とりあえず、より長く寝られたということか。

 立川から御茶ノ水まで、たぶん48分。今宵の"キャンプ地"は23時を境に料金設定がリセット(深夜料金適用)されるため、ある程度時間を調整させる必要があったのだ。とりあえず23時を回っているので、今夜はここまで。
さく「すっかり不思議な感じしてて…。」
めぐ「そんな感じ…。」

 聖橋口から出て見える『御茶ノ水ソラシティ』もすっかり定着した。最初に降り立ったのは2009年夏。建設中の写真はなく、当時の景色はほぼ思い出せない。
もも「アンタらの思いつきでここにしようっての、最初だったっけ?」
めぐ「最初は場所は決めてて、立川に戻るのやめたんじゃなかったっけ?」
なぎ「…最終判断したのがわからん。」

 川沿いの線路道を歩く。聖橋口から向かうもう1つのルートは『幽霊坂』である。
もも「もう何度目よ?」
めぐ「…何回目だっけ?」


 かくして『神田アクアハウス江戸遊』に着き、この日の"18きっぷモノ"は終了。なお2019年からは営業主が変わり、『らくスパ1010』として姿を変えている。


(現)深夜サウナ6時間コース(神田アクアハウス江戸遊) 1780円
 当時わざわざ変わってなかったのに言うことはないだろうが、浴場は3階にある。通常の風呂と二股ラジウム風呂、そこへサウナと水風呂というもの。休憩室は2階にあり、畳敷きのスペースもある。
もも「…もう18きっぷ使わないのよね?」
さく「一応、使わない予定でいるけど。」
めぐ「たまには言ってよ。」
もも「じゃあ…、曲がりなりにも持ってることだし。」

 最寄り駅は御茶ノ水(JR)や新御茶ノ水(千代田線)のほかに小川町(新宿線)があり、3日目は小川町からスタートする。最初に向かうは本八幡。そのまま折り返して、森下からは大江戸線で上野御徒町へ向かう。
めぐ「もう、先に荷物置いてこうかなって。」
もも「あ、それで変なとこ区切ったのね?」
さく「南千歳のをまた使うよ。」
なぎ「…これ南千歳で荷物入れて、塘路まで行ったってことだからな。」

 上野御徒町のコインロッカーへ荷物を預け、春日からは三田線で西高島平へ。ここも折り返し、三田から浅草線で西馬込。やはり折り返し、大門からは大江戸線で光が丘へと進む。
さく「これで都営地下鉄がオールクリアになるんだよ。」
もも「ああ、そう?」

 その後は練馬区で一目置いた銭湯へ。そこから、西武球場前へと向かうのだ。
もも「あのテレビとかで見た、オシャレな?」
めぐ「そこ、露天もあってね…。」

 ひとまず、試合後の予定事項は後程としておこう。水分を適当に取ったところで、朝5時までおやすみなさい…。

(つづく)


めぐ「我ながら、こんなあっさりした進め方でよかったんでしょうか?いえいえ、実は2022年の案件と絡んでくるのです。その話は…、またいずれ。ではここまでで一旦失礼します。」