管理者代理「なんか今回は話数がヘンテコなっちゃってますけど、先に野球部分だけお見せしていたことでしょう。その分を調整して、合計にするとこうなりました。今回は札幌ドームの外で見回った、あんなことこんなことを…。」


2022年5月20日(金)午後2時46分 札幌市豊平区・福住駅

 栄町から25分あれば、そこそこ眠れたであろう。福住は6年半弱前に到達しており、目的地は今回と同じく札幌ドームであった。ここでは交互に入って折り返す方式となる。


 地上に出ればこれも6年半弱前と同様にして、6年半弱前と異なる雪のない道のり。札幌ドームまで沿うのは国道36号で、高層マンションに阻まれてまだ姿をとらえられない。

 その途中、北海道日本ハムのグッズショップがあったので見ておこうか。



(現)レプリカユニフォーム・ホーム無地(北海道日本ハムファイターズ) 7300円
 2022年シーズンから北海道日本ハムのユニフォームがフルモデルチェンジした。チームの北海道移転から取り入れられた左右非対称デザインは、このデザインでも踏襲。従来と異なる角ばった文字は、新監督の意向が強く込められているといえようか。


 寄り道しつつ、札幌ドームのすぐ下まで来た。そのまま階段を上がれば近いのだろうが、柵で塞がれている。歩道橋へ回り込んで上がるほかはなさそうだ。


 そのまま階段やエスカレーターを上がって、北ゲートのところへ出てきた。時刻は午後3時…、完全に早すぎる。早すぎてグッズショップなども一切開いていない。戻るにも面倒なので、とりあえずその場で一休み…。

 まあせっかくなので、少しでも周りを見て楽しもうか。そういえば北ゲートだけでなく、別方向へも"通路らしきもの"があったはず。


 この札幌ドームは野球とサッカーの"二刀流"。Jリーグでも北海道コンサドーレ札幌が本拠地として構えているほか、日本代表の試合も行われた実績が幾度となくある。西ゲートの前には野球やサッカーなど、各種展示コーナーが設けられていた。


 この西ゲート付近にはトレーニング室もあり、一般の方は料金を支払って利用できる。


 それにしてもやはり6年半弱前と同様、方向感覚が分からなくなってくる。スポーツ中継では外に出ることがほとんどなく、内部から外の様子をうかがえない。展望台も西向きに突き出す格好なので、見られる景色が限られていた。


 さて南側に出てきたところは駐車場。特に通路から出て平面状となっているあたり、少々の標高も感覚がない。ビルの多かった北ゲート付近から一転し、周囲は緑多き風景だ。


 南ゲートを抜けて進んでいくと、シャトルバスの乗り場となる。バスはJR白石,平岸,真駒内,南郷18丁目から出ており、試合終了に合わせて出ているという。今回は地下鉄の1日乗車券なので無縁だが、一応目を通しておく。


 サッカーの天然芝ピッチは通常、外で管理されている。試合時には浮上させるようにドーム内へ運び入れ、ドーム内の座席を可動させて仕上げていく。外から見ても、外に座席等を設置できそうではある。


 外周は周回できるようになっている。ガラス張りになっていたものの、カーテンなどで遮られて様子はうかがえない。このあたりが東ゲートとなる。


 駐車場に面した南ゲートで待つしかなさそうだ。すでに待機している列ができており、そこで並んでおくのがいいことか。各ゲートの入口にある"看板"は、よく見ると細長いLEDビジョンになっていたり。


 


 ということで本番であるべき、野球観戦にいそしんだのであった。その話は先行で公開したため、そちらをご覧いただきたい。


 ここで少々の野球小話。プロ野球のユニフォームは基本的にホーム用とビジター用で、本拠地ではホーム用という原則。2000年代後半の千葉ロッテはホーム用が選択制となっていたこと例外はあったが、2006年から2013年までは基本的に原則を崩していなかった。


 2014年からは"野球夏フェス"を意識したのか、イベント用ユニフォームのほかイレギュラーな会場という事例も多々出てきた。2014年に埼玉西武が着用した『埼玉ユニフォーム』はイベント用として扱った後、翌年から2020年までビジター用となっている。

 また2017年の『ライオンズフェスティバルズ』は赤いユニフォームだったため、対戦相手の東北楽天は"色被り"しないようホーム用を着用。その一方で2017年の『オリ姫ユニフォーム』は濃青色となり、中日のビジター用とかぶってしまった。

 大阪ではオリックス主催のほか、福岡ソフトバンクや読売の主催試合も観戦している。特に前者は同一リーグ他球団の本拠地にして、年間1試合のみながら『鷹の祭典』としてすっかり定着。2020年は阪神主催試合にも手を出したものの、(以下略)。

 極めつけは2018年。本来東京を本拠地とする読売主催試合を大阪で観戦し、本来千葉を本拠地とする千葉ロッテ主催試合を東京で観戦。さらに元本拠地とはいえ、翌日は本来札幌を本拠地とする北海道日本ハム主催試合を東京で観戦した。



 そして2022年。本拠地移転後の処遇が気になる札幌にて、全12球団本拠地での観戦を果たしたのだ。翌年からの新球場に期待するのは野球と共に、新千歳空港温泉のような深夜銭湯コースで翌朝まで過ごしたいことだ。実現の暁には双方をセットにしたチケットを販売してくれれば…、と。


 そんなこんなで札幌ドームから駅へ続く、微妙な距離を感じさせる道のり。新球場では日中の景色共々、どうなることか。


(S)カルピスウォーター600ml(アサヒ飲料) 151円※軽減適用
 手持ちの水分が尽きていたため、札幌ドームから駅へ向かう途中のコンビニで1本購入。限定で増量された商品だったのだが、なんとなくコンビニ限定で定着しそうな気がする。


22.福住22:11発→さっぽろ22:25着 栄町行き 9218
 時間を置いたことで混雑もすっかり解消に向かい、ゆっくり座って帰ることができる。もっとも降車する駅はあまり遠くないので、寝ないようにしたい。


 14分でさっぽろに戻ってきた。後は改札を出て荷物を取り出せば、地下からネットカフェまでエレベーターで直結している。


 19出口に面するように、今回荷物を預け入れたコインロッカーはある。レシートにバーコードが印字されており、読み取ると解錠される仕組み。12時間以内に取り出した(はずな)ため、追加料金はかからなかった。

 ということで、今夜も『快活CLUB』札幌駅南口店を"キャンプ地"とした。さらにフルフラット席にしたところ、前夜と全く同じ席。パソコンのキーボードで、上と左のキーが反応しないのも変わらない。

 することはやはりメモ帳への入力と、撮影した写真をUSBメモリへ転送。その場で画像編集(デジカメで撮影した640×480の写真を、一部除いて1280×960へペイントで拡大)まで行い、ファイル名を撮影順に"220520-01"等と整理している。もちろんシャワーと睡眠は欠かせない。

 そしていよいよ最終日を迎える…。

(2022年、札幌に春が来た。 つづく)


管理者代理「これで3日目まで終わりました。残すは最終日、札幌からまた"山線"を経て帰っていきます。その道中もまた…、珍道中にふさわしいものとなりました。ということで、続きは近日公開。」