2022年5月19日(木)午前7時49分 岩手県盛岡市・盛岡駅
盛岡では前方に連結しているこまち95号を分割するため、少々の停車時間がある。気分転換を兼ねてホームへ出て、外気に触れておこう。
(S)フロムアクア・白神山地の天然水550ml(JR東日本クロスステーション) 110円※軽減適用
お待たせしすぎた落ちないキャップ…、のはずが少々様子がおかしい。これまでは谷川岳の天然水だったところ、白神山地になっている。もっとも飲んだところで軟水であれば、あまり変わらないだろうが。
(A)こだわり黄金・仙台牛(ニューデイズ) 220円※軽減適用
白米にも宮城県のブランド『だて正夢』を使用した、プレミアムなおにぎり。モノが高級志向なだけあって余計なことはいらぬと、味付けはシンプルにまとめている。それこそ牛肉も塩味だけとか。
5.仙台6:40発→新青森9:04着 新幹線はやぶさ95号/新函館北斗行き H526-204
盛岡からもある程度乗車し、10両で発車。ここからは6年半弱前に、逆方向ながら各駅に停車した区間となる。引き続き右側の景色を見ていくとして、市街地から離れていく。
いわて沼宮内からガラス越しに外を見れば、ひたすらの山林風景となっている。東北新幹線でも利用が少ないことは、停車本数の少なさが示している。
(A)和風ツナマヨおにぎり(ニューデイズ) 134円※軽減適用
JR東日本の和風ツナマヨは大手コンビニと異なり、ご飯の色と味が濃いのを特徴とする。好きだからと2日連続で選んでいる。もっとも3日目は北海道内にいることから、どう頑張ろうとも3日連続はならない。
(A)サンドおむすび・唐揚げたっぷりマヨネーズ(ニューデイズ) 275円※軽減適用
もう1個はボリューミーな品を選んでみた。唐揚げは1枚の個体が大きいタイプで、期待に沿った食べ応え。たっぷりなマヨネーズは、言葉そのまま下にたまってしまっていた。
二戸は新規開業区間の途中駅で一般的な単純相対式ホームながら、ガラス張りの壁面に吹き抜け状の階段を有して天井が高い。近未来的な設備を収めたくも、タイミングがいまひとつ合わない。
盛岡からは2002年以降に開業した区間であり、多くはトンネルを直線状に貫いている。そのため景色はあまり見られない。
青森県に入って最初の新幹線駅、八戸でまとまった下車があった。かつては終着駅だったこともあり、それなりに家なども多く並んでいる。車両基地はもう少し先にあったようだ。
七戸十和田が近づき、広がった田園風景を見る。6年半弱前は冬だったため、雪深い景色がどこから見られたのかと…。
トイレへ入るべく、3号車のデッキへ出よう。壁面は淡い木目にして、出入口のドアが黄緑色。トイレは男子小用,男女兼用,女子専用が1つずつあり、洗面台も男女兼用と女子専用がそれぞれ設けられていた。
もうすぐ新青森、出口は左側となる。ここも新幹線の終着駅として開業しており、合わせて駅の周囲が新しく開発されたところだ。修学旅行の団体は2号車のほか、3号車にも乗車していた。
はやぶさ95号は新青森まで各駅に停車後、一転してノンストップで進んでしまう。一方で後続となるはやぶさ1号は二戸から各駅に停車するため、乗り換えてしまおうということだ。なお盛岡から先ははやぶさの追加料金が設定されておらず、自由席料金で指定席の空席を利用できる特定特急券を発売している。
もちろん時間を有している以上、駅の外に出て姿を見ておきたい。やはりガラス張りの近代的な外観を有しており、新幹線の駅らしく大きく立派な姿である。
3階建ての新幹線駅であり、改札を2階に有している。ここまで来ると乗客数もあまり多くないようで、スペースは多くとられていないようだ。
当初から新幹線駅とされたわけでなく、既存の在来線駅に併設する形。青森の駅へはもう1駅在来線移動を介しており、新幹線が終着駅だった6年半弱前もここから乗り換えていたのを覚えている。線路とホームは1階に有している。
トイレに入りたくなったため、時間があるうちに入っておこう。
(現)新幹線特定特急券:新青森→新函館北斗 4000円
そして今回この選択を下した最大の理由。これらの特急料金は、新青森で打ち切り計算となる。そのため95号に乗り続けて奥津軽いまべつ,木古内を捨てようが、1号を仙台から選んで古川~新花巻(+いわて沼宮内)を捨てようが。合計額は変わらないのだ。
3階の新幹線ホームへ出て、休みつつ待つとしよう。同じくここから先のことを考え、買ったモノを収めて…。
(つづく)