2022年3月20日(日)午後5時6分 岐阜県不破郡関ケ原町・関ヶ原駅
旧岐阜県道236号 関ケ原駅前(関ケ原町)→関ケ原駅(関ケ原町)
大垣和合新町のファミリーマートから18.6km。この際なので国道を一旦外れて関ヶ原駅へも足を延ばし、駅へつながる県道を制しておこうと考えた次第だ。
めぐ「垂井も…。」
ひろ「遅い遅い、さっき外れてりゃ行けたろ。」
列車が来るというので待っていると、特急『しらさぎ』が名古屋に向けて通過していった。1本しかない683系8000番台であり、北陸新幹線敦賀開業後も波動輸送用として残りそうだ。
関ケ原駅前観光交流館なる建物があった。せっかくならば見ておきたいと言うのが性分だろうが、生憎にも時間外で開いていないようだ。
めぐ「じゃあ、行こうか。」
ひろ「まあここ、他ないもんな。」
岐阜県道236号 関ケ原駅(関ケ原町)→陣場野(関ケ原町)
せっかくなので県道236号の標識に従い、同じ国道21号でもバイパスのほうへ進めてみよう。JRの線路を跨いで少々すると、関ヶ原町役場やふれあいセンター。古戦場記念館があり、建物が新しい。
めぐ「ほら、こういうちょっと暗いとこに。こういうあったかい色の照明っていうか。」
ひろ「外が寒くて、中あったかいってんじゃなくって?」
岐阜県道236号 陣場野(関ケ原町)→関ケ原駅(関ケ原町)
関ヶ原バイパスと交差したので引き返そう。さて実のところ県道236号について、起終点にあたる国道21号との交差箇所が現道からバイパスへ移動していたという。
国道21号 関ケ原駅前(関ケ原町)→関ケ原西町(関ケ原町)
では再度、もう少しだけ国道21号へ。関ヶ原町の中心部らしく、狭いところへ交通量も多くなる。
めぐ「和牛、ジャンボカツ…。いいかも。」
ひろ「今日昼に結構、中華食べたんじゃなかった?」
国道365号 関ケ原西町(関ケ原町)→牧田小学校南(大垣市上石津町)
米原まではもう少々といったところだが、あくまでも大風呂敷は広げないというスタンス。今回はここまでとして愛知県へ戻るとしよう。
ひろ「うん、それ正解な。」
めぐ「…ここまで来ちゃうと、なんか行きたくなっちゃうのよね。」
それ以上にガソリン残量を考えると、滋賀県へ入るにも心当たりがない。関ヶ原インター付近には過去に入ったセルフスタンドがある。
(A)古市石油・セルフセルビー関ヶ原(出光興産/岐阜県不破郡関ケ原町) 164円×4.19L
関ヶ原駅から2.7km。とりあえず心当たりのあるセルフスタンドがここぐらいなので、少々早めに入れておきたい。道中で無理やり『アポロステーション』へ上書きしたスタンドがありながらも、ここはまだ旧ブランドで残っている。クーポンコードが直接掲示されており、2円/L引きとなる。
今日はここまで合計63.2km。ここからのルートは距離があるように思われながら、意外に単純なものだったり。
岐阜県道56号 中町(関ケ原町)→駒野(海津市)
国道365号が県道と合流してすぐに関ヶ原インターとなる。そのまま名神高速をくぐり、大垣市上石津町に入ったところで広域農道『戦国ロード』と交差。ここからは下りが多い道のりだ。
めぐ「ここ通ったら、国道の21にも抜けられて。」
ひろ「ああ、じゃあさっきのとこみたいに狭くはならない?」
国道365号が分かれ、直進すれば引き続き県道へ。牧田川を渡る手前で左折すれば養老サービスエリアへ進められるところ、今回は直進して橋を渡ってから左へ進もう。
ひろ「…いいんだな?」
めぐ「今日はね。前も行ってるし。」
養老町に入って堤防道となっており、何やら工事が進められているらしい。県道はやがて堤防から右へ道なりにそれ、下ったところは焼肉店が多く並ぶことで有名。
ひろ「結構こういうとこって、いい肉だからそれなりっていうかな…。」
めぐ「串焼きぐらいあればね、ちょうど1本ぐらいあれば。」
そして肉店の立ち並ぶ箇所を抜けたところで、セルフスタンド(フルサービス併存)が1軒。養老鉄道の線路も並走してくる。
めぐ「引っ張ってここが限界だったよ。」
ひろ「いや、さっきのとこで入れて正解。」
養老公園も近く、ここからはさらに手慣れた流れだ。下り基調な中でもアップダウンが目立ち、信号は多くない。日も没みつつあるので、手早く進めたいところ。
めぐ「もう一気に行くよ。」
東海環状自動車道の橋脚が姿を見せ始めていた。橋梁のかかっていない姿を誰が呼んだか、日本のストーンヘンジと…。
ひろ「…橋脚ってわかっちゃったし。」
めぐ「うん、でも今ぐらいしか見れないし。」
給油してから22.2km。県道8号共々起終点であり、国道258号と交差する箇所にココスがある。他に心当たりがあるのはイオンモール名古屋茶屋付近ぐらいなので、機会を生かしたい。最小限の金額だけで退出という姑息な手段に出つつ、auPAYで支払いを試みようということだ。
ひろ「ってか、コンビニあったろ。」
めぐ「そうなんだけど、なんか一気に進めたくてここかなって。」
少々の滞在と共にコーンスープをごちそうさま。なお支払いのauPAYはコードをスキャンして、金額を手入力する方式であった。レジに配置されるコードは、他のアプリ決済と共通となる。
めぐ「まあ、本当は前に行くべきだったんだけどね。ポイントの。」
ひろ「結局それか。」
さあ完全に夜となれば、もう帰るしかない。
めぐ「今日はここで解散かな?」
ひろ「いや…、まだあるだろここから。」
めぐ「もう一気に進めたくってね…。」
岐阜・愛知県道8号 駒野(海津市)→江西(愛西市)
しばし起伏ある箇所があり、福岡大橋で揖斐川を渡る。後は東海大橋までひたすら平地を突き進む。
東海大橋を渡れば愛知県。県道8号は堤防から下ったところで右折となる。このまま進んでいき、以後は左折1回だけで名古屋市の中心部へ最接近できてしまう。実現したのは2002年、名鉄津島線の高架工事が完成してからのことだ。
愛知県道126号 江西(愛西市)→花正(あま市)
2002年以前の名残からか、案内標識は県道126号に名古屋と示されている。対面通行で続いているこちらの道が開通したのは、果たしていつの話だったか…?
今回の合計走行距離は106.2km。特に花粉症シーズンということで走行中もマスクを外さなかったところ、日中はほぼ問題なし。夜間も何とかなっただろう。
(おわり)