2016年1月13日(水)午前7時47分 名古屋市中村区・名古屋駅

 予定より早まったので、"アディショナルタイム消化を兼ねた延長戦"に突入。向かう先は、24時間営業を行っている『ドン・キホーテ』名古屋栄店。地下鉄東山線は小型車両で混雑すると考え、桜通線で向かう。名古屋市営地下鉄は通常のレール式。
なぎ「結局いつものパターンになったな…。」
もも「誰のせいだか知らないけど、こんな大荷物持ってさ。」


49.名古屋7:57発→久屋大通8:03着 徳重行き 6751
 久々に乗る"ホーム"の車両は、桜通線の新型の中でも1本しかないタイプ。この時間となれば、桜通線も混むのは当たり前。
さく「…それ何とかならなかった?」
めぐ「持っていくしかないよ。」

 丸の内で多く下車していく。やはり混雑時間帯のキャリーカートは迷惑だっただろうか?



(IC)名古屋→久屋大通:名古屋市営地下鉄運賃 200円
 6分ほどで久屋大通に着く。名城線への乗り換えも可能とはいえ、栄は徒歩圏内。札幌でも2駅分相当歩き通したので、全く問題はないだろう。
もも「それで?ドンキってどっちだったんだっけ?」


 名古屋は札幌と同じく、地下街が充実している。この時間なので営業している店もなく、薄暗いながらも逆に落ち着きを与えている。
さく「案外ないよ?こういうこと。」
もも「そりゃあね…、店とかないとき来るのが異常なわけだし。」


 とりあえず地上に抜けたので、久屋大通公園にそびえる名古屋テレビ塔を見上げよう。この構図…、そう。札幌も大通公園があり、同じく中にテレビ塔が建っていた。
めぐ「…つながった。」
なぎ「…狙ったろ?」


 全く寒くない名古屋の朝と、親近感を抱いた札幌。そして実のところ、『ドン・キホーテ』名古屋栄店が入っているこのビルは『栄ナナイロ』。これは偶然とはいえ、何か都市設計に意図を感じざるを得ない。
もも「はい、行ってらっしゃい。」
さく「せっかくだから、何か買ったらいいじゃん。余ったお金使って。」

 24時間営業とあって、朝から買い物客のいるドン・キホーテ。時計類は4階で取り扱いがある。では各自適当に…。


 買い物を終え、今度こそゴールをと旅行班。どこでラストシーンとしようか…?
もも「最後ぐらいきっちりしなきゃね、過去最大規模の旅行もの。」
めぐ「…食べてからでいい?」



(現)アラーム付きデジタル時計(※メーカー不祥) 1058円
 ということで、朝はこれで大丈夫。偶然にも"壊れた目覚まし時計"は、昔にドン・キホーテで買ったものであった。そちらとは異なり、こちらは電波時計にあらず。

(現)牛タン仙台味噌おにぎり(ドン・キホーテ) 78円
(現)大きなオムそば(山崎製パン) 108円
 1階は食料品売り場となっていたので、ついでに朝食も購入。感想は特に述べることなし。米類とパン類では、やはり米類がいいのかも…。

(現)ジョージアマックスコーヒー(コカ・コーラ) 98円
 この際なので、ドリンク類も工夫ということ。練乳メインで、甘々なコーヒー飲料。
さく「もう、これでいいでしょ。」
めぐ「そうしようかな…。」
さく「じゃあこれで…、解散と。」
なぎ「待った。お前…、10周年だったな。」
さく「あ…、そうだっけ?」

 旅行班独自による泊りがけとした、2006年の東北旅行から今年で10周年。今回の北海道旅行はそれを記念して、大々的に予算を組んで長期日程となったものだ。
もも「アンタもアレよね…。いなきゃ長編とかできないもん。」
さく「ありがと…。」

 過去最大規模の旅行はこれにてひとまず終了。
もも「ではまたいつか…、奈良でお会いしましょう。」
なぎ「…奈良あるかもな。」
めぐ「いいね、奈良。」



 写真枚数が合計で704にもなった、今回の7日間。鉄道を利用した合計距離が4066.3km、推定総合計は4838.1km。1人当たり93367円という費用もろとも、過去最大規模となった。帰宅後はゆっくり休みつつ、珍しく購入した土産物を分け与えつつ味わおうか。


宗谷岬発ホワイトチョコレート
 ここからは持ち帰った土産物を見ていこう。まずは稚内市で製造されたホワイトチョコレート。チョコチップが入ったことにより、普通のものと異なるいいアクセントとなっている。周囲に配布したのはこちら。

北海道十勝牛乳キャラメル
 牛乳の風味が濃い。お土産としては、道中で食べた残りである。

富良野地区限定とうきびチョコ
 とうもろこしの"パフ"に、とうもろこし風味のチョコレートをコーティング。バー状に成形したものであり、サクサク食感が魅力の1品。こちらは家庭内配布に収まった。

雪だるまくんチョコレート・ミルク
 雪だるまの形をしたチョコレート。ミルクの風味が強く、独特の甘さが広がっていく。よく見れば、内袋には"ISHIYA"の文字が…。

白い恋人
 ということで、石屋製菓の看板商品。間にホワイトチョコレートが挟まった、薄焼きのクッキー。これがやめられない。それより、入っていた缶が上質なのに使い道なし。有効活用できればと模索が続くも、最終的に消息は…。
(アラウンド・ザ・北海道2016 おわり)


めぐ「最初に自ら泊りがけとした2006年の東北旅行から10周年。今回の北海道旅行は、沖縄を除く46都道府県制覇と共に節目を祝うという意味合いもこめたのでした。ついでに1人あたりの予算を10万円と決めたわけではありませんけど、とりあえずそれ以内に収めることができました。」