勝利至上主義…。
できないことまでできなければならないのか…?
運動会も勝たなければならないのか?
やはり勝たなければ得られないものがあるらしい。だから"ズル"してでも、勝たなければならないのだろう。負けたら何も得られないのだからな。
ところが実際そうではなかったようだ。もっともそうだったところで、子供ならば実感がわかない。そして勝ったところで、何か得られるわけでもなかったほうが大きく。それゆえか運動会で紅白に分かれ、勝敗を競うこと自体に疑問を覚えたのだ。
近年では徒競走に順位を付けず、それこそ全員一緒にゴールという例もあるらしい。まあ、それは極端だ。なんなら、個人順位だけで終わりたかった。何せ"1着"とは無縁だったし…。
中学校以降では、運動部のスタンスにも疑問を覚えた。そう、勝利至上主義である。何せ"全国大会"まであるものだから、勝ってしまえば学校の知名度を大きく上げられる。あ…、わかりやすいメリットあった。でも個人じゃない、団体だ。
しかしデメリットもわかりやすい。負けてしまえばそれまでだろう。しかし勝利至上主義ならば、個人のミスが大きく責められる。
生憎そんな耐えうるほど、強靭なメンタルなど備わっていない。そうなれば文化系しかない。もし運動部でなければ得られない"何か"があるならば…、それも勝利以外で。それこそ"文化系運動部"があれば、大いに検討しただろう。ついでに吹奏楽は"体育会系文化部"だと思う。
そうなれば日陰者で構わない、そう思っていたのだ。
誰が言ったか、ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン。外部からの影響を受け続け、最終的に化学反応が起きたと考えれば…?それが現在まで続く旅行ブログだろう。
…なんか学校で受けてない教育があるような気がするんだが。それと相変わらずまとまんねえな。
(おわり)