2021年11月21日(日)午前7時25分 東京都新宿区・快活CLUB新宿駅西口2号店
11月後半の週末は最大4連休。旅行班も勝負の機会を逃すまいと、2年ぶりとなる泊りがけの遠征へと繰り出した。今回は2日目のスタートとなる新宿西口の朝まで巻き戻し、実際には使用しなかった行程を検証していこう。
C15.東京7:12発→仙台9:18着 新幹線やまびこ123号/仙台行き
当初計画としては後述する常磐線の特急が絡んでいたため、この時刻となっていた。当該便は定説に違わず、白石蔵王に停車。やはり『つばさ』を併結するため、E2で決められる。
E5に乗りたいならば東京7:40発のやまびこ125号、同7:44発のやまびこ205号となる。前者は実際に乗車したやまびこ127号と同様、白石蔵王を通過。後者は仙台まで"各駅に停車"する、往年の『あおば』を彷彿させるネタみたいなものだ。
なお自由席のある定期便で絞れば、乗車した次は東京8:48発のやまびこ53号まで待たなくてはならない。指定席ならば東京8:20発のはやぶさ7号があり、仙台9:50着となる。停車駅もかなり削られており、新函館北斗まで4時間を切るという"皇帝"ぶりを発揮…。
さて新幹線も津軽海峡を越えて早6年弱。乗車を果たすべく、構想はあった。
C16.仙台10:13発→東京14:42着 特急ひたち14号/常磐線経由品川行き
2020年3月14日。常磐線が全線復旧し、仙台まで直通していた『スーパーひたち』も"復活"。震災前に決定していた系統分離が(3往復に限られながら)白紙となったほか、当時存在しなかった品川発着便も設定されている。
なお前年春に組んだ"幻の超大旅行"に、品川12:45発の特急ひたち13号が含まれていた。こちらは常磐線経由の仙台行きとなり、仙台17:26着となる。今回も逆方向ながら選択肢に含まれていたものの、時間の都合もあって直通乗車はかなわず…。
もっとも乗り続けて飽きるかもしれない。何せ長大な路線であり、乗車時間が4時間半にも及ぶもの。宗谷本線での5時間越えはあるものの、選択肢の数に違いがあった。
D17.いわき15:46発→水戸17:21着 普通678M/水戸行き
ところで実際には仙台から原ノ町を経て、いわきまでは普通を乗り継いでいる。2本目は原ノ町から水戸へ直通しており、乗り換えた特急(ひたち22号)に5分差まで迫られつつ逃げ切っていた。
なおひたち22号へは勝田ないし水戸から乗車可能なものの、特急券をいわきで購入する考えは計画当初からなかった。これは17分の停車時間内に購入できるか不安なこと、後述する乗り継ぎ構想があったためだ。
D18.水戸18:00発→東京20:04着 快速1250M/品川行き
せっかくならば水戸から、こちらもご無沙汰だった普通グリーン車へ乗ってみたい。特にE531系のグリーン車は、2007年連結当初における暫定無料開放期間以来だったり。これは東京直通開始以前、経路の都合で使いづらかったためでもある。
なお2022年改正からは原則、グリーン車運行区間が土浦からとなる。結果的に悔やまれる選択だっただろうか?
F18.水戸17:53発→東京19:16着 特急ときわ84号/品川行き
水戸から特急という考えもあるので、区間運行便を選ぼう。この場合は普通の7分前に発車し、ひたち22号と異なりこまめに停車していく。もっとも普通は快速となった後、特急に48分差を付けられていた。なおいわきからひたち22号へ乗り継ぎ、勝田ないし水戸で乗り換える場合もこの時刻となる。
さあ夕食会は一旦置いて、東京からは新幹線で帰るだけ。
E19.東京20:54発→名古屋22:31着 新幹線のぞみ115号/姫路行き
何せ定期便だけでも本数の多い東海道新幹線。当初計画としては山陽新幹線へ直通する最終便にして、唯一の姫路発着便を記載。この1本前となるのぞみ113号は岡山発着便のうち、西明石に唯一停車。逆に姫路は唯一通過する便となる。
なんならN700Sはどうだ。実のところ実際乗車した系統で、のぞみ253号とのぞみ257号が該当。それにしても自由席は16両中3両しかないこともあり、どうしても座ろうとする意識が優先されてしまう。指定席を取れという暗黙のアレかい?
これにて2021年の全てを賭けるよう組んだ、週末の旅行はこれにてお開き。ある程度感覚は戻ってきたので、諸状況見ながら旅行を企てるか。あるいは過去分含めて、旅行記を仕上げようか。
(おわり)