2021年11月20日(土)午前6時14分 愛知県あま市・木田駅
11月後半の週末は最大4連休。旅行班も勝負の機会を逃すまいと、2か月続けて夜明け時の出発となる。今回は一旦スタートまで巻き戻し、実際には使用しなかった行程を検証していこう。
0.木田6:21発→名鉄名古屋6:46着 普通/東岡崎行き
いきなりのリニューアル車両が出現。行先表示がLED方式となったこと、車体側面にスピーカーが取り付けられたことから判別できる。詳細な調査を兼ねて須ヶ口で乗り換えず、普通に乗り続けた場合。名古屋駅着が8分遅くなるため、近鉄特急『ひのとり』の指定が取れたかはわからない。
B7.甲子園12:29発→(神)神戸三宮12:48着 快速急行/(神)神戸三宮行き
甲子園での滞在時間が伸びるなどして、当初計画にあった"簡略ルート"を選んだならばどうだったか。休日ダイヤなので今津は終日停車し、西宮までは急行と同等。以降は8両編成という都合もあって種別序列が崩壊し、直通特急の停車する芦屋,御影を通過。神戸三宮で折り返しとなる。
B8.三宮13:00発→新神戸13:02着 神戸市営地下鉄
そんなこともあって、三宮からは地下鉄に乗り換えて1駅。阪神電車と神戸市営地下鉄は全て改札を隔てて別で計算するため、ICカードが認識されないということはないはずだ。
A9.新神戸14:10発→品川16:46着 新幹線のぞみ110号/東京行き
では滞在時間が当初計画ほどに延長し、当初計画の時刻で進めたならばどうだったか。乗車予定としたのぞみは110号となっており、西明石~広島発着の定期便に割り当てられる。博多~徳山で乗った客がいないため、自由席の空くタイミングも変わってくるもの。
なお"簡略ルート"を選んだうえで、新神戸での乗り換え移動や券類購入がスムーズに成功。8分で完遂できた場合は以下、のぞみ110号からほぼそのまま1時間早くなる。ついでにN700Sが使用される便は原則決められており、事前調査では行程中に該当便がなかったり。
A10.品川17:01発→武蔵小杉17:12着 普通1643S/久里浜行き
さてせっかくだからと、新車たるE235系1000番台も狙いたいとした。もっとも時間をずらしたからといって来るとは限らないし、来たからといって品川から座れるとは限らない。むしろ乗車時間も短かったことから、そもそも来なかったことが正解だったのだろう。
ついでに新神戸からひかり510号へ乗車できた場合はどうだったか。静岡にてのぞみ26号を待避するため、品川16:35着となる。4分乗り継ぎを実際に完遂させた以上、16:42発の逗子行きへ乗車することは十分可能だ。なおE217系となり、そのまま武蔵小杉で相鉄直通ルートへ乗り換え可能だ。
A11.武蔵小杉17:14発→羽沢横浜国大17:32着 普通※特急125M/(相)海老名行き
当初計画の便は羽沢横浜国大で実際に遭遇し、E233系70000番台だと判明している。こちらの乗車が当該便より1時間早まった場合は時刻も変わっており、武蔵小杉16:24発となる。可能ならば相鉄の12000系に乗りたかったもので、こちらは比較的乗車が少なかったことから座れたであろう。
これ以降は事実上翌日までフリーとなり、時刻から見て早くとも午後5時は回る。11月下旬となればすっかり暗くなるので、景色を見るには期待薄。おとなしく新宿で夜を迎えるか、あるいは一気に仙台まで北上するかだ。
(つづく)