2021年11月21日(日)午前9時45分 福島県福島市・福島駅

 福島の新幹線駅は山形へ向かう『つばさ』が分割することもあり、2面4線に通過線という大規模な構内を有している。現状は分割便のみならず、東京へ向かう併合便もこの14番線を発着。この際平面交差を介するため、ダイヤ作成上のネックとなっているのだ。


 このため福島において、東京行きとなる連絡線路の増設工事が決定。完成後は平面交差が解消され、東北(・北海道)新幹線の通過も支障なくなる。2021年現在空いたままの11番線が、併合便で常時活用される見込みだ。



15.東京8:08発→仙台10:11着 新幹線やまびこ127号/仙台行き E225-1013
 10両となった『やまびこ』はこの系統で珍しく白石蔵王に停車せず、仙台までの残り短い区間をノンストップで進んでいく。東北中央自動車道が相馬市から福島市までつながり、無料で通行できる。


 東京から123分。仙台では14番線に入り、そのまま東京へ折り返し。同じように福島で『つばさ』を連結していく。携帯端末がうまく作動しなかったため、デジカメにて撮影。



(S)タッチでGo!新幹線:東京→仙台 10560円
 …危ないところだった。新幹線の運賃と自由席特急料金がまとめて計算され、改札機でICカード残額から引き落とされる。東京駅で3000円入金していなければ、このタイミングでどうだったか。


 ここからはまた地下へと進み、仙石線で向かいたいところがあった。


16.仙台10:26発→宮城野原10:30着 普通1021S/石巻行き モハ204-3102
 地下ホームへ乗り入れる仙石線の普通は205系で固定され、漫画のラッピングが施された編成だったり。やけに混雑模様を見せているが、ここから乗る時間も短いので座ろうともしない。


 わざわざ4分の乗車では、連結されている"2WAYシート"を選ぶこともない。帰ってから調べてみれば、2月27日までの日曜は『マンガッタンライナー』編成で運転とあった。



(S)JR運賃:仙台→宮城野原 147円
 今回『タッチでGo!新幹線』を利用した結果、新幹線と在来線の運賃は別で計算されていた。単純に金額で見比べるならば、券売機で乗車券と自由席特急券を購入したほうがいいのだろう。ということで、こちらも2年ぶりとなる宮城野原。


 前回と異なり、秋色に染まった並木道を歩いていこう。駅から目的地までは一直線でわかりやすい。


 途中にJRバス東北の営業所があった。バスの塗装は大まかに"JRバス標準系"と"はやぶさカラー"に分けられ、高速路線のみならず貸切車両も同様らしい。


 ということでポストシーズンを終え、寒冷地らしく"冬眠"の準備に入りつつある『楽天生命パーク宮城』。前日の阪神甲子園球場と同様、試合やイベントのない日にグッズショップで買いあさろうという算段だ。


(R)MyHEROユニフォーム・東北ブルー2020(東北楽天ゴールデンイーグルス) 1980円
 ここにきて"ブラックフライデー"の本領を発揮。東北ブルーユニフォームの2020年モデルが70%引きということで、通常7000円の刺繍タイプを購入。なお現金は2019年から使用できず、JR東日本のICカードは残額に不安。こんなこともあろうかと、楽天Edyに資金を注入しており大成功。


 無地はなかったため、チームで"ファン用"となる背番号10を選択。青色のストライプはチームカラーと大きくかけ離れてはいたものの、上下白地とあって美しい印象を覚えた。2021年も継続使用し、シーズンが終わると在庫処分らしい扱い。おそらく来年は新しいデザインとなるのだろう。

(つづく)