2021年12月11日(土)午後0時32分 愛知県あま市・中華ファミリーレストランあさひ寿

 今回はまず原付を7.9km走らせ、諸事情あって調べたかった中華ファミリーレストラン『あさひ寿』で昼食とする。この店こそ、まさしく"平成最後の晩餐"に選んだところだ。


 ラーメンとチャーハンのセット、ハーフサイズの唐揚げをご馳走様。そんな今回は奥田駅から県道62号、県道161号を経て国道22号。再度県道62号へ出て進めていこうか。

 


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 あさひ寿を出て12.7km、コンビニで小休止ついでに1杯仕入れてみる。乳酸菌の力を"強奪した"今回。目的は愛知県道27号のうち、未走行で残っている愛知県内の一部区間だ。

愛知県道27号 味美上ノ町(春日井市)→町屋町(春日井市)
 県道102号の途中から、中途半端に始まる形を見せる県道27号。そもそもこの県道は主要地方道でありながら、県道認定自体が1994年と新しい路線。今回の経路そのものがかなり無理を強いた形となる。

 まずすんなり国道41号の旧道でいいところ、春日井町で案内もなく右折を強いられる。さらに進んだ先も対面通行にして狭く、風格は一切感じられない。一方県道102号が認定されたのは1970年であり、優先順位が高いらしくそのまま直進していく。

 なおこのあたりに名鉄の『春日井』があり、由来からしてこちらが先に設けられた駅となる。JR(国鉄)の『春日井』は現在の春日井市となった際に中心部らしく名称変更された駅で、ここからなかなか遠い位置だ。

 一抹の不安を覚えながらも、とりあえず県道27号を示す標識があるので一安心。一方でセンターラインがなくなるなど、さらに"主要地方道"らしさは失われていく。そのまま『大手町』にて、こちらが対面通行の道に合流される形。

 県道25号と交差する箇所では、直進も県道27号として向いていた。ひとまずはこれを信用して直進するも、この先は新道が並行。一部区間は2016年時点でそちらへ完全移行しているのだ。(※推測を含む。)

 直進すると大型車両の通行が禁止されるように、また狭くなる。両側には家々や商店が並び、拡幅できない。

 国道155号のうち、最初に交差するのは現道。案内標識では左右別に向いて設けられ、何か怪しい。直進すると最高速度30km/hと表記されるまま、オーバーハング式の標識が立派に見えてしまう。そのまま春日井市から小牧市へ入った…。

 下末を過ぎた先、反対方向の案内標識はやはり県道となっていなかった。とりあえず進むしかないようで、停まれるところはないかと探すしかない。東名高速の下をくぐれば、建物が少なくなっている。


 北名古屋白山のセブン-イレブンから13.0km、ひとまずは上末南のコンビニ駐車場で調べてみよう。県道25号と交差した先からは、やはり県道指定を外れていたようだ。

 県道25号が交差した町屋町まで戻ることとした。下末から少々の区間は相変わらず狭いものの、かつては県道どころか国道155号だったとされる。おそらくは経路が変更された際、旧道との"渡り線"として指定されたのだろう。そしてこの付近、過去に国道走行で訪れたことを思い出す。


愛知県道27号 町屋町(春日井市)→久保新町(小牧市)
 改めて、県道25号も後発路線らしくイヤらしい存在。もっともこの区間は線形などもよく、風格は保っているとしたい。田楽町で県道27号は右折となり、県道25号から分岐。左折方向も県道27号とされ、そちらは400m程で途切れてしまう。

 田楽町からは歩道付きで広々とした対面通行となる。田楽グランド北からは国道155号が重複しており、こちらも"渡り線"として指定された区間らしい。重量20t、高さ3.8mといった通行制限もこの区間だけ緩和されていた。

 引き続き対面通行にして広々とした雰囲気が続く。この付近は工場や物流倉庫が多く、大型車両の行き来が多いのだ。次なる目安は国道155号バイパスで、やがて旧道が接近。先ほど引き返したコンビニ駐車場も隣接している。

 あっという間に上末西で国道155号バイパスにぶつかり、ここは"渡り線"として右折する。2006年に廃止された桃花台新交通の高架駅が残っており、撤去作業のために迂回路まで設けられるという。なんとも罪な路線だ。

 ほど近い上末で左折し、国道バイパスから分かれると同時に旧道へ合流。バイパスをしばらく通ってきたこともあり、相変わらず旧道は対面通行ながら狭苦しい。建物が少なくなると開放感があり、線形もよくなりそう。

 本庄で突き当たるので、案内に従い左折。こちらも狭苦しく、水路の"フタ"が歩道とされている程度。工場やら物流倉庫やら目立ってくるのはいいとして…、三井不動産のロジスティクスパークとは?

 やや広くなったところ、今度もまたイヤらしい形状の交差点が出現。案内標識はなく、ここは斜め右方向が道なりとなるようだ。ひとまずは形状を信用し、斜め右方向へ進むとしよう。

 住宅が多いところを広々とした対面通行となり、県道標識もあったことで正解だったとわかる。名鉄小牧線の高架橋をくぐればすぐそこだ。

 久保新町で県道102号と再度交差した。県道27号は右折となり、そのまま主導権を"奪回"して犬山市まで続く。県道27号そのものは岐阜県各務原市まで続いており、以後いずれも過去に走行済み。

 ということでこの路線は県道102号との兼ね合いがあるとはいえ、春日井市から小牧市にかけての存在意義がおかしいと…。なんなら県道102号と全て統合し、名古屋から各務原の路線とすればどうだろうか。

 ただ不完全とはいえバイパスが開通しており、この区間の棲み分けを図ったのだろう。この手の路線は様々な思惑があるので、今回は走行共々ここまでとしようか。


 上末南からルート逆戻りを含めて19.1km走っており、岩倉駅東口でようやくの小休止に至る。名鉄犬山線で特急の停車する主要駅で、一部の普通はここで上小田井方向へ折り返していく。改札口は地下に構えているタイプだ。


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 何も買わずしてコンビニの駐車場を使うわけにいかず、軽く"暖房"を兼ねて温かなコーヒー飲料を購入。ここからは特にスルーしてもよさそうなので、流す程度にとどめよう。とにかく県道63号へ出られれば後は早い。


 今回は衣類を少々欲したこともあり、マクドナルドと合わせた購入を経て4.8km。今回は『快活CLUB』西春店で、メモ帳への入力を少々行いたかったのだ。パソコンを使いたいためブース席、長時間滞在するまでではないためリクライニング席を選択。なお飲食の持ち込みは自由だ。



(A)リクライニング席利用・合計1時間28分(快活CLUB西春店) 800円
 メモ帳は今回分のみで、11月21日旅行分には手を付けられず。ちょうどいい頃合いなので、パック料金扱いとなる前に退出。快活CLUBのポイントを使用し、この価格となった。


 あとは県道161号から県道153号へ出て、五条川の堤防沿いに下って帰宅。この日合計で73.6kmを走行し、目標とした午後6時半帰宅には間に合わず。なんならあま市のイルミネーションを見物してよかったかも…。

(おわり)