2021年11月20日(土)午前10時35分 兵庫県尼崎市~西宮市・武庫川駅
6.武庫川10:36発→甲子園10:38着 急行/(神)西宮行き 8120
来たのは8000系のうち中期型で、古めかしい印象こそ否めなかったところリニューアルされている。クロスシートに当たったところで座席はそこまで空いておらず、乗車時間も短いのでロングシート部分へ。
ということで、今回も甲子園を目的地とした。過去2回は試合日であり、左端の降車用臨時ホームを利用。ただ今回は試合日でないため、中央の島式ホームから初めて降り立つこととなる。
(M)阪神運賃:武庫川団地前→甲子園 150円
改札を出て駅から球場へ向かう広場に、グッズショップが左右1か所ずつ。グッズショップ『ショップアルプス』がオープンしたのは2020年のこと。もともとあった店舗も改装され、新しく『ファンショップダグアウト』となった。いずれも祝日を除く、試合のない月曜日は定休となる。
2年ぶり3回目にして、初めてイベントのない日に訪れた阪神甲子園球場。外観に絡まるツタもすっかり秋色に染まってきた。来年以降は阪神のレギュラーシーズン順位に関係なく、この時期になると静かになるのだろう。
ということでグッズ類を奮発して購入し、そのまま隣接する『コロワ甲子園』で昼食としたい。
(現)サラダ(ペッパーランチ) 140円
例によって野菜類から先にいただきたい。ペッパーランチではレタスと大根を主体としたサラダとなる。胡麻ドレッシングは置かれてなかったので、今回は和風ドレッシングをかけて食べようか。
(現)わくわくコンボ(ペッパーランチ) 1000円
鉄板の上に肉が載せられ、紙で囲われた中を各自かき混ぜるのがペッパーランチ流。こちらはビーフハンバーグとカットステーキが半分ずつあり、鉄板でよく焼いてからいただこう。ソースは甘口を選択。不満はあまりなく、ならば1500円の"ダブル"でよかったと…。
誤算はごはん付きだったのを想定しなかったこと。実はフードコート内他店舗の半チャーハンに目をつけており、食べたくもあったのだ。こうなってはチャーハンを付けられない。
(S)たこせん(千客万来まねきだこ) 280円
ならばと手軽なたこ焼き系を追加するのはどうだ。店自慢のトロふわなたこ焼き2個が、えびせんべいに挟まっている。紙に包まれていたところ、それでも結構その中にこぼれてしまう。
誤算は『オムたこ』の存在を見落としたこと。量はともかく食べやすさとして、そちらのほうが上回るに決まっている。特に期間限定なだけに、もうありつけないだろう。実にもったいない。
(現)デザインジャージ・デニム風(阪神タイガース) 6600円
そんなこんなで今回の甲子園グッズ。お目当ての"本命"はビジターユニフォームだったのだが、店内いくら探しても見当たらない。ひとまず目についたデニム調のデザインユニフォームがブルーグレー系で、なんとなく柄も似た感じでグラデーションはなし。ということで選んだ次第だ。
さあ、次なる目的地へ…!
7.甲子園12:03発→新開地12:30着 直通特急/山陽姫路行き 8146
予定より30分早く出発し、黄色の直通特急に乗っていこう。来たのは阪神8000系のうち後期型。位置を誤ったばかりかオールロングシートのままで、しかも座れないというオチ。
西宮で座れるようになる。ここからは快速急行が通過する特急停車駅があるなど、種別の序列が崩壊する。この路線は高架区間が続くようで、実際にもう少し続いていた。
芦屋は休日の快速急行が8両で運転されるようになり、収まらないほか拡張もできず通過するしかなくなっている。御影はカーブ途中に駅を有しており、車両長21m級の近鉄車両を停車させると干渉するのだ。
気づけば再度高架へ上がっており、右は斜面に面している。途切れない住宅と、長く続く坂道。そんな風景を見ていると、今度は地下へと進んでいった。
神戸三宮で多く下車していく。快速急行はここを発着としており、中央の頭端式ホームに入る。両端のホームにはホームドアが設けられており、物理的にも21m級4ドアの近鉄車両は入線できない。
さて直通特急には黄色と赤色があり、乗っているのは黄色のほう。これは神戸高速線内を各駅に停車するものを指す。ついでに言うと神戸高速線は、かつて『神戸高速鉄道』という第3セクターの路線だったことに由来。現在も路線施設は同社が保有している。
(つづく)