2021年11月も新作!

「順序変わりますけど、今回からまた新作ですよ。前月、10月。三重県内の残っていた3路線を全て乗りつくしましたよ。今回はたぶん続きみたいなもんですよ。それでは11月6日、名古屋駅から始めますよ。」


2021年11月6日(土)午後0時17分 名古屋市中村区・名古屋駅

(S)グリーンDAKARAもも&乳酸菌430ml(サントリー) 139円
 今回は午後からのスタートとなる。まずはドリンク類を仕入れよう。選んだのはミネラル補給と、乳酸菌を含むもの。甘い味にして後味も悪くなさそう。

 目的は明知鉄道と、明智の『日本大正村』。過去に原付で国道363号を走行して訪れており、今度こそは鉄道でと目論んでいたのだ。先月の三重県内3路線に続き、この路線も乗車しておきたい。


 予定より1時間早く出発することとなった。7番線ホームにいた快速は、前方が211系。後方は…、窓部分に凹凸がない。


1.名古屋12:24発→恵那13:28着 快速5725M/中津川行き モハ313-1604
 乗車時間がある程度長くなる今回は、6両中後ろの3両となる313系を選択。発車時間が迫っていたため空席はほとんどなく、適当にロングシート部分へ。


 そうはいってもこの中央西線。名古屋市内での入れ替わりが多く、空席が出てはすぐ埋まるという繰り返し。ただし新守山は名古屋市内にありながら、快速以上はすべて通過する。

 名古屋市内を出ると、車内はずいぶんと落ち着いてきた。実のところロングシートのほうが車端部にあるためか、眠気を誘うのかもしれない。

 ところで実のところ、2021年に岐阜県へ入ったのは実質初めてだったりする。秋までは愛知県内でほぼ完結させていたためであり、岐阜県内は原付で500m弱を走行しただけに過ぎなかった。


 多治見でクロスシートが空いたので移動。ここまでで乗車距離,乗車時間など、ようやく半分程度となる。通過したのも4駅のみながら、ここから快速は通過なく各駅に停車していく。


 土岐市,瑞浪と、ある程度の市と駅が続く。それぞれ距離も離れており、景色の変化にも富んでいる。


 瑞浪では一定数の便が折り返しており、平日のホームライナーも一部含まれる。そういえば瑞浪で降りたこと、このところなかったっけ…。


 国道19号は2021年現在、瑞浪市から恵那市にかけてバイパスが完成していない。この区間は古めかしい対面通行となっており、山間部で災害のリスクも大きいようだ。


 釜戸,武並と無人駅ではないらしいが、簡易委託らしい駅が2つ。武並は相対式ホームというシンプルな構造で、この規模としては降りた客が多い。


 64分で恵那に到着。今回はここから明知鉄道へ乗り換えよう。


 吊り下げ型の駅名標はバックライトを搭載しておらず、JR東海らしいといえば"らしい"もの。少々古めかしく、いつ頃から使われているのかは気になるところ。後から入れられた駅番号CF17は、名古屋をCF00とした通し番号だ。


 2面3線式のホームを持つJRの恵那。両者を跨ぐ木造の跨線橋は見るからに歴史を感じさせる。



(M)JR運賃:名古屋→恵那 1170円
 地方の中堅都市らしく、市を代表する駅前には建物がそこそこ多い。高さは4階建てまでがほぼ全てを占めており、都会じみた印象は覚えなかった。駅前広場は一般車両とタクシーが分かれているほか、一般車両と路線バスが一方通行ずつ対面通行のようにしている。


 JRの駅は特急『しなの』が3往復ながら停車するだけあり、平屋建てにして窓口やコンビニ売店の入っている大きなもの。ただし無人となる時間帯があるようで、出口には切符回収箱が設けられていた。


 明知鉄道の駅はJRと分かれて設けられている。こちらは2階建てとなっており、1階部分が駅施設。2階部分には歯科医院が入っている。隣には『えなてらす』なるものがあり、特産品などを販売している。



(現)えな旅得フリー切符(明知鉄道) 1000円
 券売機が設けられていることから、当初は乗車券を購入して乗ることとしていた。ところが掲示を見ると往復分で元が取れるようなので、こちらを窓口で購入。往年に主流だった"硬券"で使用する。


 すでに入っているというので、そのまま単線のホームへ出よう。いたのは新車たる『アケチ100』で、車内はロングシートとなる。

(つづく)