2018年7月22日(日)午後0時3分 岐阜県中津川市

11-4.神坂PA12:02発→名古屋駅新幹線口(13:37)13:27着 超特急中央ライナーなごや1号/名古屋駅行き H654-08425
 発車早々、周囲が開けてくる。恵那山トンネルを抜けてから中津川まで、ひたすら続く下り坂。


 中津川インターは本線を外れて料金所横、事務所の前にあるバス停へ停車。ここでは2人が下車。
さく「…何かない?」
なぎ「…ないなら寝ろ。」


 恵那峡は中央自動車道を新宿方向から見て最後となる、サービスエリアらしい規模を持つサービスエリア。名鉄バスなどは、系統や便によって休憩箇所となる。
めぐ「なんか…、大型バスと小型車がバトルするような話思いついた。」
もも「どうせロクでもない話でしょ。」


 瑞浪天徳は降車客がいなかったため通過。並行する国道19号は、原付で通っていたり…。
めぐ「このへんかな…、バイパスになってないの。」
もも「よくやるわよ…、アンタって。」


 土岐ジャンクションで東海環状自動車道と交差する。ここからは『土岐プレミアム・アウトレット号』とほぼ同じルート。
さく「また…、バスだけ乗るかも。」
なぎ「…来るかどうかもわからんのにか?」


 多治見からは最後の上り坂となり、片側3車線となって愛知県に入るまで続く。以前は登坂車線だったところを、走行車線にしたものだ。
もも「そういうどうでも…。」
めぐ「これ気になってたけど。」


 とうとう名古屋近郊らしい風景が広がってきた。中央自動車道として最後のバス停になる桃花台でも、降車客がないため通過。
めぐ「…これもあんまりタイミングよくないかも。」


 小牧ジャンクションからは、小牧インターまでの1区間だけ東名高速を通る。考えれば、平野部は八王子以来だ。


 小牧からは名古屋高速11号小牧線へ。
もも「結局全然寝ないで乗り切れたじゃないのよ。」
めぐ「…これで次あるならバスで寝れるし。」


 名古屋市に入り、名二環と交差してからは1号楠線へ。緑地帯が穏やかな庄内川を渡ると、都会らしくなってくる。
さく「ちょっと…、しっくりこない。」
めぐ「別に、こっちの感想だけど。」


 ビルの多い市街地へ差し掛かり、都心環状線との境目に位置する東新町で高速走行を終える。標識は既に[C1]と表記されているものへ交換されていた。


 栄で4人が降りていった。あとは錦通から広小路通へ渡って、太閤1丁目を右折し新幹線口となるはず。
めぐ「とりあえずシメどうしようね?」
もも「そんなのは…、アンタが決めることでしょうに。」
さく「でも本当、同じパターン使い回しでいいんだもん。」
なぎ「ってか…、本当に他回らないのか?」
めぐ「だって月曜休みじゃないし。」

 しかしバスは桜通へ渡る。
なぎ「…こっちじゃないよな?」
もも「…私、知らないわよ。」


 名古屋駅前のモニュメント『飛翔』は、かつて噴水としても機能していたらしい。バスはというと、ゲートタワー1階の新ターミナルに着くわけでもない。
さく「回り込むよね…。」
めぐ「なんとなくわかる気はするんだけど。」


 JRの高架線路群を潜り、新幹線口へは左折して"入場"。猛暑の中、中央ライナーなごや1号は10分早く到着した。
なぎ「あぁ…。」
もも「…こんなん、外出ちゃダメ。」


 バスが回りこんだのは新幹線口の工事によって、太閤1丁目方向から右折できなくなっているためであった。


 相変わらず人の多い、夏休み始まりの日曜日。ジェイアール名古屋タカシマヤの前にある金時計で終わろう。帰宅後は冷房を利かせた室内で、昼寝の時間も増えたとも…。

 

 そして話は2019年秋、プレミア野球観戦旅行の最終日につながっていく。
(中央ライナーなごや乗車記録 おわり)


ユン「いかがでしたでしょうか…?冬の日に乗ったのは夜だったので、景色が見られなかったと。そういうことが、夏の日に朝から乗った理由となったのでした。今回はここまで、次回作にご期待ください…!?」