2016年1月7日(木)午後5時50分頃 岐阜県中津川市・中津川インター
2-1.名古屋駅新幹線口16:15発→神坂PA(17:55)18:01休憩 超特急中央ライナーなごや4号/東京駅行き H658-04418
中津川インターでは一旦高速を降りる形を取るようで…?
めぐ「…あれ?」
料金所の横にある専用転回場に入り、そこで1人乗車。構造としては、東名豊田などと同じものであった。中津川からは坂を上がり、途中にある神坂パーキングへ。
もも「調べたんじゃないの?」
めぐ「…よくわかんなくて。」
駐車場にある中央道馬籠のバス停に客はおらず、そのまま15分まで休憩となる。以下表記している休憩の予定時間は、JRバス関東のデジタル時刻表で調べたもの。あくまで参考程度として捉えていただけたら結構なことだ。
バス停の名前にもあるように馬籠宿が近く、パーキングエリアに設けられた徒歩用出入口から向かうことができる。休憩所そのものは、売店と軽食堂のある規模のそれほど大きくないもの。
もも「いいけどさ、…その靴何とかならない?」
めぐ「これね…、接着剤ないし。」
標高が高く、寒いときは寒い地。そのためか、トイレの出入口にも自動ドアが設けられている。外の売り場は既に今日の営業を終え、閉まっている。中の売店はというと、持ち帰りできそうな食べ物はなさそう。
さく「まずここまで来たけど…。」
なぎ「お前、ただ何もなしに寝とったろ。」
めぐ「結構いいよ。やっぱり夜行じゃないワイドだもん。」
もも「アンタは眠そうなのに景色見ようとしすぎてね?」
なぎ「それぐらいいいだろ。」
さく「もう、景色見れなくなるから寝ていいかもよ。」
もも「ああ、そう?じゃあ次は寝させてもらおうかしらね?…どこだっけ?」
めぐ「小黒川って、またちょっとあんまり大きくないとこで。」
遅れてもいけないので、バスに戻っておこう。座席背面にテーブルもあるので、名古屋駅で買っておいたものをこのタイミングで…。
めぐ「いつ食べるかわかんないし、走ってるなら揺れるし。」
もも「本当、アンタそれでいいの?」
2-2.神坂PA(18:05)18:16発→(小黒川PA19:08)休憩 超特急中央ライナーなごや4号・東京駅行き H658-04418
第2スティント開始。引き続き坂を上り、まずは長野方向にしかない400m級の神坂トンネル。続く8600m級の恵那山トンネルに入ると工事が行われていた。トンネルは年季が入っており、継ぎ接ぎが目立つように補修工事跡がある。照明は相変わらず、やや暗めのナトリウムランプ。
トンネルを抜けると長野県で、すぐに分岐する園原インターは名古屋方向専用。少し下るように進んで、2000mに満たないながらも長めな網掛トンネル。この3本は昔からセットで覚えていた。
阿智パーキングにある中央道昼神温泉に客の姿はなく、そのまま乗車扱いは終了。座席はそれなりに空きを残したままであり、中央ライナーとしてそこまでの需要がなかったことを暗に示している様子。事実として昨年に新東名スーパーライナーが"大増便"となった際、1往復が新宿経由となった代わりに中央ライナーは1往復減便となっている。
飯田から松川の間、中央自動車道で唯一トイレしかない座光寺パーキングを通過。
さく「…何かある?」
なぎ「…何もないだろこんな時間に。」
小黒川まで19km。中央自動車道は東名高速と比べて交通量が多くないことから、集中工事を行わずに所々で度々工事や作業を行うようだ。
もも「…着くの?」
めぐ「もうちょっとぐらい。」
あまり大きくない小黒川パーキングでの休憩は、乗務員交代を兼ねてのもの…。
めぐ「…あれ、いっぱい?」
さく「停められるとこある?」
バススペースが満車ということで、とりあえず交代のみとなる。休憩はもう少し先の諏訪湖サービスエリアにて、改めて行うとのこと。この時点で遅れ幅が4分まで縮まっていた。
めぐ「…それでだけど。」
もも「…安心して寝れやしない。」
なぎ「いや、十分寝てた。」
さく「違うんじゃない?諏訪湖って、…左側じゃん?…右座っちゃったら見れなくない?」
めぐ「そうなのよ。それで…。」
なぎ「ああ、これはしめたと。」
さく「いいじゃん、せっかくだしみんなでさ。」
小黒川パーキングで乗客が外に出ることはなく発車。乗客から見ると、第2スティントが延長する形。運転士から見ると休憩回数が1回増える形になる。諏訪湖まで30分には満たないようで、どうも中途半端な感覚になってしまう。
さく「…何か持ってきてない?」
なぎ「…そっちは?」
めぐ「今日あんまり荷物とか多くなっちゃったし、携帯入ってる音楽しかないけど。」
さく「あ、音楽あったか…。」
なぎ「今更遅い。」
そのまま進んでいくと、岡谷で東京の文字が現れる。長野自動車道が分かれ、ここからは通ってことのない区間となる。仮に午前出発の2号を選択していれば景色が見られたものの、3列であるために写真にできる保障はなかった。おまけに4号と同じくJRバス関東の運行であるため、諏訪湖での休憩でなく景色が見られないということ。ここで時計を見ると、午後7時35分…。
もも「…もう近いの?」
ということで、諏訪湖サービスエリアに入る。大型スペースに余裕があったため、JR東海バスや東濃鉄道(可児発着便のみで名古屋発着はない)と同じく休憩となる。発車は午後7時50分。
(つづく)