2021年9月25日(土)午後2時43分 名古屋市中村区・ブロンコビリー岩塚店

 体調も完全には戻っていない中で、何かと食べ過ぎて苦しいところ。今回は名古屋市内の気になった道を制していこう。


名古屋市都市計画道路万場藤前線 万場(中川区)→藤前五丁目(港区)
 ということで選んだのが、県道115号から分かれる形となる道。交差箇所に信号はなく中央分離帯で隔てられるため、津島方向から直接右折して進むことはできない。名称については今回、至近距離にある信号交差点から拝借する。

 改めて、中川区万場から都市計画道路を南下しよう。名古屋市の"市道"かどうかは出典を得られず、あくまで"都市計画に基づいた道路"として扱いたい。道そのものは対面通行で、歩道もついて立派だ。

 この道はかつて分断されており、1か所目が伏屋駅。近鉄名古屋線では線路の高架工事を進めており、完成を経て都市計画道路も通り抜けられるようになった。高架駅となった伏屋は窓口がコンビニになり、少々話題にもなっている。駅本体の機能は遠隔操作で管理されるため、さほど問題はないだろう。

 国道1号と交差し、新川を渡る正江橋が2か所目の分断区間となっていた。工事は長きにわたって進められ、歩道付き対面通行の頑丈な橋が完成したのは2021年7月末となる。これをもって都市計画道路は全線開通となり、国道302号の迂回路としても期待されるはず。

 そのまま対面通行で進めると、イオンモール名古屋茶屋を横目に見ることとなる。周辺には独立して飲食店も立ち並んでおり、今回の選択肢にもある程度含まれていたもの。通過すればやや古めかしくなり、藤高4丁目からは片側3車線。藤前五丁目で国道23号と立体交差し、ひとまず走破とみなす。


国道23号 藤前五丁目(港区)→十一屋(港区)
 国道は交通量が多く、流れも相応に悪くなっていた。この区間は庄内新川橋を挟んで信号交差点が続いており、原付の走行も規制されない。

愛知県道227号 十一屋(港区)→稲永(港区)
 方向転換を経て南下する県道は、本来と異なる"59号"が案内標識になっている。実際の県道59号は十一屋を起終点とし、北上する方向なので誤りといえる。県道227号も県道227号で、県道59号などと重複して十一屋に至っていた。

 県道そのものは中央分離帯のない片側2車線で、カーブも緩く走りやすい。


 そのまま金城ふ頭線にぶつかる。案内標識は『名港西大橋』の名称が残るなど古めかしく、表示そのものも実は意味ありげ。直進方向は表記されないまま進行可能で、交差点に来れば大型貨物車が通行禁止なことを強調してくる。



(A)息苦しくないマスク7枚入(玉川衛材) 298円
 ブロンコビリー岩塚から16.7km。コンビニの駐車場で小休止にしたところ、ついでだからとコンビニでトイレに入る。そのついでに何か1つでも買っておくとして、他に欲しいものもなかったことからマスクを購入。

 なお先ほどの箇所を、県道227号は左折だった模様。この日は後から走行するので、制するには問題ない。


名古屋市道金城ふ頭線 稲永(港区)→金城橋(港区)
 改めて、金城ふ頭線へ進路を変えて進めよう。中央分離帯を有する片側3車線で、しばらくは集合住宅の多い風景となる。藤前干潟や港サッカー場などは、右折という案内があった。

 名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)の高架線路が左から並走し、野跡駅を過ぎてもう少し先。汐止町からは住居が途切れる。信号のない横断歩道は、片側3車線以上となれば危なっかしい。

 実際には金城ふ頭へ渡る橋の手前、その名も『金城橋』たる交差点が金城ふ頭線の起終点だ。片側3車線のまま橋を渡り、伊勢湾岸自動車道の名港中央インターが右折となる。本線はさらに高い位置を通るため、ランプウェイが複雑なものだ。


 そのまま、金城ふ頭の進められる限界点まで来た。まさしく"この先海"となり、関係者以外の立ち入りも禁止される。このような岸壁近くで、いつかの昔に『転落注意』なる標識を見た記憶があったりなかったり…。

 では引き返そう。周辺は大型展示場やテーマパークなどが並び、リゾート地らしさも見せる。


 金城ふ頭の駅近くでも、名古屋市の新しい国際展示場が建設される。しかしこれがまたいやらしい。あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)を中部国際空港方向へ延伸させるならば、物理上そのまま直に干渉してしまうのだ。

 このまま線内折り返しのみでは実にもったいない。JR東海も『リニア・鉄道館』を有することから、何とかして直通させられれば。


名古屋市道金城ふ頭線 金城橋(港区)→築地口(港区)
 とりあえずすることもないので、片側3車線の金城ふ頭線を北上する。厳密には『金城橋』を渡った先の金城橋が、金城ふ頭線の起終点。

 野跡駅付近に来れば集合住宅などが多く見られ、バスロータリーも有する拠点となる。以後片側2車線となる区間を挟み、県道227号が交差。以後は重複しており、再度片側3車線となった。

 稲永の駅も高架となり、金城ふ頭線(・県道227号)を跨いでいる。道路は片側3車線のまま直線状で進んでおり、環状線と交差。以降は過去に通っているので、金城ふ頭線はこれでクリアとなる。

 中川橋は架け替える工事が進められ、本体が完成している。渡ったところで右を向けば、シートレインランドや水族館などが顔をのぞかせる。築地口で国道154号と交差しており、右折と直進が国道。金城ふ頭線と県道227号はここが起終点となる。


名古屋市道江川線 築地口(港区)→水主町(中村区)
 今回は左折し、江川線を北上したい。国道23号のインターが近くにあり、名古屋港水族館へのアクセスに重宝する。江川線は片側3車線が基本となるも、みなとアクルスの付近は片側2車線。そのまま名古屋高速4号の高架下へ移り、片側3車線に…。
(つづく)