2017年8月5日(土)午後7時5分 愛知県岡崎市

 単に打ち上げ花火といっても様々な形があり、多彩に見られるのも花火大会。タイミングの合わせづらいデジカメと異なり、タイミングもいい。


 赤,青,黄,緑…、色も多彩である。これらは含有金属が起こす『炎色反応』によるものであり、組み合わせである。
めぐみ「…まあわかんないとこは後で入れとくし。」
たかし「おい、やめろ。」


 画像サイズを16:9のフルHD画質にしてみる。LED信号機の明るさが気になるようだが、花火の明るさを忘れてはいけない。
達彦「…ちょっと何言ってるか。」
淳「黙ってろよ。」


 道路を渡った先の住宅街は歩行者専用となる。道は入り組んでいるようであり、よくわからない。
めぐみ「…これ失敗。」


 このぐらいで見られれば十分だろう。そもそも静止画では限界があったというのが、花火と言うもの。一応動画機能は搭載されており、試してみた。
めぐみ「…動画あげるときまたアカウントとか。」
達彦「あ、それは確かに…。」


 反対側でも打ち上がっている。岡崎の花火は2箇所で打ち上げられるため、基本的には"どちらかを選ぶ"形となるのかもしれない。
めぐみ「…もう終わろうかな?」
淳「何を!?まだ始まったばっかりだろ!」


 近隣の店が1軒、外に屋台として構えていたので購入。思えば今日、出発してから食べたのは甘辛チキンバーガーと台湾風肉そぼろおにぎりだけ。クリームソーダとみかん氷ソフトは食事のうちに入らない。


 集合住宅とホテルが並んでおり、岡崎市という立地のよさを示している。残念ながら、写真は…?
めぐみ「…ブレちゃった?」
達彦「それ、わからん?」
めぐみ「すぐにはわかんないのよ。」


 愛知環状鉄道の駅からも見よう。階段のところであったため、少々咎められたのは内緒の話。
ももか「…しもしも?」
めぐみ「あ…、いたんだ。」
ももか「何また勝手なことしてさ?」
めぐみ「ごめんごめん、…もうちょっと貸してくれない?」
たかし「そう言ってんだし。」


 駅を抜けたところで撮影してみよう。こちらは人も少なく、なんとなく周辺住民への棲み分けがなされているような感。時間的にも、そろそろ捉えるタイミングが難しくなってきた。
めぐみ「…なんか処理しちゃって。」


 画像サイズを16:9のフルHD画質にしてみる。結果として、花火よりも夕空が美しくなってしまった。


 やはり失敗も隠せない。
淳「…デジカメしかないとか?」
めぐみ「…やっぱり?」


 デジカメでは生じる"タイムラグ"を考え、少々早めにシャッターを切らなくてはならない。そのタイミングは難しく、早すぎてもよくないのだ。
めぐみ「うまくいったかもわかんないし。」


 入ってきた名鉄電車と組み合わさる。後から見れば、とりあえず形になったようだ。
達彦「実にわかりやすい。」


 ズームアップしてみると、なかなかいい形を捉えられた。
めぐみ「ま、ここまでにしておくかな?」
達彦「あ、もういいのか?」
めぐみ「結構いい画も撮れたし、十分満足。」
ももか「まあ満足ならいいわよ…。」
たかし「じゃあ、ここまでか。」
めぐみ「…あと、よろしく。」


 名鉄の駅は自動改札でほぼ統一されており、岡崎公園前など普通しか停車しない駅は多くが無人化されている。ただこの日に限っては駅員が出向いて改札を行っており、専用タイプの往復乗車券もこのために発売される。混雑に対応するため急行などの臨時停車があり、増発もなされる。ただ時刻表がそのままなので、臨時停車する急行などの時刻がわからない。


 ホームでも見れるだけ花火を見よう。ただやはり一瞬なので、デジカメはタイミングを合わせにくい。加えて伊奈~豊橋で線路内に人が立ち入ったため、ダイヤは更に不透明さを増す…。


 それでも可能な限り、ホームからデジカメで狙ってみる。まあ、なんとか形にはなっただろう。


 岡崎公園から打ち上げられた花火も、名古屋方向のホームからが見やすくなっている。対して豊橋方向のホームは木々に遮られ、うまく花火を見られない。


 携帯端末でも可能な限り収めたい。ただいきなり操作したためか、全体的に姿をはっきりさせられない。


 もはや花火でなく、構図的には日暮れ空と周囲の住宅がメインになってしまっている。


 ということで、早めに"脱出"しよう。やはり肉眼で見るのが最良な打ち上げ花火。



8.岡崎公園前(19:32)19:36発→須ヶ口(20:20)20:24着 急行/名鉄一宮行き 6566
 臨時停車した急行は、下車客によって空きが出た6両。後方はオールロングシートであった。購入品を食べるのに環境はよろしくないが、もう他にタイミングは残っていない。


(現)赤ウインナー+焼き鳥5本(岡崎城下家康公夏まつり) 合計700円
 弁当やスパゲティなどが主戦場の赤いウインナーも、単品でそれなりの数を1パックにしているのはほとんどない。味は想像できるとはいえ、ある意味不思議な食べ物だ。焼き鳥は近隣の店が直接焼いたものと考えられ、小さく硬めながらも香ばしい感じ。

 新安城では七夕まつりの客が多く乗車。知立では後続する快速特急への乗り換えがそこそこ見られ、急行は堀田で抜かされる。名古屋からはいつもと変わらない混雑だろう。


9.須ヶ口(20:22)20:25発→木田(20:29)20:32着 普通/佐屋行き 3352
 最後は須ヶ口乗換えで終了。
(おわり)

 


「いかがでしたか?今回はなんとなく、遠く離れない位置で花火を見たかっただけのことです。2014年の千葉を逃したとあれば、その前は2007年に同じく千葉での野球。当時は肉眼がメインでしたので、ほとんど画像ファイルとして残っていないのです。」

「2017年になって、ようやく『岡崎城下家康公夏まつり』花火大会を写真付きで見ることができました。なお2020年、2021年は行われず。2022年はどうなるのでしょうか?ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。それでは、またのご利用お待ちしております。」