舞「えっと、今日はニュースコーナーみたいな?よくわかんないけど。」


(1)名鉄6500系後期型、リニューアルされて登場

 

 

 名鉄6500系および6800系のうち、平成以降に登場した編成は車体構造が大きく変化。前面に大型曲面ガラスが採用され、側面窓も連続窓調の下降開閉式となった。その前面形状から"金魚鉢"と呼ばれ、後の3500系へ継承されている。

 この車両で好みだったのが木目調の車端部壁面と、クロスシートの形状。座席の小ささは否めなかったものの、国鉄特急をほうふつとさせるものに。特に近年ではヘッドカバー該当部のビニールが"撤去"され、より国鉄特急から格下げされた印象を受けた。

 末期型はオールロングシートで登場しつつ、クロスシートはロングシート改造されることはこれまでなかった。崩れたのが2021年のことだ。

 リニューアル後の姿は3500系のそれと同様、行先表示のLED化。ワンマン運転を想定したのか、車外にスピーカーが設置されている。車内もやはり3500系のリニューアルと同様、壁面や座席モケットは全て3300系以降のモノへ交換。中間車両への車椅子等スペースも追加された。

 一方で3500系にある車内案内装置は設置されず、車両番号のプレート類は貫通扉上から移設されているという。ドアチャイムやドア開閉ランプも、準備工事にとどまっているらしい。


 そこで考えていたのが、5000系併結対応を念頭に置いた"白帯車"。往年のパノラマカーでは優等運用向けに白帯を巻いた編成があり、車内設備もグレードが高かったもの。しかし6500系では実用重視でオールロングシートとなり、車内だけならむしろ退化してしまっている。

 8月末時点で遭遇していないため、画像は3500系のリニューアル編成を加工して作成した。なんだろうか、この京急臭は…。ワンマンは三河線だけでなく、各務原線でも計画されているらしい。


(2)JR東海315系、8両編成の電動車構成判明

 登場時期がいつなのか判明しないまま、ようやく公前で姿を現したか…。

 どうも8両編成の電動車構成が、313系と異なるものと判明。クハ-モハ-モハ-サハ-サハ-モハ-モハ-クハとは、311系までのユニット方式。4両編成と8両編成があって、2両,3両,6両がないわけだ。まさか2両編成の増備は、315系同等の車体構造で313系とするのか?
(おわり)