2021年7月30日(金)午前10時40分 名古屋市天白区・愛知県運転免許試験場売店『めしやん』
(現)TOMIスジャータシルクアイス・バニラ(愛知県運転免許試験場売店) 385円
サービスエリアなどの大正義商品がソフトクリームで、出向く先々ではどうしてもソフトクリームに"ご当地色"を見出したくなる。だからネットカフェの無料食べ放題ならともかく、どうしても業務用製品には手を出せないでいた。
ということで、スジャータのシルクアイス。厳密にはソフトクリームと似て非なるもので、専用のアイスを専用機械で仕上げるという商品。これはこれで食感、味わい共に悪くない。地域に関係しない業務用製品ならば、日世の高級ソフトクリーム『クレミア』もいつか食べてみたい。
で…、免許試験場のシルクアイス。10%税込み(本体価格350円)とはいえ、この手の飲食売店で価格末尾が"0"にならないのは違和感満載。他の施設等では価格をつり上げてでも、価格末尾を"0"とするだけに…。この姿勢を評価すべきなのだろう。
もちろん平針の運転免許試験場まで来て、午前で更新が終わったからとそのまま終わるような性分にはならない。むしろここからが本番だ。
改めて今回、愛知県運転免許試験場の新庁舎をスタートとしたい。ルートは愛知県道56号から国道248号へ出て、蒲郡市まで南下する。この県道56号こそバイパス開通に関連して、経路変更を行ったとされて意味ありげなのだ。
まずは県道36号へ出るとしよう。丘陵地を開発して造成した住宅地を、対面通行で時折工事個所を挟みつつ。坂を下って望む景色はなかなかいい。
愛知県道36号 熊ノ前西(名古屋市緑区)→白土南(名古屋市緑区)
県道36号から同56号という流れ…、実は5年前の更新時と同じことをしている。とはいえ昼食で選びたいのは違うはず。車道の流れが悪くなったと思えば、工事による片側交互通行であり。何にしようかということを…?
平針の免許試験場を出て3.5km。なんとなく『餃子の王将』で昼食としたくなったので入れば、支払いは現金のみだったり。とりあえず昼食として、空席の多い店内へ。
選んだのはこの3品。天津炒飯のわかめスープを先に飲み、具材がわかめだけというシンプルさにあっさりと飲み干す。唐揚げのキャベツと、回鍋肉の野菜だけを少々食べてから本題へ。一応、野菜優先の事項に則った。
(現)天津炒飯(餃子の王将) 638円
かに玉の下にご飯を入れれば、それが天津飯。そしてそのご飯を炒飯に変えられれば、なんて大正義なものになるだろうかと誰もが思うはず。実現されれば、それが間違いないことを証明できてしまうのだ。餃子の王将では炒飯を作る際、炊き上げたご飯の段階で味付けがなされるとも言われる。
パラっとしたタイプの炒飯も、かに玉のあんかけでしっとりさせて2度おいしい。洋食のオムライスも比較対象ながら、そちらは中のご飯がケチャップライスなりピラフなり。味付きなことが前提となっていた。それをチャーハンにするだけなので、大正義なのは宿命だっただろう。
実は昨年4月のこと。用途を失った業務用冷凍チャーハンが、同じく業務用の冷凍オムレツと共に実家へ流れ着いた際。組み合わさったものの、オムライスとするにはケチャップが合わない。やはり中華あんが必要だったと、改めて思った次第。(一部推測を含む。)
(現)回鍋肉ジャストサイズ(餃子の王将) 315円
濃い目の味噌味が特徴の肉野菜炒め、それがホイコーロー。メニューにあればこれも食べたくなってしまうので、品目を増やすべく少量サイズで注文。このような選択が可能とは、ニーズをよく理解している。余った味噌だれは天津炒飯に加え、変化をつけて仕上げてもまたよろし。
(現)鶏の唐揚ジャストサイズ(餃子の王将) 330円
1個当たり野菜込みで110円というのを、唐揚げとしてどう見るか。特に近年では個体の巨大化傾向が進み、数が少ないからと増やしてみればボリューム過剰で沈む事例を多発させる。餃子の王将がどうかと思えば、大きくしつつも極端過ぎなかったかと…。
そもそも鶏肉からして、ジューシーさとは対極にあるむね肉を使用。特製のタレに漬け込み、むね肉であっても柔らかくジューシーに仕上がっている。このため、あまりしつこくなく頂けるのだろう。どうも中華料理では、唐揚げにむね肉を使用する傾向が強いようだ。
ひとまず昼食をご馳走様。さあ県道36号から同56号に出て、岡崎市へ抜けようか。
愛知県道36号 白土南(名古屋市緑区)→白土(東郷町)
名古屋市から外に出た直後。この愛知県道36号が、県道56号(および同236号)と交差する箇所こそずる賢い。愛知県の主要地方道のうち、20~30号台は平成以降に追加された路線。古くから主要地方道だった56号が、いわば"格上"の路線だ。
愛知県道56号 白土西(東郷町)→※若林西町(豊田市)
さらに県道36号はわずかな重複を経ただけで、そのまま斜め左へ分岐する。そちらはまたの機会に取っておこう。県道56号も県道56号で、しばらくはすでに走行している区間。特に取り上げることはないだろう。
バイパスへ渡るには、県道54号との交差を右折することとなる。現道はそのまま直進しよう。
県道234号との交差は右折する。すると重量制限が緩和されており、中央分離帯こそないものの片側2車線。トヨタ高岡工場を横目にし、みよし市から豊田市へ。やがて中央分離帯も出現し、バイパスとは完全にすみ分けて共存させる方針らしい。
国道155号は豊田南バイパスとして平面交差。今回は旧道となる国道419号へ渡るため、愛知県道239号を介する形で間接的に交差する。
国道419号 若林西町小山(豊田市)→生駒町横山(豊田市)
さらにこの"旧道"、豊田南バイパスとなった国道155号を跨いでいる。立体状となったのはバイパスが掘り下げられて開通したためで、旧道は旧道でアップダウンなく架橋。実は県道239号もこの間だけ重複していたり。
対面通行の国道419号は猛暑下、次第に流れを悪くしている。平日で工事が絡み、県道56号バイパスと伊勢湾岸自動車道が優先となれば…?
愛知県道56号バイパス 生駒町横山(豊田市)→吉原町西藤池(豊田市)
今回の目的は県道56号バイパスで、安城市を経て岡崎市へ抜けられるため通行しようという話。伊勢湾岸自動車道の豊田南インターは方向ごとに出入口が異なる位置にあり、その間だけは片側3車線。過ぎてしまえば片側1車線になり、車道を両端に設けた形式だ。
(つづく)