2019年5月2日(木)午後3時30分 岐阜県美濃加茂市・ぎふ清流里山公園

 かつての『日本昭和村』は入園料を必要としており、ゲートがほぼそのまま残っている。当時に一度訪れており、写真にも残している。今回は公開してなかったであろう写真を、少々加工して紹介したい。


 2011年5月4日当時は最繁忙期体制だったため、カレー系メニューに限定されて営業していた『やまびこ食堂』。現在は農家レストラン『やまびこ』となり、岐阜県産食材を使用したメニューを取り揃えている。


 他には里山農園や、里山ふれあい牧場といったものも。遠目に見える山々と合わせれば、まさしく…。
めぐ「…なんだったか。」
もも「だーかーら。そういうのはまとめてからにしなさいって、あれほど言ってるのに。」



 園内(村内)を回る『里山バス』だが、モノは電動式のトラム。それでも"バス乗り場"を"バス乗り場"らしく、昭和時代の佇まいが似合っている。


 昭和の木造校舎を移築した『双六学校』。この時代に建てられた木造校舎は外壁も板張りで、大きな窓と合わせて目を引く外観だ。平成以後の目線では珍しくも、昭和初期~中期までは当たり前の光景だった。


 岐阜県大野郡宮村(現:高山市)の宮小学校にあった旧校舎を移築し、昭和の暮らしを"パビリオン"として再現している『やまびこ学校』。調べれば1898年に増築。1977年から宮村民俗資料館として用いた後、移築され現在に至るという。


 狭い和室に、大きくないちゃぶ台。一家が食卓を囲う光景は、まさしく昭和の家庭というもの。生活が豊かになった現在では部屋も洋室で広くなり、食卓も椅子に座ってテーブルも大きい。


 学校であるからして、教室も忘れてはならない。机と椅子が全て木製なのも、昔ならではのモノだろう。休日には各種体験教室も行われるという。


 もちろん黒板や教卓も欠かせない。
めぐ「それこそ今に授業始めちゃったり。」
もも「じゃあ、前出てきなさい。」


 レトロモダンな外観を持つ建物は旧朝日村役場の庁舎。朝日村も大野郡に属しており、2005年に高山市へ合併されている。
めぐ「…と、かいつまんでこんなぐらい?」
ひろ「まあ、後から調べたとか。」
もも「よくわかってんじゃないの、いつもやろうってパターンよ。」

 

 

(新時代『令和』オープニングシリーズ、ライブドアブログにて順次公開!)