国道23号を名古屋高速風にしてみると?
画像はWPSプレゼンテーションを用いて作成。高速道路風として実際に『ヒラギノ』などは使われていないものの、せっかくだからとフォントに『小塚ゴシック』系を用いてみる。何番煎じかは聞かない方向で。
岡崎バイパスへ進んだところ、国道23号は岡崎市を通っていない。近年の傾向として特に通行無料の高速道路で、インター付近にある道の駅をパーキングとして扱う例が目立っている。この架空標識では本線直結型を高速道路と同様に緑色、下車を必要とするものは青色とした。この区間、2021年4月時点で片側2車線へ拡幅済。
浜松方向は本線から直結する道の駅『にしお岡ノ山』。そのまま高速道路用の標識をアレンジし、本線直結であることから緑色としてみた。するとどうも下部分、入口を示す部分のバランスが取れない。名古屋方向も側道を介して行き来可能なものの、やや入り組んでいるようだ。レストランの表記がありつつ、レストランの営業時間が短いのは…。
対になるよう、道の駅『筆柿の里・幸田』が名古屋方向の本線から直結。浜松方向は一旦旧道へ退出してから、少々進んだところに入口を設けている。このあたりまで来ると拡幅されないようで、しばらくは対面通行が前提となりそう。最高速度表記は60km/hのままで妥当だ。
蒲郡バイパスでは早くも『静岡』の距離表記が登場。都市高速道路用の距離表記は入口に設けるものが多く、(阪神高速除いて)本線上に設けることを前提としていないと思われる。当然ながらサイズも異なり、なかなか置き換えづらいというか。近いほうを上に表記するなど、順序も入れ替わるのだ。
2021年4月時点では蒲郡バイパスが全線開通に至っておらず、国道247号などを介して迂回を強いられる。東名高速へは比較的近くでアクセス可能なことから、並行する国道1号含めそちらが優勢になりそうか。(※追記:2024年度開通予定と公表。)
現状、豊川為当から豊橋バイパスとして再スタートとなる。無料区間らしく自動車専用道路を示す標識があれば十分なようで、名古屋高速の入口にあるような程に設備は不要かと。とりあえず入口名称と距離表記を示してみたが…、豊橋から浜松も結構遠い。
豊川橋からは混雑緩和を図るべく片側2車線へと拡幅。それでも全線で拡幅とはいかず、対面通行区間での混雑が目立ってきている。豊橋バイパスの拡幅工事が全て完成すればどうなるか。
そのまま豊橋東バイパスへ続く。道の駅『とよはし』は本線直結でないため、ここでは青色の標識を採用してみた。出口からの距離は省略しているが、隣接しているので迷うことはないだろう。なお、2021年4月時点で訪問したことはない。
豊橋市も抜けようとする頃。距離表記の案内は全て静岡県内にして、全て国道23号の行先にあらず。
豊橋東は行先が連想できず、名古屋高速と完全な同一仕様になった。国道23号バイパスはここを起終点としており、この先は国道1号の潮見バイパスとなり静岡県へ。さらには元来の自動車専用道路となっている。おまけにバイパスへ全面移行したため、125cc以上の二輪車が通行できない。
道の駅『潮見坂』は本線から直結しており、引き続き緑色の標識としてみた。実はバランスなど色々と誤った感があり、内緒にしてほしい。潮見バイパスも対面通行であり、流れがよろしくない印象。
かつて有料だった浜名バイパスは片側2車線にして最高速度80km/hという、まさに高速道路顔負けな高規格ぶりを発揮。最後となる篠原から退出し、国道257号で浜松駅へ向かうことができる。直進すれば程なくバイパスは起終点、蒲郡バイパス全線開通後はようやくの信号交差点となる。
以上をもって名古屋市から浜松市まで続く高規格一般道路、果ては"名古屋高速3号の最終進化系"を考える話を終えよう。標識類は現状のままでいいという意見はもっともだが、あくまで想像してみたということで。まあ、そもそも走れないなら机上でどうにでも。
(おわり)