2021年3月30日(火)午後3時25分 愛知県あま市・木田駅
名鉄の新世代通勤車両、3150系後期型と9100系の連結運転。両形式はほぼ同等の車体を持ち、装いが少々異なる程度の見た目。一方で走行機器類やヘッドライトは全く異なるものが採用された。
(1)JR貨物の新型電気機関車案
JR東海が2車体連結のEH200を2両分とみなしたくゴネていると言われ、中央西線ではいまだにEF64が主力。一方で伯備線は輸送力が小さく、加えて勾配対策も必要となる。この両者、共通設計で新型機関車を投入できるのではと。
既存のEF210では出力が大きく思え、山陽本線(いわゆる"瀬野八")を除く勾配路線での適正も不確定。線区が線区だけに寒冷地対応も必要だ。そうするといずれも新形式で、ED200かEF220になる。EF64らしいフォルムの新型電気機関車、案外見てみたいかも。
(2)JR貨物が九州にもEF510を投入することにした件
九州では現在もEF81やED76が主流で、老朽化が目立っている。そのため先日公表されたのが、九州へのEF510投入と試験という。この時点では新製なのか改造なのか記載がない。
新製となれば100番台か200番台となることだろう。0番台からの改造となれば100番台か200番台のうち、新製で用いられなかったほうを現番号に加算する方式。500番台からの改造ならば現番号に100を加え、600番台となる。
元寝台客車けん引機を改造し、九州ブルトレの幻を見るのか…?
(3)HB-E300系『ハイブリッドなのはな』
この話は前にしたような…?まあいい。千葉支社は165系を改造した初代『なのはな』、485系の走行機器類を流用し車体新造させた2代目『ニューなのはな』と保有してきた。2代目が引退した現在、千葉支社はお座敷(兼座席)車両を保有していない。
仮に3代目を登場させるならば、やはりハイブリッド車両で完全新製となるに違いない。利点としては2代目まで不可能だった、非電化区間へ入線可能なことだ。欠点はこれまでの同形式から見るに、屋根高さが足りなくなりそうなことか。
また2代目は構造を変化させることが可能であり、お座敷運用ならばグリーン車扱い。ボックスシートならば普通車扱いと切り替えられるのも特徴。このためグリーン車名義で、車両番号に"ロ"を付記していた。
HB-E300系は車両番号に"ロ"も、普通車を示す"ハ"も付記されない。そのためわざわざグリーン車と普通車で分ける必要がないし、車両番号も『海里』の続きでよさそう。(同様にリゾートしらかみ『くまげら』の2代目も続き番号となりそう。)
実のところ、千葉支社におけるボックスシートでの後継車両は209系『B.B.BASE』とされる。お座席車両としての後継は、むしろ485系『華』かもしれない。そうするとお座敷専用で間に合いそう。
(つづく?)