ナゴヤドーム改め『バンテリンドームナゴヤ』。その駐輪場から見れば、古めかしい書体で大きく『ユーストア』の名前。この萱場店は元々『ピアゴ ラ フーズコア』というブランドで、どことなく高級感を漂わせるようなそうでないような食料品特化型スーパーであった。

 気付けば『ピアゴ ラ フーズドラッグ』と名乗り、唯一となるドラッグストア併設店へ転換していた萱場店。その後は近隣にウエルシア薬局が開店したこともあり、ドラッグストアを併設する意味も薄れてきている。

 そして昨年11月、現体制となったユニーが新ブランドとして"11年ぶりに復活"させたという。ディスカウント志向の"食の殿堂"らしいが、何せナゴヤドーム隣接地という立地。イベント前に買い込んでから入場することは想像できる。

 さて『ユーストア』の話。妙興寺の"復活2号店"は『ピアゴパワー』に入居する形でオープンしており、これがまた癖の強い経緯をたどっている。

 初代アピタ一宮店(ユニー)として開業後、先代の『ユーストア』となって以降は妙興寺店(ユニー系列の別法人)。ユニーへの合併によるブランド統合で『ピアゴ』となり、現体制となったユニーが2020年に"個店主義"を掲げて『ピアゴプラス』へ。

 その『ピアゴプラス』が1年持たなかったという話。なんとなく"個店主義"が迷走している感もしなくないが、その方針自体がまだ定まっていないのかもしれないか。
(ユーストアの話 おわり)


 せっかくだからと『ピアゴ』を回ってみる。この大治店は食料品に特化しつつ、日用雑貨コーナーもあるという形。かつての『ユーストア』から建て替えられてはいないようだが、改装工事を経て衣料品の取り扱いが廃止されたらしい。


 甚目寺店は『ユーストア』らしい建物を改装しつつ、そのまま使い続けている。衣料品コーナーもそのまま有していることから、もしかすると勝幡店や十四山店みたく『MEGAドン・キホーテUNY』に…?そうすると、雑貨系が大きく増えるか。ついでに交通系電子マネーも使用可能となっている。


(S)大きなソーセージパン(ベルナール) 140円※軽減適用
 せっかくなので大治店に入居しているベーカリーで1つ購入し、ピアゴのレジで支払い。偽りなく長物のソーセージを包むパン生地は薄いようで、カタさ十分なことから歯ごたえも十分。見た目以上のボリュームだ。

(S)ミルククリーム(明治) 300円※軽減適用
 甚目寺店では気まぐれで、パンにつけて食べたいクリームを購入。そうそう、この常温でホイップ状態にあるクリーム系の。ミルク味が欲しくなったんだ。
(ピアゴの話 おわり)