2014年8月8日(金)午後9時 千葉市美浜区・QVCマリンフィールド
大嶺翔はピッチャーゴロ。鈴木も内野ゴロだが、メヒアが後逸し出塁。続く加藤は空振り三振。角中はまたフォアボールを選ぶ。(※ここから当時のYahoo!スポーツナビより、一部引用あり。)
めぐみ「チャンステーマまだ?」
しかしデスパイネは期待を裏切り、ピッチャーゴロで3アウトチェンジ。
あいか「やられたらやり返す…。」
8回表、センターを岡田に交代し守備固めも…。
ももか「まだ投げるんだ…。」
悪い予感がした者数名いる中で、バッター熊代に代わって脇谷。ライトへのヒットで出塁も、金子侑は送りバント失敗。しかし一塁走者として残った金子侑が盗塁成功。渡辺はセンターへのヒットで1アウト1、3塁。レフトスタンドからチャンステーマ4が流され始める。
あいか「さあ始まるよ…。」
栗山がピッチャーへのタイムリー内野安打で同点に追いつく。
さくら「どうもおかしいと思ったんだよこれ、中継ぎをこうもイニングまたぎなんて…。」
中村はキャッチャーファウルフライで2アウト。続くメヒアの打球は3塁ベースに当たり、レフトへの勝ち越しタイムリーヒット!
なぎさ「今日面白いな。」
さらに浅村が2点タイムリーツーベースを放ち、点差を広げる。イニングまたぎで失敗した益田から、投手を伊藤に交代。そしてこちらも…
ももか「あれ、どこ行くの?」
めぐみ「1つ下のテーブル。」
テーブル付きの座席は地味に交換されていた。秋山がタイムリーヒットで9点目、これで元に戻ってしまった。
なぎさ「まだやるか…!?」
めぐみ「…これやっぱり見にくいね。」
炭谷がレフトへヒットを打ち、打席は脇谷…。
ももか「…これ2回目だけど?」
外角の真っ直ぐを打つもショートライナーで3アウトチェンジ。この回打者10人で5点の猛攻だった。
あいか「そう、これが倍返し…。」
なぎさ「いや、それは違う。」
8回裏、投手をウィリアムスから岡本篤に交代。代走の斉藤がライトに入り、代打から2度打席に立った脇谷はファーストへ。
さくら「このまま終わらせるわけにいかないからね…。何せ11対10なんてのもあったんだし。」
ロッテの攻撃はあと2回。時刻はすでに9時半を回っている。
なぎさ「もう今日結構遅くなったな…。」
ももか「たぶん今朝の遅刻の分よ。あでぃっしょなる…、なんとかってやつ?」
さくら「せめてあと2本打とう。」
あいか「でも前だって、あの7点で終わったんでしょ?」
サブローが空振りの三振。福浦がセカンドゴロ。クルーズは一塁へのファウルフライで3アウトチェンジ。
あいか「ほら、ダメじゃん。」
時刻はすでに10時近くと遅くなったので、試合終了後のイベント内容が変更となる。どうもグラウンドに出られるらしいがよくわからない。9回表、西武の攻撃の前に守備交代。キャッチャーが川本、ファーストが井上。
ももか「またどっか行くの?」
めぐみ「下の方…。」
金子侑、渡辺と内野ゴロで2アウト。栗山がレフトへのヒットで出塁。代走に森本が送られる。
めぐみ「お久しぶりで何より…。」
ももか「でも埼玉の人、これぐらいにしないと帰れなくなるかもよ…。」
中村はフォアボールを選んで1、2塁。代走に森が送られる。
さくら「なんなら、こっちはここキャンプ地としていいぐらいだし。」
ももか「ここじゃダメでしょ、せめて駅ぐらいには…。」
斉藤は空振り三振でチェンジ。投手を岡本篤から高橋に交代。代走の森本がレフトに回り、ショートは永江に交代。4点差で9回裏、ロッテの攻撃へ…。
ももか「まだこれ結構残ってるのよね。井口とか今江とか…。」
井上はハーフスイングを取られて空振り三振。大嶺翔も見逃し三振で2アウト。
めぐみ「でもやっぱりここに代打はダメよね。」
鈴木はハーフスイングを取られて空振り三振、ゲームセット。
(千葉5―9埼玉)
あいか「いい試合だったよ。」
めぐみ「でも最後ちょっと…。」
ももか「まあ埼玉帰れないってよりはいいんじゃない?」
先制打、2ランと決勝打を合わせて4打点の活躍を見せたメヒア選手のインタビュー。
なぎさ「さすが、ビジターの客に対してもおもてなしを忘れない。」
ももか「それこそ違うわよ。」
実のところ、西武は10年越しの勝利だったりする。その時は対戦相手が旧オリックス(ブルーウェーブのホーム試合)、場所がナゴヤドームであった。正直な話ナゴヤドームでは以後開催されていないが、ファンサービスの在り方を考える上でも交流戦以外でパ・リーグの試合開催を考えてほしいものである。そして4年後…。
千葉軍のリベンジは想定内半分、想定外半分といった形で果たされるのだ。
さて、せっかくなので低層部へ降りてみた。内野中央寄りはナゴヤドーム低層部と同じ形ながら、座面にクッションが付いた上質なものとなった。外野寄りも同じ形だが、クッションがないのは当然ながら肘掛もない。いずれもカップホルダーはある。
内野席の改良によって座席色が青系に統一されつつある中、フィールドウイングシートは緑色のまま残ってしまった。その名の通りフィールドに近く、目線がマウンドのほうに向けられるよう配置されている。
ももか「…あれ、ボックスは?」
めぐみ「…なんかもう面倒臭くなっちゃった。」
そしてこちらも"リベンジ"の機会は、思わぬ形で訪れるのだ。
外に出よう。油を売ったのは終了直後の混雑を避ける意味もあったのだ。グラウンドに出られるというイベントはどうなったのだろうか?
めぐみ「やっぱり何かほしくない?」
ももか「…別に買いたきゃ買えばいいじゃない。」
(現)かき氷 300円
写真はないがオレンジ味を選択。業務用のありきたりなシロップはさておき、そのかけ方はなかなか工夫がされている。氷を少し削ってシロップをかけ、そこから山盛りに氷を削ってシロップをかける。そのためふんわり感がよく、いきなり先端が崩れてしまった。
さあ食べながら並んで、バスを待とうか…。バスは現金のみの利用で、運賃の100円を乗車前に係の方へ渡す。
26.QVCマリンフィールド発 臨時直通バス・海浜幕張駅行き ちばグリーンバスCG-162?
往路と同じタイプの車両で、やはり京成グループのバス。並ぶ時間も短く乗れてしまったが、距離も短いので立ち席でいいだろう。
ももか「食べ終わってからでもよかったでしょうに…。」
めぐみ「もう乗っちゃったし…。」
車で詰まり、敷地からなかなか出られない。
なぎさ「考えてるのは皆同じってか…。」
出られればあとは早かった。幕張新都心の夜景の下、海浜幕張駅に到着。もうすぐ夜11時、旅行開始から34時間が経過する…。
(茨城千葉埼玉シリーズ2014 おわり)
もも「とりあえず、またよくわかんないとこで終わったわね…。この次も色々とやらかしたのあるけど、本当。1本のを何本かに区切るもんだから、結局わかんなくなっちゃった。」