2014年8月8日(金)午前10時18分 茨城県常陸太田市・常陸太田駅を出発

17.常陸太田10:18発→上菅谷10:34着 普通928D/上菅谷行き キハE131-3
 同じ編成。座席は埋まり、発車時点で立ち客も出る。上菅谷まで1本線であり、景色が変わるわけでもないので軽く流しておこう。
もも「それでさ?」
めぐ「なに?」
もも「今回からカメラ3種類ってことなのよね?」
めぐ「そうなるのかな…?」

 カメラの使い分けとして、旧ガラケーは小さな画像(240×320)。スマートな携帯端末は画質とファイルサイズのバランスがいいことから、通常の画像(640×480)や横長画像(1920×1080)。デジカメはYahoo!ブログの画像ファイルの限界を考えた、対応可能な大きさの画像(2048×1536)とした。※2014年当時の所有内容による。



 到着。同じホームにはならず、先ほど出たホームへ乗り換える。その乗り換え客は多い。

 水戸行きは5分遅れている。
ももか「4分しかなかったんだっけ?」
さくら「出るのが1分だから…。」
なぎさ「これ相当まずいことになったな…。」

 手持ちのICに余裕がなかったので、この時間を利用し500円追加。ホームはすでに乗り換え客でいっぱい。こうなってしまっては座るのを早々に諦めて最前部から飛び出す以外選択肢はない。
ももか「さっきのなんだったのよ?」
めぐみ「景色撮れなくなっちゃった…。」


 先に常陸大宮行きが入る。ホームを分けたのは、2番線からしか常陸大宮方向に向かうことができないようになっているためだろう。


18.上菅谷(10:40)10:45発→水戸(10:57)11:01着 普通832D/水戸行き キハE130-1
 今度は単行タイプが連なっている。これが何を指すかというと、トイレと乗務員スペースによって立ちスペースがそれだけ少ないということ。そうでなくとも、座れないどころかラッシュと同等の混みようだ。幸か不幸かボックスが"2列1列"なため、通路の立ちスペースが広く詰め込むには有利である。そしてこの列車、ワンマンではない。


 最先頭部を確保できたので、前の景色は味わうことができる。
ももか「これ…、次いつだっけ?」
さくら「…水戸からの常磐線?」
なぎさ「30分ぐらいはたぶんないんじゃないか?」

 旅行班として昼食場所もすでに決めてあるのだが…。
めぐみ「我孫子の唐揚げそばにしようかなって…。」
ももか「昨日もそばだったでしょ。」
さくら「別にうどんがよけりゃうどんでもいいけど?」
めぐみ「言うけど、メインは唐揚げ…」
ももか「はいはい。」

 乗り継ぎに失敗すると30分押すことになるが、昼食後のルートも結構緻密なもの。押してしまうと、入浴とその休憩の時間を削ることになってしまう。そのため、計画自体に影響を及ぼしかねない。
ももか「そのルートってのは…。」
めぐみ「せっかくならE233かメトロの16000乗りたいじゃん?」
ももか「…別にそれは1回追いついてからじゃダメなのかな?」
めぐみ「それがうまくいかないもんなの。まだ金町亀有綾瀬も停まってないし…」

 そして北千住からつくばエクスプレスで浅草に行き、駅からほど近い『蛇骨湯』へ。汗を流して体を清めてから…
めぐみ「ちょっと歩いて浅草線で新橋まで乗って、そこから…」
ももか「ちょっと歩く?」
めぐみ「それちょっと、同じ名前だけど離れてて…。」
ももか「…別にそれぐらいいいけど?」

 夕方5時より前に幕張本郷までたどり着いておきたい。そこから7年前と同じく、バスでQVCマリンへ向かう。
ももか「始まる前ぐらいじゃダメなのかな?」
さくら「スタメン発表大事。」
ももか「…それで間に合わなくても、私に文句言うのなし!決まり!」
さくら「…文句言うのこっちじゃないし。」

 到着。これで往路とは40分の1の接続時間となった。これまたルートは往路で調査済みなので、心配無用。
ももか「早く!」


19.水戸(11:01)11:04発→我孫子12:23着 普通(取手から快速)1376M/上野行き モハE530-14
 幸い接続を待ってくれており、なんとか乗れた。
さくら「ま、ここは何度か通ってるし。」
なぎさ「じゃあ…、寝るか?」
ももか「寝ときゃいいんじゃない?どうせあんまり寝てないんだろうし…。」
めぐみ「じゃあ…。」
ももか「アンタ寝坊したでしょ。」
めぐみ「だってメモとか…。」
ももか「そんなの別にさ…。」
めぐみ「一応USB持ってきてるし、ちょっとでも早くまとめときたいじゃん。」
ももか「そうならそうで…。」

 外は雨模様で、しかも結構強そう。奥のほうにも怪しげな雲が広がっている…。
さくら「…晴れてくれればいいけど。」

 この列車は土浦での連結もなく、10両のままさっさと発車。乗客もさほど増えないまま、佐貫で通過待ちのためしばらく停車。そういえば往路で特急に乗ったために、逆のパターンになっている。対になったと言えばそれまでだが…。


 取手から快速となるが天王台に停車し、我孫子までは各駅に停車となっている。雨はどうやら止んでいる様子…。
めぐみ「…歪んじゃった。」


 我孫子に到着。遅れは回復し、水戸からの乗車時間は79分となった。昼食とし、ここからの"過密行程"に備えよう。


 我孫子といえばあの名物を忘れてはいけない。
ももか「唐揚げそばってさっき言ってたじゃないのよ。」
めぐみ「昨日も冷たいそばだったし…。」
さくら「別にうどんがよけりゃうどんでもいいけど?」
なぎさ「あのな…。」

 では…。



(現)冷やしかけそば+唐揚げ2個(弥生軒) 合計510円
ももか「結局、冷たいそば頼んじゃって…。」
めぐみ「食べ比べもいいかなって。」

 そばはもっちりした麺。唐揚げはさすがの大きさを誇る。味も食べごたえも抜群。
なぎさ「お前もワイルドに食うようになったよな…。」
ももか「う、うるさいわね…。」


 それなのに、まるで名物を無視するかのように特別快速は通過する。
めぐみ「1個別にしてもよかったかも…。」
ももか「遅い遅い。」

 ここからは緩行線で向かおう。唐木田行きは小田急線内を多摩急行として運行される。現時点でJRに直通する多摩急行は必ず地下鉄の車両が用いられる。JRのE233系は小田急乗り入れに対応すべく鋭意工事中、同じく小田急4000型もJR乗り入れに向け鋭意工事中である。
ももか「やっぱり新しいのとか?」

(つづく)