与党(以下、2021年初頭現在)がなんやかんやで、数々のやらかしを繰り返す昨今(中略)。色々考えたら、すでに『自由民主党』はその役割を終えているのかもしれない。しかし政治家が"個"で政治活動を行うことができず、集合体として存続させているのではと。(個人的見解)

 2021年初頭現在、日本の政党は以下に分けられる。(Wikipediaより引用。希望の党は政党要件を満たしていない。)

国会に議席を有する政党  
与党:自由民主党,公明党
野党:立憲民主党,日本維新の会,日本共産党,国民民主党,社会民主党,NHKから自国民を守る党,れいわ新選組,(希望の党)


党籍を有する国会議員がいる政治団体  
全国政党:みんなの党,表現の自由を守る会
地域政党:新党大地,あたらしい党,沖縄社会大衆党,政党そうぞう


複数の地方議会に議席を有する政治団体    
全国政党:新社会党,緑の党グリーンズジャパン,幸福実現党,つばさの党,日本労働党,日本国民党,全国市民政治ネットワーク
地域政党:都民ファーストの会,自由を守る会,減税日本


 では自由民主党(自民党)が、強制的にでも廃止となれば?

 これまでの派閥をやめられず、新党を結成するかもしれない。仮に12派閥あるとすれば、一時的に12党(+公明党)による連立政権が発足するかもしれない。それでは結局、元に戻るだけか…。

 当然ながら、晴れて"自由の身"となる者もいる。無所属で活動を継続するか、野党のいずれかに加入するか。分党含めて顔ぶれが大きく変われば、なかなかおもしろくなりそうだ。そしてこれを機に、政界から引退する者もいるだろう。

 公明党も無関係ではない。本来支持母体とすべき創価学会と、最近では思想等が大きく乖離しているという。そうなればこちらも分党させるしかない。

 前提として、創価学会かそうでないかで分かれる。創価学会の側から公明党を離れるならば、創価新党(仮称)を結成するだろうし。創価学会の側がそうでない者を排除したなら、連立解消させたほうが思想上好都合らしいし。

 創価学会でない者は、そのまま自由民主党と運命を共にするだろう。派閥ごとに分党していた新党へ各人それぞれが合流するか、既存の野党をも巻き込む形か。公明党として残っていた場合、旧自民から一定数が合流するかもしれない。

 野党でも、立憲民主党,日本維新の会,国民民主党は再編に巻きこまれるはず。自由民主党亡き後、旧派閥をどれだけ組み入れられるかで勢力も変わってくる。3大政党になるか、それとも…?

 社会民主党はそのまま姿を消す運命か。日本共産党はこれらの流れにまず動じない。NHKから自国民を守る党,れいわ新選組も、それぞれ独自で活動したほうが好都合と思われる。その他政治団体まで話を広げると、話がややこしくなるだけ。
(おわり)