2018年7月21日(土)午前10時43分 静岡県周智郡森町・遠州森町パーキング上り線
出発からおよそ92分、遠州森町で1回目のピットストップ。名古屋駅で遅れていた時間を、すっかり取り戻したようだ。
さく「寝ればいいじゃん。」
めぐ「まあ…、このへんはね。ここからまだ見たいものあるし。」
建物の入口に向かって、ドライミストが噴射されている。連日の猛暑は、気化熱で体感だけでも幾分和らぐだろう。
めぐ「家で霧吹きばっかり使ってて…。」
もも「はいはい、今あるアレでしょ。」
建物を挟んで分離された、小型車両36台分のスペース。元から大きくないのだが、そこそこ埋まっている様子。
さく「何せ夏休み初日だもん。」
なぎ「休みは…、すぐ終わるからな。」
一応、2輪車スペースも押さえておこう。施設構成上、ここで軽食類を調達するのは難しい。
もも「買うのはいいけど、このバイクスペース使う気あるわけ?」
めぐ「…今のところ125cc目標だから、ないけど。」
大型車両スペースも欠かせない。土曜日の午前、80台分の空間は広々ともて余している。最盛期は大型トラックが少なくなるため、小型車両向けに開放されることだろう。
さく「で、夜はトラックばっかりと。」
高速道路外から施設を利用できる『ぷらっとパーク』。新東名高速では開通当初からこれらの設置を前提にしており、34台分という十分なスペースが確保されている。
なぎ「…戻るか。」
もも「…じゃあ、おやすみ。」
1-2.遠州森町PA(10:56)11:02発→足柄SA休憩 直行新東名スーパーライナー8号/東京駅行き H654-10405
当ブログにおける休憩箇所での発着時分は、JRバス関東のデジタル時刻表を参照している。そのため表記上、6分遅れて発車したこととなった新東名スーパーライナー8号。
(前)充実野菜・緑黄色野菜ミックス(伊藤園) 税抜49円
東京方向のパーキングはやや高台にあるため、反対側のパーキングエリアを眺められる遠州森町。ETC専用出口は、パーキングを出てから分岐する形。ここで、1本目の野菜ジュースを投入。
ほどなくして、森掛川を通過するエアロエース。ここからは実験的に、最高速度が110km/hと表記されている。大型貨物車両,三輪自動車,牽引車両は最高速度が80km/hのままなので、可変式標識が2つ並べられている。
掛川パーキングを過ぎるとトンネルへ。
めぐ「…毎回だけど、合わないのよ。」
なぎ「…肉眼でいいだろ。」
藤枝岡部から東京まで130分と、オレンジ色で表記されている。東名川崎から首都高速にかけて、混雑しているようだ。
めぐ「今日あんまり遅れちゃダメなアレで…。」
なぎ「欲しいんだろ、ヘルメット系。」
ネオパーサ静岡を通過するJRバス関東。
めぐ「今度は早かった…。」
なぎ「あきらめろ。」
新静岡まで1km、最高速度が本来の100km/hに戻る。インターを過ぎると、東京まで120分。
めぐ「最後で成功できたよ。」
なぎ「…よかったな。」
新清水ジャンクションで東名高速への連絡路が分岐する。これは実質、鋭意工事中の中部横断自動車道として機能することだろう。東京までの表記は110分、緑色になった。
ネオパーサ清水は岡崎や浜名湖と同様、上下線で施設を共用する。周囲はなだらかな畑が広がっている風景。続く新清水インターから100分の"東京"は、東名高速(及び首都高速3号渋谷線)の起終点にあたる用賀だろう。
新富士が近づき、周囲はまた開けた雰囲気となる。ただ肝心の富士山は、雲隠れしてしまって見られない。東名川崎から大橋ジャンクションまで渋滞9km20分らしく、東名東京は100分と変わらない。
次第に怪しい雲が目立つようになり、雨が降りそうな新東名高速。案内ではその先、御殿場辺りで故障車がいるようだ。
相変わらず充実した施設の割に、駐車場が手狭で混雑するネオパーサ駿河湾沼津。昨年にETC専用インターが完成し、考えようによっては外から利用するのも一手か。写真としては、ようやく形にすることができたところ…?
なぎ「いや、ダメだろ。」
めぐ「でも入る手段ないよ?」
御殿場が近づき、なだらかな高原風景が広がっている。現在開通している新東名高速は、そろそろ終わりを迎える。
さく「…あれ、もうそんなとこだっけ?」
もも「…さっき110がどうとか言ってたのに。」
そのまま御殿場ジャンクションへ。同一方向のみ接続する形になり、ランプウェイとして東名高速の上を跨ぐ。長く続いていた登坂車線が、ここからはそのまま走行車線となっている。
合流とほぼ同じくして、正式な片側3車線となった東名高速。工事中の新東名高速は、開通するとどのような姿を見せてくれるだろうか?
めぐ「…もうそろそろだけど。」
なぎ「あ…、早いな。」
(つづく)