2017年1月7日(土)午後6時57分 静岡県周智郡森町・遠州森町パーキングエリアに到着

 第1スティント終了。ここで20分のインターバルを挟む形となるが、次のエイド(足柄サービスエリア)は充実した設備を持ちつつ時間を10分とされた。
さく「…ごめん、ちょっと何言ってるか。」
もも「要はここでトイレとバカ話と買い物しとけってことじゃない?」
なぎ「ここあんまりなかったんだよな…。」


 幸いなのは、建物正面にバスが駐車すること。残念なのは、落ち着きある宿場らしい建物に店が充実していない(屋内の売店とセルフ食堂が1軒ずつ)こと。トイレは内装に静岡県産木材を使用した、最新設備誇るもの。
もも「…あんまり下げてると怒られるわよ。」
めぐ「だって外もないし、何か食べたくても間に合わないし。」


 トイレの傍らにある『ハイウェイ情報ターミナル』なる大型端末。その先の状況は、秦野中井から横浜町田が渋滞15kmで40分となっている。足柄で10分しか取らないのはこのためだろうか?
さく「これ操作性よくないね。」
なぎ「…なんかおかしい気がする。」


 新東名高速の休憩所にある駐車場は、いずれも大型車両向けに80台以上確保されており広い。休日の昼間は小型車両にも開放すればちょうどよくなるのだろう。これにて、往路の遠州森町はおしまい。


1-2.遠州森町PA19:17発→足柄SA休憩 直行新東名スーパーライナー20号/東京駅行き H654-10401
 第2スティントからは過去に一応実績があるということで、軽く流すこととしようか…。
なぎ「…何持ってんだそれ?」
めぐ「…これ?」



(現)安倍川もち 215円
 本来はつき立ての餅に黄粉をまぶし、その上から白砂糖をかけたもの。現在では購入品のように、黄粉をまぶしたものとこしあんを絡めたものの2種類を1皿に盛るのが一般的だとされる。購入品は3個ずつ入っており、さらに黄粉が別添えで付属。甘すぎることなく、上品な味わい。

 


 藤枝岡部を過ぎると東京までの距離が出現し、オレンジ色で140分とある。その先のネオパーサ静岡など、新東名高速の給油所はセルフ式を基本としつつ大型車フルサービスという形式を取っている。交通量の多い高速道路らしくなのか、合計10台分のスペースを持つ。
めぐ「うちの近所だと6つとかが多くて、8つあると大きいのかなって…。」
なぎ「6つか8つな…。」
めぐ「小さいのだと4つとか。」

 

 新清水の連絡路を過ぎ、ここからは写真が一切なかった区間。もっと進んで新富士まで来ると、晴れた日中は左側に富士山を大きく望むことができるはず。右側も視界が開け、日中は眺めがいいのだろう。
なぎ「…トイレいいか?」
めぐ「…行きたいならいいけど。」


 では改めて。『楽座シート』と呼ばれる4列ワイドシートが並び、昨年乗った車両と比べてモケットがややモコモコ系。フットレストや背面テーブルはなく、1席ごとにUSB差込口が設けられている。窓側の配線が後付け感あるもので、実は居心地を若干ながら悪くしていた。降車ボタンは座席背面に設けられる。
なぎ「…逆の連れはないのか。」
めぐ「どうかな…?」


 沼津市への眺めはどうだろう。こちらも特に晴れた日中であれば、市街地と共に駿河湾を眺められるはず。
めぐ「…これじゃわかんないよね?」


 ネオパーサ駿河湾沼津は眺めがよいことで知られ、充実設備と駐車台数の少なさが相反することでも知られる。一般客からの人気も高いため、特に休日の日中は混雑が絶えない。
なぎ「これもいかんな…、いつから使ったかわからんけど。」
めぐ「…最初見ると、伊東出るはずなんだよね。」


 豊田ジャンクションから分かれていた東名高速と、御殿場で合流する。途中の休憩があるので、最終的な所要時間差は結局わからない。この合流点は順方向のみ(最高速度80km/h)で、全線開通後も逆方向には進めないようになる予定。

 合流後の東名高速は路面が古く、ガタつきが否めない。さあ、足柄までもう少し。
めぐ「…正直明け方の明かりもよかったり。」


 遠州森町からおよそ80分、足柄で第2スティントを終え10分の休憩となる。バスの窓は逆T字型をしており、下段が固定式となっている。やはり座席グレード…。
さく「…ごめん、ちょっと何言ってるか。」
もも「アレ…、まあアンタらの好みとかどうでもいいし。」
めぐ「ここ時間ないからね。」


 エクスパーサ足柄はさすがの規模を誇り、広大な駐車場もあって不足はない。バススペースは大型車用の一角を専用扱いにしている扱い。さあ、短い時間で何か見つけられるか…?

(つづく)