(1)JR東海315系の第2次イメージ画像が公開された件
2021年元日。JR東海が発表したイメージ画像を、メディアで最初に報じたのは朝日新聞である。第1次イメージと比べてやはり"完成された感"が出ており、どことなく平成初期までの東急電鉄に通じる雰囲気(個人的にあまり好きでない)。
側面のラインが窓下+窓上から、窓回りへ"移動"して従来から一新。ドア上のオレンジ色を配し、なかなか悪くない。窓配置はドア間3枚に分かれており、中間が大きめな上に"内折れ開閉式"。日本車両のブロック工法はこれまで"ストレートタイプ"のみだったところ、拡幅タイプでどうするか。
何より気になるのは編成中の電動車配分、そして連結器である。見たところ、正面に自動連結器が見られない。そうなれば(特に8両編成で)313系との連結がどうなるか…。
そして北陸新幹線開業の際、敦賀行きをどう設定するか。2024年まで延期した間、ぜひ"豊橋発着新快速"という選択含め検討を…。
(2)JR東海313系1200番台という個人的提案
考えた。ドア付近に固まるのは悪いことだろうか?ドア付近に固まるならば、いっそドア付近のスペースを広げるのが正しいのではないだろうか?特に車端部へ"スペース"を設けるならば、実質的な拡大になると。ということで、クロスシート車両は車端部のみをロングシート化すべし。
もともと当該リニューアル案は"1010番台"と称しており、4両編成の改番対象を0番台のみとしていた。ただ私案修正を重ねるうち、1両に1か所ずつ"スペース"を設置となればどうだろうと。そうすると1000番台や1100番台をすべて含めて、1200番台とした次第。(詳細は別項にて)
(3)名鉄の深夜減便問題
もともと名古屋地区では最終が早く、首都圏などとは性質が異なっている。旧来から大晦日の終夜運行も、名古屋市営地下鉄と近鉄以外は実施していなかった。(以下、ミュースカイの一部運休は含まない。)
ところが中日新聞などによれば、名鉄で最終の繰り上げを行うらしい。名鉄でそれが可能なのはごく限られたものと認めており、思いつくのは名古屋本線最終の全車一般特急(名鉄岐阜行き)ぐらい。それを快速急行へ格下げし、須ヶ口で運転を打ち切りにするかと。
(4)JR東海が投入するHC85系の本数
HC85系の投入数が64両と公表され、このまま4両編成を基本とするならば16本。キハ85は編成不同で80両在籍するというため、やや不足する計算。減便で"ごまかす"には不安しかない。
従来型気動車たるキハ85は1両単位で運用できるため、DC85系(リニューアル後の形式名称私案)なりして16両残したほうがいいかと。これらは主に波動輸送用としたい。
(5)ムーンライトながら、正式に廃止
惜しまれつつ…、といいながら。2009年3月改正以前の定期列車時代に、名古屋から大垣まで乗った程度しかない。当時は豊橋から三河塩津,尾頭橋のみ通過、後は大垣まで各駅に停車。特に名古屋から大垣は全車自由席となっていた。
まあ臨時以降、全席指定となってからは着実に縁遠くなっていたもの。自ずと"そうなる運命"だったのだろう…。
問題は今後、競合相手となったバス。運行本数に対して、運転士が確保できない可能性が出てくること。夜間移動そのものを廃止しないならば、夜行列車復権…?それならそれで、おそらく旅行会社主導。団体臨時扱いで、旅行商品扱いになりそうか。
(おわり)